OSK日本歌劇団の公演で翼和希さんは何度も見たことがあるのだけれど、毎回ド派手なメイクなので、ちょっとメイクが変わると途端に同定できなくなる当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の第5回めの放送を見ましたよ。
花咲音楽学校の入学試験で不合格となった鈴子(澤井梨丘)はひどく落ち込んだ。
そんなある日、父・梅吉(柳葉敏郎)が梅丸少女歌劇団(USK)のチラシを見つけてきた。道頓堀の劇場で、映画の幕間に歌や踊りのレビュー・ショーを披露している、まだ新しい劇団なのだという。
梅吉は鈴子を連れてそれを見に行った。
そこで鈴子は、USKの「胡蝶の舞」という出し物を見た。
大和礼子(蒼井優)と橘アオイ(翼和希)を中心とした、華やかな衣装の歌と踊りだった。
あまりのかっこよさに、鈴子は全身に鳥肌が立つほどだった。
しかも、翌日がUSKの入団試験日だという。鈴子はそれを受験することを決めた。
試験当日、USKの事務所にやってきた鈴子であったが、なんと試験日を読み間違えていた。入団試験は前日に終わってしまったのだと追い返されそうになった。
しかし、鈴子は引き下がらずに食い下がった。来年の試験日を待つと、自分はライバル劇団である花咲に行ってしまうかもしれない、そうなると花丸にとっては大きな損失だと話し始めた。今年は背が小さくて不合格になってしまったが、来年までには背が伸びる。そうすれば合格間違いなしだと主張した。母・ツヤ(水川あさみ)も鈴子にどれだけ才能があるかを捲し立てた。
一度、鈴子の歌を聴いてみてほしいと頼み込んだ。
事務職員たちはほとんど無視を決め込んでいたが、林部長(橋本じゅん) は1曲だけ歌うことを許した。そうすれば納得して帰っていくだろうと思ったのだ。
鈴子は十八番の「恋はやさし野辺の花よ」を朗々と歌いあげた。
目も合わさず書類仕事を続けていた職員たちであったが、態度には出さずとも、たしかに鈴子の歌には感じ入るものがあると思えた。
歌い終わると、林部長は部下に入団手続きを進めるよう命じた。どうせ今年の新人もすぐに何人か辞めるだろうから、帳尻はあうだろうと言い訳した。上層部は自分が説得すると話した。
こうして、鈴子の梅丸少女歌劇団への入団が決まった。
蒼井優さんが僕の予想よりも早く出てき嬉しかったです。
今度は、ド派手なステージ衣装ではなくて、もっと質素な装いの蒼井優さんを拝見したく思います。たぶん、来週早々には出そうですね。USK入団後のお稽古シーンとかで。