ケータイワンセグで見ようとしたら電車の中は電波状況が悪くて見れなかったけれど、念のためビデオをセットしていたおかげで難を避けることができた当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第37回めの放送を見ましたよ。
「消えた紙芝居」
布美枝(松下奈緒)は、茂の作業を手伝うのが日課になりつつあった。しかし、もっと他にも力になれることはないかと考え、商店街の貸本屋に応援を頼むことにした。自分が水木しげる(向井理)の妻であることを公表し、「墓場鬼太郎」の宣伝に力を入れてもらうことにした。地元漫画家ということで、貸本屋の女主人・美智子(松坂慶子)だけでなく、商店街の面々もそれぞれ助けてくれることになった。
その日、茂の漫画のファンでもある同業者・戌井(梶原善)が、新刊の祝いのため家にやって来た。布美枝はご馳走でもてなした。
するとそこへ、浦木(杉浦太陽)もやって来た。ファンクラブのトラブルの原因を作ったまま行方をくらましていたが、本人も一文無しになっていた。
布美枝に風呂の準備と洗濯をしてもらったうえ、図々しくも食卓について勝手に食べ始める浦木。図々しく調子の良い態度を迷惑に思いながらも、浦木のひょうきんな様子にいつしか心を許す面々。浦木の話によれば、茂は戦争からの復員後すぐに神戸でアパート経営をしていたという。布美枝は今まで聞いたことのなかった茂の過去にとても興味を持つ。
夜、いつものように作業を手伝っていると、ベタ塗り以外の作業もやらせてもらえるようになった。茂は、自分が描いている登場人物と無意識に同じ表情となってしまう。それを指摘した布美枝とふたりで笑いながら作業を続ける。仕事をしながら、布美枝は自分と出会う前の茂の人生をもっと知りたいと思うのであった。
今日は、妙に茂の過去にこだわる描写でした。くどいなぁと思いつつ、念のため今週のあらすじを確認すると、神戸から恩師の紙芝居師が尋ねてくるという筋らしい。なるほど、その布石が打たれていたのか。
特にこれといった内容もない日で、今日を見逃しても話は破綻しないと思います。