NHK『ブギウギ』第4回

昨日公開された福来スズ子(趣里)の『東京ブギウギ』がレトロな歌い方ですごくいいなと思った当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の第4回めの放送を見ましたよ。

* * *
第1週『ワテ、歌うで!』

小学校卒業後の進路に悩んでいた鈴子(澤井梨丘)は、母・ツヤ(水川あさみ)の言葉に従って、自分がこれだと思うものはなにか考えていた。
そして、やはり自分は歌と踊りが大好きだと悟った。そうしている時が一番楽しいし、披露することでみんなが喜んでくれるのも嬉しい。

鈴子は花咲音楽学校に入りたい旨を両親に伝えた。
すると、母・ツヤも父・梅吉(柳葉敏郎)も即座に大賛成した。何も聞くことなく、笑顔で受け入れて応援してくれた。
鈴子は学費のことを心配したが、両親は何も心配することはないと答えた。

その夜、梅吉とツヤはふたりで話し合った。
鈴子の前では金の心配はいらないと豪語したものの、実際には工面に苦労しそうだった。
それでも、鈴子が自分でやりたいと言ったことはやらせるという方針を以前から決めており、なんの躊躇もなかった。金のことは楽天的に捉えていた。
そもそも、何でも好きなことをやらせるという方針は、母・ツヤの提案だった。なので、ツヤは鈴子から進路の相談を受けた時にほとんど口出ししなかった。その代わり、自分でやりたいものを見つけろとだけ話したのだ。そして実際、鈴子は自分で道を見つけ出した。梅吉は、ツヤの子育ての巧みさに感心した。

翌日から、鈴子は花咲音楽学校の入学試験に向けた準備を始めた。歌や踊りのほか、学科試験や面接もある。それらの稽古に励んだ。
そして、試験を受けた。鈴子は全ての科目において、満足に実力を発揮できたと思った。

試験当日に合格発表が行われた。
しかし、鈴子は不合格だった。
鈴子は、付き添いのツヤに抱きついて泣いた。自分より歌や踊りの下手な者が合格しているのは、自分がチビだからだと嘆いた。

* * *

本文では割愛しましたが、鈴子(澤井梨丘)の出征の秘密について、また少し触れられていました。
ツヤ(水川あさみ)とふたりで話すシーンで、梅吉(柳葉敏郎)が鈴子の赤ん坊のころを思い出すのです。
梅吉とツヤの間に男の子が生まれ、ツヤはその子を連れて里帰りしました。そして、梅吉が大阪で待っていると、ツヤがもう一人の女の子(鈴子)を連れて帰ってきたのです。梅吉が驚いたのは一瞬で、何も問い詰めることなく「ひとりもふたりも一緒や」などと笑いながら受け入れたようです。
鈴子の両親が鈴子のことをとてもかわいがるのは、本来の彼らの性格もありますが、出生の事情が大きく関わるようです。ただし、その後に生まれた弟・六郎(又野暁仁)についても、鈴子と同じ愛情と方針で育てているようです。

なお、最初にふたりの間に生まれた男の子がどうなったのか、まだわかりません。

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