今日は我が最愛の山瀬まみの誕生日であることをたいへんめでたく祝福している当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ばけばけ』の第4回めをNHK+で見ましたよ。
父・司之介(岡部たかし)がふらりと家を出たまま10日以上帰ってこなかった。
トキ(福地美晴)は学校の行き帰りで街中を探し回った。
するとついに、宍道湖の岸に佇む父・司之介を見つけた。
司之介はトキの姿を見つけるや否や、湖の中へ逃げ出した。トキも後を追い、ずぶ濡れになりながら父にすがりついた。
「すまん」以外は何も話そうとしない父に向かって、そんな父に向かってトキ、失踪した理由が何であれ生きていただけで良かったと言い、一緒に帰るのだと強い口調で命令した。
さらに、司之介がいないと大好きなしじみ汁もまったく美味しくないと述べた。そこに母・フミ(池脇千鶴)も現れ、異口同音にしじみ汁の味気なさを語った。
ふたりの説得で、ついに司之介は折れた。
ただし、トキには翌日から学校に行かずに働いてほしいと継げた。それというのも、ウサギ相場が大暴落し、今やウサギには全く値がつかないという。司之介が仕入れた大量のウサギが捌けなくなったばかりか、事業拡大に投じた莫大な借金だけが残ることとなった。その額は、司之介が一生働いても返せないほどだという。
トキを学校に行かせる金はなくなったが、大好物のしじみ汁だけは飲ませることを司之介は約束した。
こうして司之介は家に帰ってきたが、その日の食卓にしじみ汁はなかった。
代わりに「しめこ汁」という初めて見る料理が出ていた。それはそれは美味で、祖父・勘右衛門(小日向文世)は有頂天になった。
ただし、「しめこ」が何かと聞いても、司之介とフキは口ごもって答えようとしなかった。
嫌な予感のしたトキは、ウサギの在庫置き場を見に行った。すると、そこには空っぽのカゴだけが積まれていて、一羽のウサギもいなかった。それらは全て絞められて食卓に上がったのだ。
祖父とともにウサギをかわいがっていたトキは、心の底から恨めしく思った。
昔からトキは、恨めしいことがあると母・フキに怪談本を読んでもらった。そうすることで恨めしさが紛れたのだ。
その夜も読んでもらったが、トキの恨めしさは増すばかりだった。
それと同じ頃、アメリカのシンシナティに暮らすレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)は自分で自分のこめかみに銃口を向けていた。
新聞記者の仕事を失い、無一文で餓死寸前だったのだ。遺書に、自分には何も無い、金もパンも家族も、そしてこの遺書を読む友人の一人もいないなどと書き綴った。
いよいよ覚悟を決め、引き金に指をかけたが、彼には銃弾を買う金もなかった。死にきれなかった。
そんな境遇を恨めしく思った。
遠く離れた場所で同じように恨めしさを募らせているふたりは、この5612日後に出会うことになる。
今日は我が最愛の山瀬まみの誕生日だから、彼女に免じて少なくとも明日まではまとめ記事を続けます。
トキ(福地美晴)は学校の行き帰りに父・司之介(岡部たかし)を探していたのだから、母・フミ(池脇千鶴)はその場にいないはずなのです。ところが、突然現れて。なんだよそれ。
好意的に解釈すれば、途中でトキの同級生のサワ(小山愛珠)と出会ったから、彼女がフキを呼びに行ったのかもしれないけれど。しかしそれなら、道案内のためにサワも一緒に来るはずなのに、その場にいなかったし。
雑だなぁ。
謎の「しめこ汁」が大量に出てきてウサギが一匹残らず消えているって流れは、悲壮さ半分、笑わせ半分のシーンだと思うんだけれど。
明日からの食料にも事欠くかもしれないって家族が、一度に全てのウサギを潰してしまうかねぇ?少しずつ食べて行けばいいのに。なんなのその計画性のなさは?もしくは、「しめこ汁」を屋台で売って日銭を稼ぐとかすりゃいいのに。・・・まぁ、そういう計画性や商売根性のなさが司之介の失敗の元凶ってことでストーリー的には整合してんのかもしれんけど。
そして、4日間見てきたけど、やっぱりどうしても、いけわきちd・・・