NHK『ブギウギ』第10回

実写版『じゃりん子チエ』をやるとするなら、チエちゃんは鈴子の子役・澤井梨丘、テツは柳葉敏郎、ヨシ江さんは水川あさみ、小鉄は弟役の又野暁仁でぴったりなんじゃないかと思う当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の第10回めの放送を見ましたよ。

* * *
第2週『笑う門には福来る』

風邪で1週間稽古を休んだ鈴子(澤井梨丘)は遅れを取り戻そうと必死だった。ただし、同期の3人はすっかり仲が良くなり、白川幸子(小南希良梨)、桜庭辰美(木村湖音)と共に助け合いながら、単独公演でのデビューを目指した。デビューできるのは1人だけと言われていたが、足を引っ張り合うこともなく、前向きに切磋琢磨し合う関係となった。

単独公演を1ヶ月後に控えたある日、研究生の3人は林部長(橋本じゅん)に呼び出された。デビューは1人だけの予定だったが、3人全員をデビューさせ、正式入団させることになったと告げられた。ただし、まともな役はつけられず、水の滴役だという。
それでも3人は大喜びした。

デビューにあたって、それぞれ自分で芸名を考えることになった。
白川幸子は「リリー白川」となった。外国人になりたいのだという。特にグレタ・ガルボに憧れており、彼女の父も彼女のファンだという。
桜庭辰美は「桜庭和希」と名乗ることにした。男に生まれていたら和希という名前になりたかったからだ。

鈴子はデビューが決まったことを帰宅してすぐに伝えた。両親(柳葉敏郎水川あさみ)はもちろん、銭湯の常連客もみな笑顔になった。
鈴子は母・ツヤに芸名の相談をした。するとツヤは「福来スズ子」という芸名を提案した。「笑う門には福来る」にちなんでいると説明した。誰かが笑っているのを見たり、自分が笑うと人は幸せな気分になる。そのように、客にもたくさん福を届けるという願いが込めているのだ。
鈴子はそれを心から気に入った。こうして、福来スズ子と名乗ることにした。

そしていよいよ、単独公演の初日。

鈴子は自分で口紅も塗れないほど緊張していた。
そんな鈴子の様子に気づいた大和礼子(蒼井優)が声をかけてくれた。鈴子の化粧を手伝いながら、自分もいつも緊張しているのだと話した。
さらに、客は現実を忘れたり、現実に立ち向かうための生きる力を貰いにくるものだと言って聞かせた。それを覚えておいて、しっかりやれと励ました。
鈴子は少し気が楽になったように思った。

鈴子は立派に初舞台をやり遂げた。
デビューできたことも嬉しかったが、劇団と一つになったような感覚を得られたことに喜びを覚えた。

それから6年が経ち、鈴子(趣里)はなんとか一人前になった。

* * *

鈴子の子役・澤井梨丘がすごく良かったのですが、今日の放送のラストで趣里に変身しました。
ちょっぴり残念だけれど、見た目がそっくりでそんなに違和感がないから、まぁいいかー。

今日で2週間が終わったのですが、めっちゃ面白いドラマだと思います。まとめ記事完走できそうな予感がしています。

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です