NHK『あまちゃん』第120回

田中将大田中将大がプロ野球新記録である21連勝を達成した(Yomiuri Online の記事)ことを記念して、2005年の駒大苫小牧時代の甲子園での彼の写真(当時高校2年生、対京都外大西戦、僕は球場で観戦した)を掲載するが当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第120回めの放送を見ましたよ。

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第20週「おらのばっぱ、恋の珍道中」

荒巻(古田新太)は自らが監督として、映画『潮騒のメモリー』のリメイクを行うことを決めた。オリジナルの主演だった鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)を無頼鮨に呼び出し、母親役として出演して欲しいと依頼した。荒巻は所属タレントの小野寺薫子(優希美青)をヒロインにするつもりであったが、鈴鹿はオーディションでヒロインを決めることを主張した。荒巻はその条件を飲んだ。

一部始終を盗み聞きしていた種市(福士蒼汰)は、アキ(能年玲奈)に電話で知らせた。種市はアキが『潮騒のメモリー』が大好きだったことを覚えており、一刻も早く知らせてやることが恋人の使命だと思ったからだ。

種市から電話がかかってきた時、アキは春子(小泉今日子)や水口(松田龍平)と一緒だった。予備校のイメージキャラクターの仕事を受ける時、アキは契約終了時まで恋愛を禁じられた。その約束を破って種市と交際していることを水口に勘付かれた矢先だった。アキは躊躇しながら電話に出た。

アキの電話の様子がおかしいと気付いた春子は、アキから電話を奪った。相手が種市だったためますます不審に思う春子だったが、種市からもたらされたニュースにすっかり気を取られ、アキと種市の関係については聞かなかった。『潮騒のメモリー』の映画化やヒロイン・オーディションが行われると聞いて驚くのだった。

『潮騒のメモリー』の映画化とヒロイン公募については、芸能ニュースでも大きく取りあげられた。早速、アキも応募書類を送った。

ヒロイン募集が始まってしばらくした頃、水口は芸能事務所ハートフルのチーフマネージャー河島(マギー)から喫茶アイドルに呼び出された。河島は、すでに2000通近い応募が集まっているが、実は出来レースなのだと打ち明けた。主演は小野寺薫子にきまっているのだが、彼女はカナヅチなのだという。『潮騒のメモリー』の主人公は海女であり、当然泳ぎのシーンがある。そこで、海女経験のあるアキに吹き替えをして欲しいというのが河島の話だった。

水口は怒り、即座に断った。アキはハートフルではアメ横女学園の代役として、出番もなく辛酸を嘗めた。事務所を独立したのに、再度代役をやらされるなど我慢ならないからだ。

そこへ、荒巻本人が現れた。荒巻によれば、今回の企画は事務所のタレントたちの人気回復のために行うものであり、小野寺薫子の主演は絶対であるという。一方で、映画のヒットのためには元ヒロインの鈴鹿ひろ美の出演も必須である。鈴鹿がヒロイン公募を主張する限り、形だけでもオーディションは開催しなくてはならないのだ。荒巻はその微妙な状況への理解を求めた。

しかも荒巻によれば、鈴鹿は何も言わないが春子に引け目を感じており、アキにチャンスを与えようとしているらしいと言うのだ。荒巻の見立てによれば、鈴鹿はデビュー曲『潮騒のメモリー』は春子(有村架純)が歌っていたことにすでに気付いているらしいというのだ。知っていて騙された振りをすると共に、春子とアキに対して罪滅ぼししようとしているらしいのだ。

荒巻によれば、春子を鈴鹿の代役としたのは自分が勝手に仕組んだことであり、鈴鹿が気に病む必要のないことだ。そんな鈴鹿に対する負い目もあるので、荒巻は鈴鹿に頭が上がらない。もちろん、春子やアキに対しても何らかの見返りを与えたいのだという。悪いようにはしないから、映画作りに協力して欲しいと水口に告げると、荒巻は帰っていった。

喫茶アイドルのマスター甲斐(松尾スズキ)によれば、荒巻の「悪いようにはしない」という言葉は、若い頃の春子に対しても使われたのだという。結局、春子はアイドル歌手として表舞台に出ることはできなかった。甲斐は荒巻の言葉を信用しなかった。水口も荒巻の言葉を半信半疑だった。しかし、春子やアキに話すわけにもいかず、自分だけの秘密として流れに任せることにした。

