NHK『カーネーション』第37回

今朝の『額縁をくぐって物語の中へ』はゴヤの「着衣のマハ」&「裸のマハ」であって、2枚を並べるととてもエロチックであり、服を着ている方はばっちりメイクなのに、裸の方は化粧が取れて髪も乱れているという説明にますますエロさを感じた当方が、NHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』の第37回目の放送を見ましたよ。

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第7週「移りゆく日々」

昭和8年 (1933年)、奈津(栗山千明)の父(鍋島浩)が死んだ。

糸子(尾野真千子)は葬式に行く気になれなかった。奈津は小さい時から糸子に敵愾心を持っており、糸子にだけは絶対に弱みを見せようとしない。父を失くして大変な時に、糸子に会うと神経が参ってしまうのではないかと心配なのだ。
しかし、幼なじみの父の葬式に参列しないわけにもいかず、渋々と出かけていった。ところが、そこで見た奈津はいつも以上に気丈に振舞っており、糸子を目の前にしても少しも動じるところがなかった。

一方、糸子の仕事は大忙しだった。
サエ(黒谷友香)のイブニングドレスが評判を呼び、他の踊り子たちがロイヤル紳士服店に殺到した。店主(団時朗)はホクホクしながらも、糸子に無理難題を押し付けた。1着を3日で仕上げろというのだ。背広を最高級の製品だと考え、ドレスは女子供向けの低級品だと思っている店主は、ドレス作りに手を抜いても構わないから、とにかく早く仕上げろというのだ。店の職人たちも同様で、ミシンは背広づくりに優先され、糸子はミシンも使うことができなかった。

糸子は立腹した。
しかし、踊り子たちが1日でも早くドレスで踊りたいという気持ちもわかり、素早く仕上げることを重要視した。そこで、客の体に布を当て、直接裁断するという工夫を始めた。型紙を作る工程が省ける分、早く作成できるのだ。その工夫が成功し、客も店主も満足した。

店でミシンが使えないので、糸子は自宅のミシンでドレスを縫っていた。
ある日、芸妓の駒子(宮嶋麻衣)が訪ねてきた。2ヶ月先まで仕事の詰まっている糸子は彼女の依頼を一時的に断らざるを得なかった。残念がる駒子であったが、ふたりは久しぶりに女同士で楽しくおしゃべりをすることができた。

仕事で奈津の料亭にも出入りする駒子は、彼女の家の様子を教えてくれた。
先代女将である奈津の母(梅田千絵)は意気消沈し、ほとんど仕事もできない状態になってしまっている。その分を取り戻すかのように、若女将の奈津が気丈に働いているという。以前と同様に元気であるし、ツンツンとして口やかましいという。奈津の結婚に関して、式は無期延期のままだが、婿の入籍だけは済ませたのだという。一刻も早く、店に男手が欲しかったのではないかと思われた。

今年もだんじりの時期になった。
奈津のことが気がかりな糸子は、大好きなだんじりもどこか上の空だった。奈津が強がっていることが手に取るように想像できたのだ。こういう時は素直に泣くのが一番なのにと心配になってきた。どんな事でもいいから、自分が奈津に刺激を与えて、彼女の感情を爆発させてやる必要があるのではないかとまで思うのだった。

そんな中、だんじりの喧騒の中で泰蔵(須賀貴匡)と八重子(田丸麻紀)の息子が迷子になってしまった。
それを偶然見つけたのは、得意先回りに行く途中の奈津だった。どこの子かはわからなかったが、川辺に近づこうとしていたのを危ない所で呼び止めたのだ。すると、子供を探していた泰蔵がすぐにやって来た。

彼は奈津の初恋の人である。けれども、泰蔵は奈津のことを知らないので、いつも一方的に眺めるだけだった。今でも彼を見ると気が動転してしまう。
ところが今日は、泰蔵が奈津の父のことで励ましてくれた。奈津は自分のことが泰蔵に覚えられていると知ると嬉しかったが、ますます正気を失った。舞い上がってしまい、お使いのことを忘れ、今来た道を引き返してしまうのだった。
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今日は奈津にスポットがあてられていました。明日もこの調子でしょう。
奈津の片思いネタは、放送開始直後からずっと引っ張られてますね。まさか7週目の今日になっても(物語の中の時間の流れでは10年ほど)、まだ泰蔵に気があるとは思わなかったですね。乙女ですねぇ、奈津。

しかし、奈津の結婚相手が一切でてこないのはどういうわけだ?一体誰が演じるんだろう。
まさか、奈津が泰蔵への思いを捨てきれずに、顔も映らないうちに破断にするとか、そういう超展開じゃないよね?

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