NHK『ブギウギ』第38回

今日も寒くてテンションのあがらない当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』の第38回めの放送を見ましたよ。

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第8週『ワテのお母ちゃん』

六郎(黒崎煌代)が上京し、鈴子(趣里)の下宿を訪ねてきた。いつ帰ってこれるかわからないので、軍に入隊する前にどうしても鈴子に会いたかったという。
ふたりは布団を並べて語り合った。

鈴子は母・ツヤ(水川あさみ)の病気にことを心配していたが、六郎も詳しいことは知らされていないという。しかし、父・梅吉(柳葉敏郎)の様子がおかしいことから、そう長くはないことが察せられると話した。けれども六郎は、自分が戦争で敵をたくさんやっつければ母の病気も治るだろうと信じている風だった。

初めはいつも通りに明るく朗らかに話していた六郎だが、徐々に口調や話題が暗くなっていった。自分が一人前として認められて招集されたのは嬉しいが、軍隊に入ったら鈍臭いとバカにされるのではないかと不安だと言う。
そればかりか、最近は布団に入ると自分が死ぬ時のことを考えてしまうのだと打ち明けた。死ぬ時はきっとすごく痛い思いをしたり、恐怖を感じるのだろうと想像される。一人で死ぬのは恐ろしく、頭がおかしくなりそうだという。鈴子は六郎が死ぬことはないだろうと励ましたが、六郎の気はまったく晴れなかった。

六郎は、鈴子の布団に入り、鈴子に抱きついて泣いた。死にたくないと何度も呟いた。鈴子はそれ以上声はかけられず、ただ六郎の頭をなでてやった。

翌朝、六郎は何事もなかったかのようにいつもの様子に戻り、鈴子に見送られて出発して行った。

その頃、ツヤも梅吉に正直な気持ちを話していた。
自分が早死にするのは、自身の悪事の罰だと考えていた。その悪事とは、物心のついた後の鈴子を生みの母・キヌ(中越典子)に会わせないようにしていたことだ。さらにツヤは、自分の死後も鈴子をキヌに会わせないでほしいと梅吉に遺言した。自分には知りようのない将来の鈴子をキヌが知ることに耐えられないのだという。自分が醜い性格であることは理解するが、どうしても我慢ならないのだと話した。
梅吉は、ツヤは醜くないと慰めた。母親とはそういうものであり、ツヤこそ最高の母親だと言って落ち着かせた。

ある朝、鈴子が劇場に出かけようとすると大阪から電報が届いた。そこには「ハハキトク」と書かれていた。鈴子は大きなショックを受けた、その場に座り込んでしまった。
下宿の大家・チズ(ふせえり)はすぐに大阪に帰ることを勧めた。しかし、鈴子は舞台の本番があるので帰れないと言う。ひとまず劇場に向かった。

劇場で事情を話したが、演出家・竹田(野田晋市)は舞台を優先するよう告げた。客にとって鈴子の代役はいない。舞台を生業にしている者は親の死に目に会えなくて当然だと言うのだ。
羽鳥(草彅剛)は、鈴子は大阪に帰るべきだと主張した。しかし、それは鈴子やツヤのことを思ってのことではなかった。鈴子は今、母の危篤や弟の出生で正気ではいられない。その苦しい心境を歌に活かして、いつもより良いショーができて当然である。心労でそれができないと言うなら、ステージにあがる資格はないのだから大阪に帰ればよいというのだ。

鈴子は、以前にツヤから言われた言葉を思い出した。梅丸に入ることが決まった時、これからはツヤだけじゃなく、大勢の客に福を届けろと言われた。自分の芸名である福来スズ子もそれにちなんでいる。
鈴子は東京に残って、客前で歌うことこそが母の願いに叶うことだと思った。

その日、鈴子は見事にショーをやり遂げた。
鈴子は、自分は歌手としてもっと大きくなりたいと願った。

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六郎(黒崎煌代)は特攻隊に配属されるんだろうなと思っています。「一人で死ぬのは嫌だ」というセリフがあるけれど、それは特攻隊員として一人で敵艦に突っ込むことを暗示しているんだろうと。
あと、僕の持っているネタバレ画像にもそれっぽいキーワードが書かれている。

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