「だんだん」第148回 (3/26)

ソフトランディングできるかどうか、それが気になって、ラスト直前になって俄然目が離せなくなってきた当方が、『だんだん』の148回目の放送を見ましたよ。

寝たきりで治療を拒否する畑田(桂米朝)は若い頃牧場で牛を育てていた。めぐみ(三倉茉奈)と石橋(山口翔悟)は、彼を牧場へ連れ出した。車椅子でしか移動できなかった畑田だが、めぐみと石橋の手を借りて牧草の上を歩くことができた。
祇園では、のぞみ(三倉佳奈)のアイディアである、女性客向けに低価格で舞を見学させるという企画がヒットしていた。その頃、過去に金目的で芸妓・花鶴(京野ことみ)に近づいた西沢(白川明彦)が現われる。心を入れ替えて仕事を立ち上げ、借りていた金を清算しに来たのだ。

節分、のぞみは松江の人々を置屋・花むらに招待した。その場で、サプライズとして石橋とめぐみの花嫁姿(白いドレス)が披露された。結婚式を挙げていなかったふたりのために、手作りの結婚式をのぞみが企画したのだ。


牧草地でいきなり車椅子から立ち上がるという、「アルプスの少女ハイジ」におけるクララの役回りを桂米朝にやらせるという度胸ある演出に、胸が熱くなりました。
花鶴を騙した男である西沢なんてセリフで語られるだけで、実際の姿が登場したのは1回くらいのもので、しかも金を渡されて無様に逃げ帰って行くというどーでもいいシーンしかなかったのに、この期に及んで「実は心を入れ替えて、真面目になった」なんて後日談を入れる無理矢理な演出に、目頭が熱くなりました。

文章にすると、これだけでかなりのボリュームなのに、ラスト数分でめぐみと石橋のプチ結婚式まで詰め込む濃厚な展開。
「いろいろ苦労はしましたけれど、ふたりで助け合って生きていくことにしたのです。お父さん、お母さん、ありだとう だんだん」的な、独白なり回想シーンナリあれば、一応ドラマの盛り上がりとして形になったものを、本当に衣装を披露するだけで終わり。
美味しいところをみすみす放棄する勇気に、脱帽です。
#そういえば、のぞみの結婚式も、祖母・初枝(三林京子)に抗がん治療を説得するという、新郎新婦そっちのけの謎展開だったしなぁ・・・。期待するだけ無理か。

ていうか、石橋とめぐみが惹かれあったちゃんとした理由ってのも、冷静に考えると謎だから、新郎新婦のお涙話を書けなかったというのが真相なんじゃないかと邪推していたり、いなかったり。

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