NHK『おかえりモネ』第78回

僕の大好きなバンドDrop’sの中ではドラムの石川ミナ子さんが「みーちゃん」と呼ばれており、未知(蒔田彩珠)のことは「みーちゃん」とは呼ばないことにしている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第78回めの放送を見ましたよ。

NHK『おかえりモネ』第77回

現在の髪の毛やヒゲの伸び具合は劇中の浅野忠信と同じくらいなのに、どうして自分にはああいう男の渋みが出てこないんだろうと悩み落ち込んでいる当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第77回めの放送を見ましたよ。

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第16週『若き者たち』

百音(清原果耶)は、亮(永瀬廉)と喫茶店で落ち合った。

亮はその喫茶店で一夜を明かしたという。居眠りすると店員に注意されること以外は、何時間居座っても文句を言われなかったという。店内には同じような客が何人もおり、互いに没交渉ではあったが、何かしら連帯感が生まれたと楽しそうに話した。刹那的に存在を認めてもそれ以上の興味を持たないという東京の雰囲気は楽でいいと言うのだ。

亮は父・新次(浅野忠信)の跡を継いで地元の漁師になった。父をはじめとした周囲からの期待も大きく、また亮自身も簡単にそれに応えることができた。しかし、だんだん苦しくなってきたのだ。それもあって、東京で逃げ出したくなった。

それでも地元に帰ろうとする亮を、百音は引き止めた。そしてシェアハウスに連れて行くことにした。

その頃、シェアハウスには百音と約束をしていた菅波(坂口健太郎)が迎えに来た。亮のことで百音に嫉妬している未知(蒔田彩珠)は、百音は約束をすっぽかして幼馴染の男と会っていると意地悪く話した。ふたりは特別に通じ合っているとも話した。
慌てて明日美(恒松祐里)は詳しく弁解した。それを聞いた菅波は納得し、その日は帰ることにした。

感情を爆発させた未知は、突然帰り支度を始めた。
そして、シェアハウスを出ていこうとしたところ、ちょうど百音と亮が帰ってきた。さらには、事情を聞いて駆けつけてきた三生(前田航基)と悠人(高田彪我)まで現れた。
百音は、もうしばらくここにいて亮たちと一緒に島まで帰るよう未知を説得した。亮のことを見守ってほしいと頼んだのだ。未知はそれを受け入れた。

未知は態度を和らげ、菅波に悪意ある言葉を投げかけたことを説明し謝った。

菅波との約束をすっかり忘れていた百音はすぐさま彼に電話で謝った。
はたして、菅波は平静な様子だった。幼馴染の一大事に対応し連絡し忘れるくらいの方が却って信頼できると言って慰めた。

そして、幼なじみたちは久しぶりに語り合った。昔話に花が咲き、亮もすっかり笑顔で楽しそうだった。しかし、徹夜で疲れてしまった亮はひとり眠ってしまった。

亮が眠っている間、三生と悠人の進路の話になった。悠人は公務員試験を受け、地元に戻ることを目指している。
三生は過去に一悶着あったものの、実家の寺を継ぐことを決めたという。地元に戻り、周囲の期待などいろいろなものを背負う覚悟を決めたと宣言した。

三生の宣言が亮の生き方を踏まえている。そのことは皆すぐに理解できた。
しかし、明日美には納得できなかった。亮は周囲からのプレッシャーに押しつぶされている。亮は漁師をやめて仙台や東京に出ればよいと話した。そもそも、故郷で頑張ることが偉いという風潮に納得がいかなかった。

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NHK『おかえりモネ』第76回

去年の春には「俺は花粉症でもないし、マスクを箱で買うのもこれが最初で最後だな」なんて思っていたのだけど、いつしか「トイレットペーパーを買うように、一生マスクを買い続けなくてはならんかもしらんな」とちょっと思うようになってしまった当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第76めの放送を見ましたよ。

