当方,以下のマンガを読んで妄想スキルを磨きました.
小池田マヤ著「バーバーハーバー」(現在,5巻まで出ています.モーニングで連載中)
毎週,登場人物の誰かが「メルへん」モードに入り,妄想をかまします.その妄想の内容がほのぼのしていて病み付きになります.
つーか,物語の主人公も「大阪千里の床屋の主人,32歳(?)独身,若ハゲ(秘匿中).彼女いなかった暦?年(やっと彼女できたけど)で,夢見がちなおっさんである馬場皆人」というかなり具体的な設定で,ついほのぼのしちゃいます.
この主人公の名前から「馬場皆人→ばばみなと→(職業)床屋のみなと→床屋の港→バーバー港→バーバーハーバー」とタイトルへ向けて,かなり遠回りな掛詞になっているところもグー.
毒のない妄想をお求めの方に.
#ここ数週間は,弟の研人クンの恋愛話が面白かったねぇ.
江川達也著「東京大学物語」(30巻以上出てる.すでに完結)
主人公,村上の下衆な妄想が大炸裂.この下衆さ加減,当方のルーツかも.
大学受験の時期にちょうどスピリッツで連載されており,毎週,仲間意識を持ちながら読んでました.
しかし,僕が思うに,このマンガ,面白いのは「函館編」(大学受験が終わるまで)まで.
「函館編」までは,妄想の内容が非常に凝っており,読んでいて楽しめる.
しかし,「東京編」(早稲田入学後)以後は,なんかイマイチな感じ.
あと,最終話が・・・.まぁ,結局それと言えばそれなんだけど.
エロ妄想と大学受験のコラボレートを読みたい方に.
小田原 ドラゴン 著「妄想トラッカー8823」
いや,正直なところ,絵はヘタウマ系だし,話もいまいちテンポが悪いし,絶対に万人受けはしないと思う.
つーか,僕もイブニングで連載されているのは読んでいたけれど,単行本は買おうと思わないし.^^;
しかし,友達もいなくてサエない高校生が,世界一のトラック野郎になるという妄想を心の糧に日々生きていくというシュールな設定は,妙にツボにハマって,ある程度はお気に入りとなったわけだが.
「ツボにハマったので,いよいよこれから」と思っていた矢先,やはりと言うかなんと言うか,連載が終わった・・・.
市民権を得ないであろう妄想をお求めの方に.