『ゴールデンスランバー』半分まで / 人妻に萌えている

若手の気鋭政治家が日本の首相に就任した。
カリスマ的人気のある政治家であり、政権交代を伴った首相就任なので国民の期待も高かった。
仙台出身の彼は、地元の大歓迎のもとパレードを行う。

彼の乗ったオープンカーに一台のラジコン・ヘリが近づき、搭載された爆弾が爆発。
大観衆の見守る中、首相が暗殺される。

地元の失業者・青柳雅春は、その時、大学時代の親友に数年ぶりに呼び出されていた。
親友の様子はどこかおかしい。特に重要な話があるようには見えないし、彼から差し出されたペットボトルには睡眠薬が混入されていた。

ついに親友は打ち明ける。
おまえは、陥れられている。今も、その最中だ。・・・似げろ!オズワルドにされるぞ!

首相暗殺の瞬間、青柳雅春は現場から離れて、親友とそんな話をしていた。
しかし、そのアリバイを証明する者はいない。

かくして、青柳雅春は首相暗殺の容疑者となり、警察に追われる身となる・・・。

以上が、おもなあらすじである。

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