テレビ小説「だんだん」 第18回

あらすじを知るだけならテレビガイドやwebサイト読めばよいのであって、わざわざ放送を見る理由は細かい演出やシーン展開、役者の演技の妙を見るためにあるのだと思っている当方が、「だんだん」の18回目の放送を見ましたよ。


呉服屋で修行を始める忠(吉田栄作)と真喜子(石田ひかり)。しかし、ほどなく大阪へ逃げ出してボクシング生活を再開する二人。無事に双子が生まれるが、収入が少ないことや2人の赤ん坊に手を焼くことで、諍いが絶えなくなる。そんな頃、チンピラから真喜子を救うために忠は暴力事件を起こしてしまう。この事件でプロボクサーの道は絶たれ、生活の目処が立たなくなる。両家の親族らが集まり、二人を離婚させ、子供を一人ずつ引き取ることを決定。急に泣き出したのぞみを真喜子があやしたことが決め手となり、のぞみ(三倉茉奈; 子役名不明)は真喜子と共に京都で、めぐみ(三倉佳奈; 子役名不明)は忠と松江で育てられることとなった。
以上の昔話を聞き、のぞみは忠が松江で再婚したことをなじる。めぐみは、改めて自分の母は松江の嘉子(鈴木砂羽)のみであるのだと、自分に言い聞かせるように宣言する。







夫婦の昔話のクライマックスなのに、かなりあっさりした描写。無理に15分に詰め込んだ感じで、ひじょうに窮屈。
忠が全日本新人王戦で敗れたときの失意とか、呉服屋修行に挫折する姿であるとかが、1カット出てくるだけで見ているこっちにはあまり響いてこなかった。同じように、真喜子が2人の子育てに苦労する姿も特に描かれるでもなく、泣き続ける赤ん坊をほうって、ちゃぶ台に突っ伏しているシーンが1度あるだけ。二人とも実家と絶縁状態なので、生活費や子育ての支援が一切ないということは行間を読めばわかり、かわいそうだと思い込むことはできるといえばできるのだが。けれども、具体的に苦労しているエピソードを2、3追加してくれてもよかったのではないか。そうすることで登場人物の心情に共感しやすくなるだろうし、話に没頭しやすくなったのではないかと思う。

修飾ばかりで中身のないお話も困るが、物語の筋を情報伝達するだけで余裕のないドラマっつーのも見続けるのがつらくなってくる。

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