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第16週『若き者たち』

行方をくらまし、誰からの連絡も無視していた亮(永瀬廉)であったが、百音(清原果耶)からの電話には応答した。彼は百音しか話せる相手はいないと述べると、すぐに電話を切った。
それをスピーカーホンで聞いていた未知(蒔田彩珠)は感情を爆発させた。普段から誰よりも彼を心配し好意を寄せているのに、亮は百音にしか心を開かないのだ。百音に対して激しく嫉妬した。そのまま部屋を飛び出し、亮が訪問した時に座っていた食堂の椅子に座ってで一晩を過ごした。
騒ぎを聞きつけた明日美(恒松祐里)にも事情を話した。

翌朝、母・亜哉子(鈴木京香)から連絡が入った。落ち着いた亮は関係者に連絡し、船に戻らなかったことを謝ったという。船はすでに出港した後なので、新宿から高速バスで気仙沼に戻ると言っているという。

百音は、未知と明日美を伴って新宿のバスターミナルに行こうとしていた。おそらく8:20発のバスに乗ると予想できたからだ。

しかし未知は動こうとはしなかった。亮は、自分ではなく百音に来てほしがっているからだと言いはった。
明日美は、そんな未知に苛立った。学生時代、亮のことが好きだった明日美も、彼が百音にだけ心を開くことを苦々しく思っていた。そしてそれは周知のことであり、いまさら未知が言うべきことではないと思うからだ。
一方、明日美は未知の言い分にも一理あると思った。亮は百音以外の人間がいると本音を言わなくなってしまう。百音が一人で行ったほうが良いと判断した。
疲弊している亮には、少なくとももう1日は休養が必要だと考えられた。百音は、そのまま帰らせず、必ずここに連れてくると約束して一人で出かけていった。

しばらくして菅波(坂口健太郎)がシェアハウスにやって来た。前日から延期になったデートの約束があったからだ。
未知は、百音は幼馴染に会いに行ったと冷たく言い放った。前日、菅波は亮と顔を合わせている。その時に、百音との特別な関係に気づかなかったのか、二人は昔から通じ合っているとまくし立てた。
明日美に咎められても、未知は留まらなかった。

その頃、百音は喫茶店で亮と落ち合った。
ふたりは何事もなかったかの様子で、メニューを見ながら何を食べようか話し合った。

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NHK『おかえりモネ』第75回

朝倉かすみが自分の好きな作家に声をかけて編んだ『スカートのアンソロジー』はまだまえがきを読んだ程度だけれど、そこに「好きな人とはなるべく関わりを持ちたくない。物陰からそっと覗き見する程度が心地良い。相手に知られると、嫌われてしまうかもしれないと懸念するからだ」みたいなことが書かれていて、わかる、わかるよ、俺も最愛の山瀬まみ数十センチメートルの距離まで近づいたけれど声をかけられなかったもんと深くうなずいた当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第75回めの放送を見ましたよ。

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第15週『百音と未知』

深夜、実家の亜哉子(鈴木京香)から百音(清原果耶)に電話があった。亮(永瀬廉)が行方不明になったという。百音はスマホをスピーカーホンにして、未知(蒔田彩珠)とふたりで話を聞いた。

亜哉子(鈴木京香)によれば、彼の父・新次(浅野忠信)のことが関係しているかもしれないという。この日、新次が酒に酔って大暴れし警察の世話になったのだという。当然、そのことは警察から亮にも伝えられた。それが原因ではないかというのだ。

亜哉子によれば、2日前に横山フミエ(草村礼子)と会ったことがそもそもの発端ではないかと言う。彼女は、津波で行方不明になった新次の妻・美波(坂井真紀)の実母である。
実は、美波の死亡届は未提出のままだった。フミエは死亡届用紙を差し出し、新次が判を押して提出してほしいと頼んだ。フミエも年老い、もう長くは生きられない。あの世できちんと美波に再会できるよう、手続きをしておいてほしいと言うのだ。

