NHK『ゲゲゲの女房』第151回

 朝から日本心理学会第74回大会(会期は22日まで)に出かけていて、フサオマキザルに独裁者ゲームをやらせる研究(瀧本・藤田, 2010)が面白かったやら(血縁個体相手への行動は現在行っている途中だという)、知り合い男性には目礼するだけだけれど、女性の知り合いには必ず手を振るという行動を励行したりしている当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第151回めの放送を見ましたよ。

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「ありがとう」

 布美枝(松下奈緒)の父・源兵衛(大杉漣)が脳梗塞で倒れた。布美枝は急遽、安来に里帰りして見舞うことにした。

 源兵衛は入院を拒み、自宅で療養している。右半身の麻痺が残っているが、意識や言葉ははっきりしている。危篤ではないので、余計な心配をかけないよう、源兵衛は布美枝には連絡しないよう伝えていた。しかし、実際に布美枝の顔を見せると、とれも嬉しそうにした。孫たち(青谷優衣荒井萌)の成長ぶり、茂(向井理)の仕事の成功の話を聞いて喜ぶ。

 源兵衛は、あらためて布美枝が幸せになってくれて良かったという。茂は長く不遇の時代を過ごしたので、彼と結婚させたことは失敗だったのではないかと後悔することもあったのだと打ち明けた。布美枝は、源兵衛ははじめから茂のことを見込んでいたし、自分も父の見立てに間違いはないと信じていたと答えた。しかし、源兵衛は、口でどんなに良いことを言っても、心で子供のことを心配するのは当たり前であると言う。ずっと心配をしていたという。
 布美枝を茂に預けて大丈夫だと確信したのは、貸本屋で布美枝が声を荒らげて茂をかばった時だという(第48回放送)。その瞬間に、自分の娘から茂の女房に変わったと知ったという。その姿を見て、嬉しくもあったが、少々寂しくもあったと打ち明けるのだった。

 布美枝は、源兵衛の十八番の安来節について話はじめる。結婚式で源兵衛が歌ってくれたのが心に残っているという。結婚式当日は気付かなかったけれど、後にして思えば、門出の祝歌として何よりのものであったという。
 なぜなら、源兵衛が歌った一節は布美枝と茂の名前を含み、ふたりの末広がりの幸せを願ったものだったからだ。
も栄えて、葉もる」
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 安来節の歌詞に、そんな素敵なものが含まれているとは気付かなかった!やられた、やられたよ。

 大杉漣のヨボヨボ芝居も上手すぎるし(声に張りがない、麻痺した右半身がずっと下がりっぱなし)、キュンと来る。

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