山瀬まみ『パーフェクト・ベスト』

本日、10月2日は山瀬まみの誕生日。

キンチョールのCMで「43歳(事務所発表)」と叫んでいた時点から1歳増えて、44歳となったわけである。キンチョールは殺虫剤であり、宣伝は夏に集中的に行うのが効果的だ。秋になって虫が減れば、当然CMの機会も減ることだろう。CMの発言と実年齢の不整合は、CMが流れなくなることで自然に解消されるわけだからよく出来ている。

さて、本日、キングレコードの「パーフェクト・ベスト・シリーズ」から山瀬まみのベストCDが発売された。本人の誕生日に発売されることは大変喜ばしいことである。
もちろん、発売日であり彼女の誕生日である今日、きちんと入手してうっとりと聞いている当方である。
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山瀬まみ パーフェクト・ベスト: 2013年10月2日発売

おいおいおいおい、まじかよ!?
発売日の10月2日は山瀬まみ本人の誕生日じゃないか!

収録曲は、山野楽器の情報によれば以下のとおり(比較のため、2011年に発売された『25th Anniversary Best Album』の収録曲と並べる)。

パーフェクト・ベスト(2013) 25th Anniversary Best(2011)
メロンのためいき メロンのためいき
セシリア・Bの片想い セシリア・Bの片想い
Heartbreak Cafe Heartbreak Cafe
水蜜桃 Strange Pink
自由にして 怪傑ぶんぶんガール
Miracle Kiss 可愛いゝ人よ
リボンをほどいて スターライト・セレナーデ
Strange Pink 星空のエトランゼ
快傑ぶんぶんガール サヨナラの子猫
可愛いゝひとよ ゴォ!
スターライト・セレナーデ あ不思議な気持ち
Shiny Boy Heart Candle
星空のエトランゼ 笑顔でね~結婚の歌~
マイケル音頭 Shiny Boy
サヨナラの子猫 失恋ブギ
失恋ブギ Buricco
ゴォ! 窮屈で退屈
あ 不思議な気持ち Thank you、all of my friends.

・・・多くの曲が被ってるじゃねーか。買うけどね、もちろん。

なお、発売元のキングレコードの山瀬まみページにはまだ情報が出ていない。

中ノ森BAND “GIRLS’ ROCK BEST” 購入

禁煙1周年のご褒美として、中ノ森BANDのベスト盤 “GIRLS’ ROCK BEST” を自分に買い与えることにした。

1ヶ月くらい前、某お好み焼き屋の有線で、やたらと “イソフラボン、イソフラボン♪”と陽気に歌う曲がかかっていて、「なんじゃこら。大豆のテーマソングかいや?」と思って調べてみたら、中ノ森BANDの「イソブラボー」という曲だということが分かった。その時は、ふーんと思っただけだったけど。

それから数日後に近所のCD屋に行くと、売れ残り 500円セールで同バンドの”Oh My Darlin'”が投売りされていた。先日の「イソブラボー」のことを思い出しつつ、ジャケットのおねーちゃん達が可愛かったのと、どーせ500円だし・・・ということで購入。期待せずに車で聞いたら、当方のツボにはまった。数日間ヘビロテになった。
#同じセールで、プリプリのベストも買ったが、1回聞いて放置プレイ。

「よーし、これから中ノ森BANDのファンになって、いっぱいCD買っちゃうぞ!」
と意気込んでみるも、今年の6月末に解散してしまったことを知って、ガッカリ。
解散したんじゃ、しゃーねぇと、アルバムを全て集めるのはあきらめる。その代わりに、お気軽にベスト盤を買うことにした次第(視聴はここらへん)。もちろん、かわいこちゃん達の姿を拝むために、DVD付きのバージョン。

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竹内まりやのベスト盤を聞く夜

マドンナの映画の話

確か、マドンナ主演の映画の「フーズ・ザット・ガール」という映画だったと思う。

マドンナがCDショップで万引きをしようと計画する。しかし、CDには電子タグが付けられており、支払いをせずにゲートをくぐると警報が鳴るようになっている。そこで、店内にいたトロそうな男に目をつけ、彼のバッグの中に適当なCDをこっそりと入れておく。何も知らない彼がゲートをくぐると、けたたましく警報が鳴る。警備員は警報を止めもせずに急行してくる。