新次はしばらく考えたいと答え、結論を保留した。
亮には仕事に行くよう命じ、二人で相談することもなかった。こうして亮は東京で百音に会い、一泊後の昼に新次が暴れたことを聞いたのだ。
一人になった新次は死亡届を出したくなかった。自分が書類に判を押せば、自分が美波を殺したも同然だと思うからだ。それで酒に溺れてしまったのだ。

未知は、深夜になるまで知らせなかった亜哉子に対して腹を立てた。急いで亮に電話をかけたが、なしのつぶてだった。未知は、亜哉子との電話を切って百音のスマホからかけるよう頼んだ。

百音が電話をかけると、しばらくして亮が応答した。百音は、心配する未知のためにもスピーカーホンにして聞かせた。
亮は、全部やめたい、百音しか言える相手がいないと一方的に話した。そして、百音の返事を待たずに一方的に電話を切ってしまった。

未知は感情を爆発させた。
亮が、全部やめたいと言う気持ちがわかったからだ。高校を卒業してすぐに漁師になり、新次の代わりに頑張ってきた。それなのに、いつも新次に苦しめられる。当然逃げ出したいはずである。しかし、ふたりきりの親子であり、新次を見捨てることができないのである。

さらに未知は、彼が百音の電話にだけ出て、百音にしか話せないと言ったことにも腹を立てた。
未知は、東京で買い、着ている姿を亮に褒めてもらったジャンパースカートを百音に投げつけた。

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NHK『おかえりモネ』第74回

幼なじみ(♂)とこんなやりとりをした当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第74回めの放送を見ましたよ。

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第15週『百音と未知』

百音(清原果耶)と菅波(坂口健太郎)のデートの前夜、亮(永瀬廉)がなんの前触れもなく百音を訪ねてきた。
聞けば、亮の乗っている漁船が銚子に入港し、船長と共に築地漁港の見学に来たのだという。築地は百音の住むシェアハウスの近くである。それで会いに来た。亮の船は翌日の昼まで装備の修理のため動けない。そこで、その晩はシェアハウスの空き部屋に泊まることになった。

百音は、亮が突然やって来たことには何か理由があると察した。それを当たり障りなく聞こうとした。しかし、まさにその時、出かけていた明日美(恒松祐里)と未知(蒔田彩珠)が連絡を受けて足早に帰ってきた。そのため、訳を聞くことができなかった。

明日美は亮との再会に興奮してしまったが、未知の気持ちに配慮しふたりが上手くいくようお膳立てをした。亮は、東京で新しい服を買って着ている未知のことを褒めた。未知ははにかんだが嬉しかった。そうして、その晩はみんなで愉快に過ごした。

その晩の亮は、以前のように明るく楽しそうだった。ただし、百音と明日美が翌日のデートのことをコソコソと話しているのが聞こえてきて気になった。

翌朝、約束の時間より早めに菅波が迎えに来た。亮はちょうど船に戻ろうとしていたところで、ふたりは鉢合わせすることになった。初対面のふたりは遠慮がちに簡単な挨拶を交わし、亮はそそくさとシェアハウスを出ていった。

百音は妹の未知を菅波に紹介した。しかし、話のきっかけが掴めず、どこか重苦しい雰囲気が漂った。菅波と百音は、デートの行き先も決めておらず、ますます間が持たなくなった。

菅波は、おずおずと上野で開催されているサメの企画展に行くことを提案した。菅波はサメが大好きなのである。百音もそれに同意した。
すると、未知がその企画展の招待券を2枚差し出した。出張先の水産展でたまたま貰ったのだという。

それで菅波の顔が急に明るくなった。未知も距離が近づいたような気持ちになった。未知は、母・亜哉子(鈴木京香)から頼まれたと言って、菅波と百音の写真を撮りたがった。ふたりは素直に応じ、並んで写真に収まった。

いざ出かけようとした時、菅波の携帯電話が鳴った。患者のことで呼び出されてしまい、その日のデートは中止になった。百音は仕方のないことだと素直に受け入れた。その代わり、ふたりは翌日再びデートをする約束をした。

