テレビ小説「だんだん」 第17回

「やっぱ、『ちりとてちん』は最高に面白かったよなぁ」と思っている当方が、「だんだん」の17回目の放送を見ましたよ。


中学を卒業した忠(吉田栄作)はプロボクサーになるため、家出同然で大阪に住み始める。苦労の下積みの末、西日本新人王を獲得にまで上り詰めた。ある日、仲間と息抜きに出かけた祇園で、舞妓の真喜子(石田ひかり)と出会う。舞妓に恋愛はご法度と知りながらも、二人は恋に落ちてしまった。真喜子の父(夏八木勲)は激怒するが、真喜子が子を身篭ったことで結婚を認める。ただし、真喜子が祇園を去ることと、忠もボクサーを辞め、婿養子として呉服屋を継ぐという条件が突きつけられた。忠は実家の松江に報告に行くが、父(岸部一徳)に勘当されてしまう。





今日の、松江と祇園におけるシンクロは見事でした。それぞれの土地で二人の話者(父と母)から発せられる昔話が完全に一致しています。両親が娘の正体を確認する様子や、これまでの別居を謝罪する姿まで、きれいに揃えてありました。
演出としては目新しいものではありませんが、きっちり作りこまれていたので好感を持ちました。

しかし、二人が恋に落ちる展開がいかにもありきたりで、あいかわらず面白い脚本だとは思えないのが残念です。いまだに、去年の連ドラ『ちりとてちん』における、両親の馴れ初めプロットを傑作だと思っている当方なので、不当に不利な評価なのかもしれませんが、やっぱり『だんだん』の脚本はパッとしない。


ところで、『だんだん』のオープニングが『ちりとてちん』のそれにそっくりで、今作は『ちりとてちん』をかなり意識しているのではないかと、多くの視聴者から指摘されているわけですが。
今日の、忠(吉田栄作)が家を飛び出すシーンは、『ちりとてちん』で喜代美(貫地谷しほり)が家を飛び出すシーンへのオマージュですよね。どう考えても。

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