またしても、まとめ記事の実演販売をすることになった(10日ぶり)当方が、NHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』の第138回目の放送を見ましたよ。
糸子(夏木マリ)のブランドの宣伝を3人の娘たちに協力しようということになった。
しかし、糸子は反対だった。娘たちをライバル視し、彼女らを目の前において「仕事のことで助けられたくない」と啖呵を切ったことを思い出し、今さら頭を下げるわけにはいかないと意地を張っているのだ。やるなら、商社勤務で企画担当の高山(藤間宇宙)の勝手にしろと言い捨てた。
果たして、高山が無事に娘たち3人の宣伝協力を取り付けてきた。もう糸子は何も言えなくなった。
1986年(昭和61年)7月20日の発表展示会に向けて、作業に拍車がかかった。4月には商品ラインナップが確定し、試作品が完成した。6月に入るとロゴデザインの検討や、発表会の発送作業に追われた。
忙しくなる一方の中、糸子は遅くまで多くの仕事を1人でこなした。下請けの縫製工場の仕事が雑だといっては、自らミシンを操った。無理がたたって、昔からの弱点だった膝の痛みが悪化した。ミシン台から立ち上がろうとして尻餅をついてしまった。
一緒に暮らしている里香(小島藤子)は糸子の体調が心配でならなかった。密かに糸子の様子を伺っては、何かあったらすぐに助けられるように待機していた。糸子が床に転がってしまったのを見て、すぐに駆けつけた。
里香は、高齢の糸子が激務をこなすのをこれ以上見ていられなくなった。もう仕事はやめてくれ、苦しんでいる姿を見たくないなどと、泣きながら訴えた。
しかし、糸子は里香が考え違いをしていると言って笑い飛ばした。糸子は仕事が楽しくて仕方ないのだ。運動の選手が典型であるように、人は夢中になると苦しそうな顔になる。自分が仕事で苦しそうに見えるのは、夢中になっているからだと言って、里香を納得させた。
ブランドの発表展示会の前日、糸子は宣伝のためにテレビのワイドショーに出演することになった。
そこには、優子(新山千春)、直子(川崎亜沙美)、聡子(安田美沙子)の3人が勢ぞろいし、デザイナーとしての自分達の出自を語った。その中で、自分達3人の仕事の先輩であり、同時に厳しい父親のように育ててくれた存在があると説明した。それが自分達の母親だというのだ。
「お母ちゃん!」
と、3人が声をあわせて呼びかけると、糸子がスタジオに登場した。
テレビ局に向かう直前、里香が段ボール箱を開けて、黒くてシックな洋服を選んで着ました。説明がなくてよーわからんかったけれど、あれは優子から送られてきた洋服なんですよね?今まで、頑なに優子の服を拒絶していた里香だけれど、ついにそれを着たという、里香の心境の大変化の場面だと思っていいんですよね?すげえあっさりしてたけど。
あと、テレビ局内で、特徴的な衣装を着た女性が歩き去って行きました。後ろ姿しか写りませんでしたが、「アキナだ」と呼ばれていました。
Desire の中森明菜の衣装っぽかったですね。
ものすごくどーでもいい小ネタだと思って、しらけました。