その晩、深夜2時にもかかわらず実家の亜哉子から百音に電話がかかってきた。亮が船に戻らず、行方不明になったのだという。

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NHK『おかえりモネ』第73回

黒く塗った当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第73回めの放送を見ましたよ。

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第15週『百音と未知』

及川新次(浅野忠信)、亮(永瀬廉)の親子が百音(清原果耶)の実家で待っていると、横山フミエ(草村礼子)が現れた。彼女は東日本大震災の津波で亡くなった美波(坂井真紀)の母である。新次にとっては義理の母、亮にとっては祖母にあたる。
フミエはふたりに封筒に入った何かの書類を差し出した。その封筒は気仙沼市役所のものだった。

その頃、静岡に出張していた未知(蒔田彩珠)が東京に戻ってきた。
明日美(恒松祐里)は、未知が百音を説得し、菅波(坂口健太郎)とのデート(デート?デートなのか!?)の約束をさせたと聞いて大喜びした。明日美によれば、人の気持ちは変わりやすいという。そのため、互いが相手を好きになっている時間は限られているという。そのタイミングを逃さずに気持ちを伝えることが大事だと話した。
しかし、百音はあまりそのような気にはなれなかった。

寝床でふたりきりになると未知は百音に、明日美と亮の現在の関係について尋ねた。百音は、明日美にとっての恋愛は相手がそばにいることが大事であると説明した。現在、亮とは離れて暮らしており、明日美は亮のことをなんとも思ってないようだと話した。未知が亮のことを好いていることを知っている百音は、遠回しに未知のライバルはいないと伝えたのだ。それを察した未知は、なんどもない風を装い背中を向けてしまった。

登米では菅波とサヤカ(夏木マリ)が話していた。菅波は百音とのデート(デート?デートなのか!?)でいつものように余計な事を言って傷つけてしまわないか心配になっているのだと話した。

サヤカは聞き上手であるため、さらに菅波は最近の自分の悩みも打ち明けた。
そもそも自分は人の気持がわからない。そのため、患者の気持ちをあまり考慮しなくてよい外科医を目指したのだ。指導医の中村(平山祐介)からは、登米での診療所勤務をやめ、東京の病院で外科医としてのキャリアを積むようにも勧められている。しかし、最近、菅波は人の気持が少しわかるようになってきた。登米での仕事も気に入っている。

外科医として成功するため登米を引き上げるか、患者と深い関係を結べる登米の診療所勤務を続けるべきか迷っているのだと話した。
それを聞いたサヤカは百音に相談することを勧めた。百音は菅波のことを一番良くわかっているだろうというのが理由だった。菅波もそれに納得した。

そうして、百音と菅波のデート(デート?デートなのか?)の前夜となった。
11月の夜で、ずいぶんと風が冷たくなった。空気が冷やされると水蒸気が水滴となり、雨になる。自分が理科の基本的なことすらわからなかった時、菅波に最初に教えてもらったことだ。そうやって菅波のことを思い出しながら家路についた。

シェアハウスにたどり着く直前、前方に人影を見つけた。それは亮だった。

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NHK『おかえりモネ』第72回

99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』で蒔田彩珠さんが西島秀俊の娘役をやると知って、元のドラマは知らないけれど、マジカ!?と盛り上がった当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第72回めの放送を見ましたよ。

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第15週『百音と未知』

百音(清原果耶)の初中継は大成功だった。

一方、スタジオキャスターの神野(今田美桜)は失敗に次ぐ失敗だった。放送終了後、高村デスク(高岡早紀)らに平謝りし、明日こそは完璧にやり遂げるので続投させて欲しいと頼み込んだ。朝岡(西島秀俊)ももう少し猶予を与えて欲しいと弁護した。