しばらくして、アキの元へオーディション書類審査通過通知が届いた。アキは素直に喜ぶのだった。

オーディション当日の朝、アキはやる気満々で出かけようとしていた。

そこへ、大吉(杉本哲太)から春子へメールが届いた。夏(宮本信子)が倒れて意識がないと言うのだ。春子は冗談だと思って無視しようとしたが、家に電話もかかってきた。電話を受けた春子は、何もしゃべらなかったが、にわかに表情が曇った。

その様子を見ただけで、アキは一大事が起きつつあることを察するのだった。

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2005年のマサヒロ

Tanaka2005.jpg古いデジカメ画像をごそごそしていたら、2005年の駒大苫小牧のピッチャー田中将大を発見。
2年生の時の写真で、京都外大西との決勝戦でのスナップ。
背番号11。
優勝の瞬間も彼が投げていた。
去年は、主将でセカンドの林くんがナインの中では一番人気だったんだよね、そういえば。

そんなわけで、「2005年のマサヒロ」から連想されることといえば、「1986年のマリリン」である。
あの歌からもう20年も経つんですなぁ。
一時期、僕の周辺では、「♪まりり~ん」と腰をくねらせながら♂がカラオケで歌うのがプチブームでした。
作詞は秋元康らしい。本田美奈子.(当時、本田美奈子)も亡くなっちゃったし、時の流れを感じてしまうねぇ。
そして、今、本田美奈子.のオフィシャルサイトを開いたら、いきなり「1986年のマリリン」がかかって、激しくビックリ。

そんなわけで、世間的には早稲田実業のハンカチの貴公子・斎藤くんが人気のようですが、alm-ore は北海道びいきで駒大・田中を相変わらず応援する所存。

駒大苫小牧 vs 早稲田実業

駒大苫小牧 1-1 早稲田実業(延長15回引き分け)

asahi.com のサイトで結果を確認。

すごい試合でした。
延長15回引き分け。明日再試合。
どっちも引かないいい試合でしたね。
早稲田実業のエース斎藤君は1回から投げっぱなしでした。駒苫のエース田中君は3回途中からの登板だった。
その差が両投手の疲労に反映されて、後半バテる斎藤君を駒苫の打線が捉え、温存した田中くんのスタミナで逃げ切るかと予想してたのですが。

ところで、今日の甲子園は超満員。
無料で自由に入れる外野席は、通路にまで人が溢れかえっていました。
それを超えた人々は、球場に入るなり出口にストレートで誘導されて追い出されていました。かわいそうな人々。

で、人が多すぎて、売り子さんもなかなか回ってこない。
炎天下で、当方もお約束どおり喉が渇いたので、飲み物を買おうと待ち構えていたのですが、僕のところまで売り子さんがやってくる前に全て売切れてしまう。売り子さんは商品を補充して戻ってくるのだが、またしても僕のところに来る前に売り切れ。以下、繰り返し。

6回表の攻撃が始まる前にグラウンド整備があるので、そのタイミングを見計らって、5回裏の早稲田実業の攻撃の時に席を立って、売店に出向いてみた。
しかし、売店前も長蛇の列。マトモに並ぶと、少なくとも7回裏くらいまでは戻ってこれなさそうな雰囲気だったので、断念。
脱水症状と俺との孤独な戦いがここに始まった。

とか思ってたんだけれど、6回裏くらいで奇跡的にビールの売り子さんがやって来た。
Asahi Super Dry500ml、600円なり。
あんまりな価格だと思いながらも、諦めの境地で購入。
チビチビと飲んで、飲み終わったのが8回表。ちょうど、駒苫の三木くんの打席。
その瞬間、出たよ、ホームラン!(asahi.com にあるホームランのビデオ

ありがとう、600円のスーパードライ
ありがとう、三木くん!
9回で無事に試合が終わってくれるなら、これ以上の水分補給は必要なさそうだよ。
助かった。

とか、思ってたら、その裏ですぐに追いつかれちゃうし。
あとは、15回引き分けまで、永遠にも思える延長戦が続いたわけで。

その間、一度も飲み物の売り子さんは表れなかったわけで。

いやいや、僕もつらかったけれど、両チームの選手たちはもっとしんどかっただろう。
さすがに明日は会社休むとまずそうなので、ネットで経過を追うけれど、どっちのチームも明日もがんばれ。

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