病気などをしたわけではないと思うけど、ここ半年くらい60-61kgくらいの体重になった当方が、NHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ』の16回めの放送を見ましたよ。
18歳になった舞(福原遥)は航空工学を学ぶため、浪速大学に進学した。
そこで「なにわバードマン」という人力飛行機サークルの存在を知り、見学させてもらった。部室の中央には発泡スチロールで作られた主翼の骨組みがあり、舞はその造形の美しさに見とれた。
主翼に近づいて見ていると、由良冬子(吉谷彩子)から手を触れるなと怒鳴られた。その声にびっくりして振り返った瞬間、舞は鞄を引っ掛けてしまい、骨組みの一部を壊してしまった。舞は謝りつつ、ほうほうの体で逃げ去った。
大失敗してしまったものの、舞はそこで見た翼のことが頭を離れなくなった。繊細なのに力強く、大きいのに軽くできていて、それは本当に見事だったからだ。
意を決した舞は、再び なにわバードマン の部室を訪ねた。自分が壊した翼の修理を手伝うとともに入部させてほしいと願い出た。
先日、舞のことを怒鳴りつけた冬子は、舞を追い返そうとした。翼は春休みいっぱいかけて作ったものであり素人にそう簡単にできるものではないというのだ。
舞が彼らの主翼がいかに美しいかを語るのを聞いた部員の鶴田(足立英)が助け舟を出した。主翼の美しさがわかるなら、一緒に作る資格があると言うのだ。
こうして、舞は なにわバードマン に入部することになった。
年に一度、琵琶湖で飛距離を競い合う人力飛行機の大会が開かれる。なにわバードマンはその大会を目指し、1年かけて準備を行うことがメインの活動だという。部員は10名ほどで、各々がプロペラや胴体、設計などの担当に分かれている。
入部を許してくれた鶴田が去年のパイロットで、次の大会では、舞のことを怒鳴りつけた冬子がパイロットを担う予定だという。パイロットは自分の脚力で飛行機を飛ばさなければならない。人力飛行機の設計・製造を行う部員たちとは行動を別にして、トレーニングに出かけた。
今年の飛行機の設計を行ったのは、刈谷(高杉真宙)という学生だった。遠目ではあったが、舞は設計図を羨望の眼差しで見つめた。
人の乗れる飛行機を自分たちの手で作るということに、舞は胸が熱くなった。
早速、ハサミで紙を切って部品の一部を手伝った。しかし、そんな単純な作業にもかかわらず、舞は切るのを失敗して1枚無駄にしてしまった。
登場人物たちの成長した姿も軽く紹介されていました。
久留美(山下美月)は看護学校に進学したものの、家計を助けるために喫茶店でバイトをしてるそうです。やっとケータイを入手したと言って、舞に嬉しそうに電話をかけてきました。今でも仲良しのようです。彼女の父・佳晴(松尾諭)はまだ仕事を転々としてるようですが、今は夜間の警備員として働いているようです。この親子は、苦労はしていても関係は良さそうです。
幼馴染の貴司(赤楚衛二)は高校卒業後にシステムエンジニアとなって働いているそうです。舞(福原遥)と久留美が学生を続けていることに対して、初任給が出たら食事を奢ると言っていました。ていうか、小学生の頃と変わらず、八木(又吉直樹)の古本屋・デラシネに入り浸っているようです。家が隣同士で自室の窓を開ければお互いに話ができる距離だったはずなのに、舞は彼を探してデラシネに来て、そこで話すという感じでした。貴司がデラシネで何をしているかは不明です。
舞の兄・悠人(横山裕)はどこかの企業に内定したようではありますが、部屋に篭って投資をやってる風でした。就活で忙しくて実家に連絡できないというよりは、めぐみ(永作博美)からの電話などもわざと無視している様子でした。何があるのかはまだ不明です。
舞の父・浩太(高橋克典)は特殊ネジの分野で名を挙げたらしく、夕食後も工場に出かけるなど、忙しくも充実した日々のようです。
人力飛行機サークル・なにわバードマンのメンバーはおおむね舞に対して親切でした。
ただし、次期パイロットの由良冬子(吉谷彩子)だけは当たりがきつく、舞の障害になっている感じでしたね。
明日も読んでアラモード。