NHK『舞いあがれ』第1回

永作博美さんのことを大好きな当方が、NHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ』の第1回の放送を見ましたよ。

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第1週『お母ちゃんとわたし』

1994年4月、東大阪市。
小学生の岩倉舞(浅田芭路)は始業式の後、7日連続で学校を休んでいた。去年の秋頃から頻繁に原因不明の熱が出るようになり、今週もずっと体調が悪かったのだ。
今日はずいぶんと調子は良かったので、母・めぐみ(永作博美)から登校するよう促された。けれども、舞はあまり乗り気になれなかった。新年度にクラス替えがあり、すでにクラスメイトたちは友人グループを作ってしまったと思われた。今ごろ学校に行ってもクラスに馴染めないのではないかと不安なのだ。
それでも、舞は学校へ行くことにした。母をあまり心配させたくなかったし、学校で飼育しているウサギにも会いたかったからだ。

学校に来たものの、やはり舞はあまりクラスに馴染めなかった。発熱のおそれがあるので運動が禁じられており、体育の授業は見学のみだった。休み時間にクラスメイトたちが校庭で楽しそうに遊んでいても、舞はそれに参加することができなかった。ひとりでウサギを眺めるだけだった。本当はウサギに触りたかったのだが、それをしていいのは飼育係のみだと決められていた。

各児童はクラスでなんらかの係を担わなければならない。どの係を希望するか聞かれたが、舞はもじもじするだけで何も答えられたなかった。
舞の幼馴染で、家の隣のお好み焼き屋の息子である梅津貴司(齋藤絢永)はそんな舞を見かねて、飼育係に推薦してくれた。そうして舞は飼育係に決まった。

放課後、同じ飼育係の望月久留美(大野さき)と共にウサギの世話に行った。しかし、ウサギは飼育小屋の地面に穴を掘って逃げ出してしまっていた。望月久留美はすぐに走って探しに行ってしまった。
舞は迷った。自分も急いで探しにいかなければならない。けれども、熱の出る恐れがあるので走ってはならない。
しかし、ことは急を要する。舞は構わずに駆け出した。

はたして、逃げ出したウサギは偶然通りがかった幼馴染の梅津貴司が捕まえた。無事にウサギが戻り、飼育作業を終えた舞は貴司と一緒に下校した。
貴司は舞を飼育係に勝手に推薦したことを謝った。一方の舞は、飼育係を希望していたけれど言えなかったので助かったと感謝を述べた。

舞が帰宅すると、1枚の絵葉書が届いていた。そこには美しい海と島々の風景が写っていた。舞はその写真に魅了された。母に尋ねると、彼女の故郷である五島列島の風景だという。舞は母にねだって、その絵葉書をもらった。

その時、舞はまたしても発熱した。

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初回なので、舞台設定やら登場人物やらの紹介だったわけですが、どうももっさりしてる感じがしました。母・めぐみ役の永作博美さんはポニーテールでプチ八重歯で可愛らしかったのですが。

主人公・岩倉舞(浅田芭路)の家は、東大阪市の町工場でネジを製造しています。父・浩太(高橋克典)が社長ですが、いつも機嫌が良さそうで家族にも職人にも優しそうな感じです。舞には兄・悠人(海老塚幸穏)がおり、彼も小学生ですが、どこか斜に構えていて小憎らしい感じでした。

なお、言わずと知れてると思いますが、主人公・舞は成長すると福原遥になります。
冒頭、小学生の舞が見る夢の中で、旅客機のパイロットになった大人の舞として福原遥が出てきました。

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