放送もついに明日で終わり。今日はゆっくりと収束モードに入るのだろうと予想を立てた当方が、「だんだん」の149回目の放送を見ましたよ。
祇園では、結婚披露会の後、参加者全員の仮装パーティーへと突入した。各々が滑稽な格好で輪になって踊り、「淡水と海水が交じり合う宍道湖のように、松江と祇園の人々が交じり合いました」とはナレーター(竹内まりや)の弁。
しかし、楽しそうな宴会の中でも、のぞみ(三倉佳奈)の夫・康太(久保山知洋)は落ち込んだままだ。
それから数日後、修行中の舞妓・花知(久保田晃代)の自覚のない態度に、教育係であり女将であるめぐみは激しく叱責する。花知と同郷の康太は、花知を擁護するが、そのために夫婦仲はさらに緊張を増す。
翌朝、書置きを残して花知は松江に逃げ帰ってしまった。それを追って、のぞみと康太も松江にやって来た。
ラスト2回でまったりと収束するのかと思いきや、仮装パーティーだの、花知のトラブルだの、いろいろ詰め込んできました。視聴者ながら、「大丈夫かよ」と心配したり、しなかったり。
仮装パーティーに関しては、忘年会の余興レベルで見ていて寒々しかったです。まぁ、劇中でも、リハーサルなしの余興という設定なので、その寒々しい仮装がリアルと言えば、リアルなのですが。それにしても、ちょっと公に放送して良い映像ではなかったような・・・。
ただし、芸妓3人組みが男装をして口上を述べるという出し物は、きれいな仮装で見た目は美しかったです。けれども、3人がそれぞれ話す内容というのが、
・花雪(石田ひかり): 駆け落ち→離婚→祇園に復帰
・花鶴(京野ことみ): 祇園一の男好き
・涼乃(木村文乃): 祇園一のイケズ芸妓
などなど、自虐ネタのオンパレードかつ、ドラマ内での役割の説明的セリフで、聞いていて寒々しかったです。
ストーリーの動きとしては、のぞみと康太の夫婦仲の修復がテーマになっているっぽい。
今週の前半は石橋(山口翔悟)の医師としての成長ストーリーでしたが、ラスト2日は康太の夫修行に焦点が当たるのでしょうか。
ここに来て、真の主役はマナカナではなくて、石橋と康太だったのではないかと錯覚することしきりなり。