NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』第27回

 女心もここまでは激変せんだろうっつーくらいにコロコロ上下する最近の気温に、少々体調のよろしくない当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第27回めの放送を見ましたよ。

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 布美枝(松下奈緒)が気まぐれに入った貸本屋は、置き引きに遭って困っていたところを助けてくれた田中美智子(松坂慶子)の店であった。そして、置き引き犯本人である原田(中本賢)もそこにいた。

 美智子の説明によれば、布美枝のハンドバッグを盗みそこねた直後、原田は美智子の大きな風呂敷包みに目をつけ、それを奪って逃げた。しかし、中身は仕入れた貸本の束であったため、あまりの重さに逃げ切れず捕まってしまった。よくよく話を聞いてみると、田舎に家族を残して東京に出てきたものの、仕事もなく一文無しになり、つい出来心での初犯であったという。同情した美智子は、罪を許し、自分の店でしばらくの間働かせてやることにしたのだった。

 翌日、家に茂(向井理)の幼馴染のイタチこと浦木(杉浦太陽)がやって来た。一緒に連れてきた中森恒夫(中村靖日)を紹介し、彼を空き部屋に間借りさせてやれないかと強引に頼むのであった。彼は大阪で貸本漫画家をやっていたのだが、そっちでは食えなくなり、家族を残して東京に出てきたのだと言う。

 新婚家庭であり、露骨に嫌がる茂と布美枝であった。しかし、同業のよしみか、茂はついに部屋を貸してやることにした。布美枝はそんな茂を理解することができなかった。

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 なんか、新登場人物がいっぱい出てきて、ものすごく詰め込まれ感満載でした。上のあらすじでは割愛しましたが、貸本屋を井戸端会議場とする商店街の奥さん連中が3人出てきました(東てる美、他)。今日はほんの顔見せ程度でしたが、全員にきちんと役名がついていました。今後、布美枝の良き相談相手になったり、ゴシップとおせっかいで布美枝を引っ掻き回したりと、そういう役どころになるんじゃないかと思うわけです。

 それから、置き引き犯を許して貸本屋で働かせてやっているというくだり。なんだか、芝居と演出が微妙で、原田が本心から反省して更生したのか、それとも反省した振りをしているだけなのか(女主人を騙し続けている)、よくわかりませんでした。あえてどちらか分からないようにしておいて、あとで視聴者をびっくりさせるという流れなら良いのですが、どうもそういう雰囲気が見えてこない芝居と演出というか・・・。

 今週に入ってから、どうも作りが雑になり始めていて、失速気味なんじゃないかと思う当方です。ストーリーはちゃんと流れていて、着実に不整合なく進んでいることはわかります。しかし、見せ方がどうもなぁ。基礎がしっかりしているだけに、そういうところが目につき始めます。

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