スマホを見ていた内田(清水尋也)は、SNSやネットニュースで神野が取り上げられているといって励まそうとした。生放送中の失敗ではなく、神野の可愛らしさが話題の中心だという。けれども、神野は不服だった。自分は外見の可愛らしさを売りにしたいのではないと言うのだ。
しかし、神野の失敗をみんなで慰めることで、かえってチームの結束は高まった。

米にいる菅波(坂口健太郎)は周りの人々からけしかけられ、何度も百音に電話をかけた。しかし、百音は実家や幼なじみたちと通話をしていて菅波からの電話に気づかず、電話に出なかった。そのため、菅波は電話をかけるのをやめた。みんなは、百音の人気が出て誰かに取られると脅したが、菅波は余裕の態度だった。週末に会う約束をしているとみんなに話した。人々はついに二人の仲が進展したと言って大いに盛り上がった。

翌未明、百音は神野のリハーサルに付き合った。
神野は自分の弱点を自覚したのだ。これまでの屋外中継では、立ち位置が固定されていて上半身の正面像しか画面に映らなかった。しかし、スタジオでは気象モニタの前を歩いたり、モニタやカメラの方向に身体を翻したりしなくてはならない。それらの動きを何度も繰り返し練習した。おかげでその日の放送は全てを完璧にこなすことができた。
百音も同じく、そつなく屋外中継を行うことができた。

ある日、及川亮(永瀬廉)とその父・新次(浅野忠信)が百音の実家を訪れた。耕治(内野聖陽)は嬉しそうに繰り返し百音のコーナーの録画を見せた。新次は耕治の親バカぶりに呆れ、百音が嫁入りするときのことが心配だなどとからかった。
すると耕治は、百音には医者の恋人がいると新次に話し始めた。彼らから見えないところで、亮は表情を硬くした。

その時、外出していた亜哉子(鈴木京香)らが帰宅し、話は打ち切られた。
亜哉子は僧侶の後藤秀水(千葉哲也)と共に、老婆・横山フミエ(草村礼子)を連れてきた。フミエと及川親子は古くからの知り合いであったが、会うのは久しぶりのことであった。

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NHK『おかえりモネ』第71回

久しぶりに“よっきゅん”こと田中陽子さん(サッカー選手の方ではない)のことを思い出して、八重歯可愛かったよなーと思っている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第71回めの放送を見ましたよ。

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第15週『百音と未知』

2016年11月。
未知(蒔田彩珠)が百音(清原果耶)のシェアハウスを訪ねてきた。静岡で水産庁主催の養殖業に関する検討会があり、それに出席する途中で立ち寄ったのだという。平日は静岡に滞在し、復路でもう一度立ち寄るという。

未知は、母・亜哉子(鈴木京香)から菅波(坂口健太郎)のことを調べてくるよう命じられていた。東京で菅波に会った耕治(内野聖陽)の話は今ひとつ要領を得ず、百音と交際しているのは早とちりではないかと思われたからだ。
未知が上京した時、あいにく菅波は登米に出張中だった。未知は、次の週末に引き合わせてくれるよう、百音に強く言った。

その傍ら、百音は仕事で新たな局面を迎えていた。
朝岡(西島秀俊)はスポーツ気象に専念するため、テレビの気象キャスターを辞めることとなった。その後任は神野(今田美桜)が任命され、彼女が担っていた屋外中継を百音が務めることになったのだ。
新体制のリハーサルが始まった。以前から朝岡のポジションを狙っていた神野はそつなくこなすことができた。誰の目から見てもほぼ完璧だった。
一方、百音は苦戦していた。リハーサルにもかかわらず極度に緊張し、上手くしゃべれない上にカメラを睨みつけるような表情になってしまう。本人も周囲も不安を拭えなかった。

仕事を終えた百音は、登米にいる菅波に電話をした。
人前で話した経験がほとんどなく、中継キャスターを上手くやれない悩みを話した。しかし、人々の未来を良くなるよう気象情報を伝えていきたいという強い意志を持っており、それを実現するためにやり遂げたいと前向きに語った。菅波は、百音は始める前にグズグズと悩むめんどくさいタイプであるものの、クソ度胸のある人間だと評した。だから本番では上手くいくだろうと励ました。百音は菅波の遠慮のない物言いに怒った素振りをしつつも、いくぶん気が楽になった。