その隙に、マドンナは目的のCDを懐に忍ばせて、ゲートをくぐって立ち去る。さっきの男のせいで警報がなり続けているから、マドンナがCDを万引きしても新たに警報が鳴ることはないのだ。

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Expressions / 竹内まりやのベスト盤 10月1日 発売

NHKの「だんだん」の主題歌を竹内まりやが歌っているので、彼女のことがなんとなく気になっている。

一部の人の間では有名だが、実は中島みゆき と 竹内まりやの違いがよくわかっていない当方。両方とも苗字が漢字で名前がひらがななので、いつも混乱する。自分で歌を作って、きれいな歌声という共通点もあって、ますますわからなくなる。多くのファンがいる点でも共通しているし。

周りの人に、
「山下達郎の妻って、中島みゆき?それとも、竹内まりや?・・・いや、山下久美子ではないことはわかるんだけど。」
なんて言って失笑されたりする。

これだけよくわからないので、竹内まりやについていろいろ調べていたら、明日ベスト盤が発売になることを知った。
ここで曲目リストと試聴をして、たくさん知ってる曲があった。
「ああ、これって中島みゆきの歌じゃなかったんだ」
とやっぱりバカなことを思ったり、
「うわっ、これって中山美穂が歌ってたやつやん。竹内まりやが作ってたんだ!」
と今さら感動してみたり。

そんなわけで、発売日90分前にアマゾンで予約した次第。
3日くらいで手元に届くだろうか。
町で当方のシャア専用CYPHAを見かけたら、車のCDプレイヤーで聞きまくっていると思いねぇ。

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Oldies But Goodies / クレイジー・ケン・バンド

ここ数日、日夜当方を悩ませている「あいつバトン」。
知り合い各位に回しまくったところ、ブーメランで戻ってくる、戻ってくる。
書いても書いても追いつかない~。
ちょっと泣きそうになってます。

「あいつバトン」ばっかり続くのもアレかと思うので、その他のハナシとサンドイッチにするという配慮をしてみたり。
う~ん、なんて読者愛に溢れる、ボク。
自分を愛してしまったり。

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NUMBER ONES (Michael Jackson)

Number Ones恥ずかしながら告白すると,今から15年以上前,当時中学生だった僕にとって Michael Jackson は神様も同然だった.
ただし,僕は歌や踊りができるわけではなかったので,彼のようなエンターテイナーになりたくてあこがれていたわけではない.
(もちろん,ムーンウォークの練習をしたし,スリラーのゾンビダンスやBadの”股間ダンス”の振り付けをマネしらりはした)

それよりは,彼の思想とかライフスタイルにすごくあこがれていた.

確かに,当時すでに Michael Jackson はゴシップの宝庫だったし,「なんでそんな奴にあこがれるねん?」とおっしゃる方もいるだろう.
しかし,当時は,今ほど「変態よばわり」や「犯罪者同然」といった扱いではなかった.
もうちょっとマイルドに”一流のスターって,ちょっと人とは変わってるのね”くらいのニュアンスで,「家に遊園地がある」だの「整形しすぎ」から始まり,「シンコーミュージックと the Beatles の楽曲の版権を競り合った.マイケルは『相手がいくらの価格をつけようとも,僕はその価格に3%(?うろ覚え)上乗せする』と宣言して買い取った」とか「老化防止のため,特性の酸素カプセルの中で睡眠をとる」,「自宅にはエリザベス・テイラーを祭る神殿がある」などなど,一般庶民からしたら嫉みのマトではあるが,社会から追放すべき人物という扱いではなかった.

また,当時は,ゴシップと同じだけ,いい話も伝わってきた.黒人ブルーカラーの出身の彼が,20代で億万長者になったというアメリカン・ドリームはなかなかマネのできることではない.慈善団体に対する寄付なども積極的に行う一方,We are the worldでも中心的な役割を果たしていた.アルバムBadデンジャラスには,人種差別や世界平和を訴えた曲も収録されている(e.g. Man in the mirror, Black or white).
そんなわけで,ちょっと浮世離れしてるんだけど,影響力のある立場から聖人君主的言動をしている姿に非常にあこがれたわけです.

