NHK『舞いあがれ』第26回

昨日、あやたんに「もう、まとめ記事やめそうな雰囲気になってません?」とツッこまれた当方が、NHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ』の26回めの放送を見ましたよ。

あやたんが撮ってくれた大彦&俺

* * *
第6週『スワン号の奇跡』

人力飛行機・スワン号のテスト飛行は成功した。機体を作った部員たちも安堵し、喜んだ。
しかし、舞(福原遥)だけは浮かない顔をしていた。トレーニング機械と違って、実機のペダルは想像以上に重かったと打ち明けた。そして、トレーニング不足を自責した。

設計担当・刈谷(高杉真宙)は、プロペラの取り付け角度を調整すればパイロットの負担を減らすことが可能だと主張した。しかし、そのためには都度調整可能な部品を新たに取り付ける必要がある。本番までに残された時間を考えれば簡単な改造ではなく、製作担当の部員たちは反対した。ましてや、彼らは必要な部品を作るための道具や機械も持っておらず、そもそも改造部品の製造すら不可能なのだ。
それでも刈谷は、記録達成のために妥協はできないと強硬に訴えた。話し合いは平行線のままだった。

冬子(吉谷彩子)は、舞の家がネジ工場であることを思い出した。舞が浩太(高橋克典)に電話で連絡したところ、その日の終業後に相談にのってくれることになった。

浩太は、舞から相談されたことがとても嬉しかった。娘から頼られることは久しぶりのことだったからだ。
ところが、職人の結城(葵揚)が意地悪なことを言い出した。舞は部員の中に恋人がいるかもしれないと言うのだ。年頃の女の子なのだから親に隠れて恋人がいてもおかしくないし、部活動のわりには帰りが遅いのも怪しいと言う。さらに結城は、舞がケータイの待ち受け画面を眺めてうっとりしているのを目撃したという。それはきっと恋人の写真だろうと推測した。
浩太は一気に面白くなくなった。

部員たちが工場にやってきた。
彼らが必要としている部品工作の話を聞いた浩太は、自分の工場では加工できないと回答した。浩太の工場はネジ製作が専門であり、部員たちが欲している部品を作るにはネジ製作とは別種の金属加工が必要だと判明したのだ。
しかし、一緒に話を聞いていた職人・笠巻(古舘寛治)は自分ならできるかもしれないと請け負った。彼は別の工場で働いていたことがあり、そこで金属加工に携わっていたのだという。ネジ工場の設備でも、機械を調整してやれば作れるはずだと言うのだ。

その夜、浩太は自宅の居間で笠巻の作った部品を磨き上げていた。舞は入浴中だが、彼女のケータイがダイニングテーブルの上に置き去りにされていた。浩太は、待ち受けに恋人の写真があるのではないかと気が気でなかった。
風呂からあがった舞は、めぐみ(永作博美)に部品の説明をしはじめた。言葉では伝わらないと思った舞は、実際の写真を見せながら説明した。
その写真というのが、ケータイの待ち受け画面に設定されているスワン号の写真だった。
浩太は自分の取り越し苦労だったことに気づき、苦笑した。

翌日、舞はできあがった部品を部室に持っていった。仮組みしたところ、それは完璧な仕上がりだった。
これで機体に関する憂いはなくなり、残るは舞の体力次第となった。

* * *

面白くないわけじゃないんだよ。
舞(福原遥)に恋人がいるんじゃないかとからかわれて・・・、うん、結城(葵揚)は冗談半分にからかったんだと僕は思う、浩太(高橋克典)がうろたえるという気軽なコントは楽しかったし。
本文では割愛したけれど、めぐみ(永作博美)は舞が人力飛行機に乗ることをいまだに心配していて、部員たちから話を聞くという流れも良かったし。部員たちから舞が人一倍努力しているのはもちろん、そのがんばりが部全体に活気をもたらしていると聞いて、めぐみが安堵と喜びを感じるというのがほのかにジーンとくるし。

けれど、どうもドラマにノっていけない僕なのです。
どうも、全てがうまく行き過ぎで。ドラマのテーマは「向かい風に立ち向かって舞いあがる」なんだけど、話の流れは順風満帆ぽくない?

明日も読んでアラモード。

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