仕事に戻るため電話を切ろうとした菅波であったが、百音が少し引き止めた。
菅波が東京に戻った今週末、会ってほしいと頼んだ。菅波は、百音が突然デート(デート?デートなのか!?)に誘うくそ度胸を嘲笑しつつも、申し出を受け入れた。

そして、神野と百音の新体制の初日を迎えた。
朝岡に紹介されてスタジオに登場した神野は、華やかでさわやかだった。簡単な自己紹介のみをすますと、一度画面は屋外中継に切り替わった。短い時間ではあったが、人々に良い印象を強く残した。

いよいよ百音の屋外中継が始まった。
リハーサルでは散々であったが、本番は見違えるように上手くいった。天気は自分で見て感じることが大事だと話し、屋外中継ではその考えに沿って情報を伝えていきたいと抱負を語った。これまでは画面外からパペットを操作していたが、今日からはカメラの前でパペットを操作しつつ、一人三役の掛け合いをしなくてはならない。難しいことではあったが、これも百音は完璧にこなした。百音のデビューは満点だった。

画面はスタジオに切り替わり、神野が全国の気象情報を伝える番になった。
しかし、神野の様子が突然おかしくなった。いつもはスラスラと流暢に話す神野であるが、セリフがつっかえて上手く言えなくなった。ヒールで躓いて体制を崩し、指示棒を床に落としてしまった。さらには、台本のセリフを読み飛ばしてしまい、モニタの天気図と合わなくなってしまった。スタッフが慌てて画面を切り替えたが、神野は台本の流れを元に戻してしまったので再度画面が合わなくなった。

本人はもちろん、スタッフたちも慌てふためいた。その様子は中継を終えて屋外に待機している百音にも伝えられた。

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NHK『おかえりモネ』第70回

蒔田彩珠さんが表紙のNHK『ステラ』は現在注文中で明日には届きそうな当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第70回めの放送を見ましたよ。

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第14週『離れられないもの』

百音(清原果耶)は、父・耕治(内野聖陽)と朝岡(西島秀俊)が話しているのを偶然物陰から聞いてしまった。
そこで、耕治が自分の幸せを心から願っていること、朝岡が気象災害に苦しめられる人々に思いを寄せていることなどをあらためて知ることになった。

そして、耕治が宮城に帰る事となった。朝早い新幹線で出発しなくてはならない。
耕治は、百音と菅波(坂口健太郎)が交際していると思いこんでいる。早朝にもかかわらず菅波をシェアハウス呼び出せと騒ぎ出した。耕治の剣幕に折れた百音は、徒歩10分の病院の仮眠室で休んでいた菅波を呼んできた。
厳しい表情を崩さない耕治であったが、突如深く頭を下げ、百音のことをよろしくと頼んだ。あっけにとられる菅波であったが、何かあれば力になると約束した。

家に帰った耕治は、百音に恋人がいると亜哉子(鈴木京香)に報告した。菅波の前では不承不承認めるという態度を見せていた耕治であったが、亜哉子に向かっては好人物であると嬉しそうに話した。
しかし亜哉子は、ふたりが交際しているというのは耕治の早とちりではないかと訝しんだ。自分が確認に行ければ一番なのだが、それも難しいので未知(蒔田彩珠)を偵察に送り込むことにした。

百音は朝岡とのミーティングの後、耕治との話を来てしまったことを打ち明け、謝った。しかし、朝岡はさっぱりとした反応だった。朝岡が明石市の土砂災害に因縁のあることはいつか打ち明けようと思っていたという。だから聞かれても平気なのだと話した。
耕治は、全ての子供たちに対して未来は明るいと伝えたいと言っていた。それで朝岡は自分が忘れていたことを思い出したのだという。気象情報を利用して適切な行動をすれば未来を良いものに変えることができる。災害は繰り返されるものだが、それに対する対応をとることもできる。人間はそうやって反映を繰り返してきたのだ。
自分はスポーツ気象の普及を通じて、情報を使って未来を変えることが可能であると啓発していくつもりである。百音には報道を通じて人々の未来を変えることに貢献して欲しいと述べた。

