7:30からの放送(BSプレミアム)を視聴し、8:00放送の回(NHK総合)が始まる前にまとめ記事を載せてやろうと決意するも、未だ果たせずにいる当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第4回目の放送を見ましたよ。
名古屋へ奉公に行くユキ(荒川ちか)は、どこで働きながらも、自分の努力次第でいくらでも勉強はできると言った。そして、勉強をすることができる幸せを忘れないで欲しいと陽子(八木優希)に告げるのだった。
陽子には、毅然とした態度で去っていくユキのことが大人に見えた。
後に、ユキは素敵な女性となって陽子を助けてくれることになった。
そしてまた、今にして思えば、陽子が先生になりたいと思ったのはその時が初めてだった。ユキの夢を自分が叶えるべきだと思ったのだ。
昭和8年4月、陽子は5年生になった。
新しい教科書を貰った陽子は少しずつ書写した。そしてユキに手紙で送り、彼女が勉強できるよう手配した。陽子が女学校を卒業するまでそれは続いた。ユキも仕事の合間に嬉しそうにそれを読んだ。
一方、陽子の母・紘子(原田知世)の体調は悪化するばかりだった。今では一日のほとんどを床で過ごすまでになった。
ある日、次兄の茂樹(渡邉甚平)や陽子が家に帰ってくると母の姿がなかった。これまで、母の容態がそこまで悪いとは考えもしなかったふたりは酷くうろたえた。母の死を初めてはっきりと意識した。
病院に担ぎ込まれた紘子はどうしても家に帰りたいと懇願し、父・良一(寺脇康文)が牽くリヤカーに乗せられて翌朝帰ってきた。子供たちは母の帰宅をとても喜んだ。
しかし、家族に残された時間はもう少なかった。