・・・あれから15年,世紀の King of POP はセールスが伸び悩み(インヴィンシブルが売れなかったのを,レコード会社の社長が「人種差別主義者で,黒人の自分のプロモーションにカネを出さないからだ」なんて言っていた.言っちゃ悪いが,プロモーションのせいではなくて,あのアルバムはそもそも精彩を欠いてるよ),偽装結婚疑惑,幼児虐待疑惑(ベランダから自分の子供を吊り下げて危険な目に合わせたり,少年への性的虐待裁判とか)などの,”洒落じゃすまない”ゴシップにまみれている.

そして,15年前,彼のような聖人になりたいと思っていた中学生も,今や「どうやったら,自分がラクになれるか」ばっかりを考えて,ほかの人にはぜんぜん気の回らない,いやーな大人になってしまった.

いったい,どこで歯車が狂ったんでしょうねぇ.

などという,感傷的な気分にしてくれたのが,本日発売になった Michael Jackson のショート・フィルム集NUMBER ONES です.
1980 年から2003年まで,Michael のプロモーション・ビデオを年代順に収録したDVDです.
昔,VHSでほとんどのものは集めたのですが,それらが実家にあってすぐに見れないことや,DVDできれいな映像で見たかったことや,最新のものは持っていなかったなどの理由により,購入を決め,今日という日を楽しみに待っていました.
#本当は,年末くらいに出る予定だったのですが,発売延期になったってのあるし.

ところがどっこい,このDVD,できが悪い.
できが良かったら,もっと明るい気分にもなったんだろうけど,あまりにひどくて落胆してしまいました(そして,そのネガティブな印象が,冒頭のような暗い話につながってしまいました).

不満だった点を列挙すると,

  1. 全てのPVが収録されているわけではない
  2. ドラマ部分がカットされているものがある
  3. 映像や音声がきれいにされているわけではない

です.

1. に関して.
このDVDには15曲が収録されています.技術的なことは良くわかりませんが,収録時間は91分,音声はリニアPCMです.映画なんかだと収録時間が約2時間で音声も5.1ch+吹き替え程度が入っているので,DVDの記憶容量にはまだ余裕があるのではないかと.あえて収録曲を減らしたとしか思えない.
しかも,バスケットボール選手のマイケル・ジョーダンが出てくる(無理やりダンスをやらされて辟易している姿が見れる) JAM や,エディー・マーフィーがエジプトの王様役で出てくる Remember the time あたりはビデオのできも良いのに,なんではずされてるのか理解に苦しむ.そうそう,ナオミ・キャンベルと共演している In the closet も,曲自体は地味で一般受けしないのかもしれないけど,とても映像がきれいで,二人のダンスが艶かしくていいんだけど,これもはずれてる.
価格を3倍にして2枚組でもいいから,全曲を収録するくらいの気概を見せてほしかったな.

2. に関して.
実は Michael は,プロモーションビデオを単なるプロモーションの道具としてだけではなく,ストーリーのある1本の「映画」としたいと考えている.たとえば,スリラーはきちんとホラー映画仕立てになっている(B級だけど;-p)し,Black or White もコメディ仕立てのお話がついている.その他,多くの作品にストーリーがついている.
しかし今回,多くの曲のストーリーがカットされている.カットされている曲は “BAD”, “The way you make me feel”, “Smooth Criminal”.特にひどいのが,Smooth Criminal(ちなみに,オリジナルは50分近いもので,日本では「ムーンウォーカー」という劇場公開映画の後半部分).ストーリーカットうんぬん以前の問題で,映像そのものがすっかり差し替えられている.曲にあわせて 映画のダイジェストが流れるだけ.Smooth Criminal では,禁酒法時代の闇酒場(?)を舞台に,Michael があちこちを駆け回りながらダンスするのが見所なのですが,それがさっぱり見られない.なめとんのか?

3. に関して.
デジタルリマスター(って言うんですか?昔の映像をきれいするやつ)でもして発売してくれるのかと思ったら,ぜんぜん.
昔からのファンにとってはVHSで見てもさほど変わらない(テープが劣化していなければ).

いやーがっかり.

最後に,なんとか良い点を考えてみよう.

  • VHSがそろそろメタメタになってきた人は,押さえておきましょう
  • 今まであまり出回ってなかった Don’t stp ‘til you get enough や Rock with you を収録
  • 借金と裁判で大変だと伝えられている Michael Jackson の助けになるかも
  • 10年くらいたったときに,タモリ倶楽部チックに「恥ずかしいDVDポーカー」なるゲームをするとき,限定版のジャケット違い4種類のフォーカードを出せば勝てる

たいしたものが思いつきませんでした.