百音は朝岡の意見に同意した。
そうして、テレビ局から打診されていた、神野(今田美桜)の後任となる中継キャスターを引き受けることにした。みんなの前で、前向きで誰かの役に立つ情報を伝えたいと抱負を述べた。こうして、百音は人気のパペットを操作しながらの中継を行うことに決まった。

ある日、未知が上京してきた。
百音とは久しぶりの再会であり、ふたりは大いに喜んだ。

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NHK『おかえりモネ』第69回

全裸監督』は公開されてすぐに見たけれど、『きのう何食べた?』の実写版は1秒たりとも見たことがないので、西島秀俊×内野聖陽の絵面を見ても特になんとも思わない当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第69回めの放送を見ましたよ。

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第14週『離れられないもの』

上京した耕治(内野聖陽)は、百音(清原果耶)の勤め先であるウェザーエキスパーツを訪れた。百音に嫌がられることは明らかなので、ちょっとだけ見たらすぐに帰るつもりだった。

エンタランスロビーの来場者見学コーナーでは、朝岡(西島秀俊)が壊れた気象学習用装置をバックヤードに運び込もうとしていた。毎朝テレビで見る朝岡がいたことに興奮しながら耕治は声をかけ、百音の父であると自己紹介した。遠慮する朝岡を押し切り、耕治は機械の運搬を手伝うとともにバックヤードで修理を手伝った。朝岡は機械修理はからきしであったが、耕治は少々覚えがあったのだ。小さい時から龍己(藤竜也)の手伝いなどをしていたからだ。

修理をしながら二人は話をした。たまたま通りがかった百音と安西社長(井上順)は物陰から彼らの様子を伺った。

龍己は根っからの漁師であり海から離れられないという話の流れから、朝岡は自分が抱いている疑問を耕治にぶつけた。人が慣れ親しんだ土地から離れがたいのはなぜかという疑問である。朝岡は親が転勤族であり、自分の故郷と呼べる場所がない。そのため土地に愛着のある人の気持を測りかねるのだ。
特に、先日の石明町の土砂災害によってその疑問が強くなった。そこは8年前にも大きな被害があり、今年もまた被害にあった。朝岡にしてみれば、危険な土地を捨てて移住するのが合理的であるはずなのに、そうしない理由がわからないのだ。もちろん、土地への愛着のようなものがあることは想像できるが、朝岡には今ひとつ納得ができないのだ。

耕治も、住みにくい土地を離れるべきだと頭では理解しているという。実際に耕治は仙台で就職し、故郷には戻らないつもりだった。しかし、気がつけば実家に戻って暮らしている。
耕治の考えは、土地に対する愛着だけで住んでいるわけではないということだった。家族や親しい知人はもちろん、何十年何百年もの間そこで暮らしてきた顔も知らない人々の思いや情のようなものに報いなくてはならないという義務感のようなものがあるのではないかと話した。

さらに耕治は、次の世代への思いも述べた。自分のふたりの娘が自由で楽しく暮らしていくことを願うのと同じくらい、全ての子供たちにもそうあって欲しいと思っている。彼らの未来は明るいのだと示し続けていきたいのだと話した。

朝岡は、耕治の意見に納得した。土地そのものではなく、そこで次々に受け渡されていく人の思いこそが住み続ける原動力なのだと理解した。

そうして、学習用機械の修理を終えた。無事に動き出したかに見えたが、間もなく機械は動作を止めた。修理を買って出た耕治であったが、失敗に終わった。
それがなんだかおかしくて、耕治と朝岡は二人で笑いあった。

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