最近暑くて、ひっつめ髪にしているので “In the Closet” の Michael Jackson みたいな頭になっている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第51回めの放送を見ましたよ。
東京2日目の夜。
気象会社のアルバイト採用が決まった百音(清原果耶)は翌日から早速働き始めることになった。
上京や就職のことを親しい人々に報告した。
特に、気象予報士の勉強で世話になった菅波(坂口健太郎)には事細かな長文メールで連絡をした。しかし、なかなか返事が来ず、夜遅くに「がんばってください」という素っ気ない一文だけが送られてきた。百音は自分だけが舞い上がっていたように感じて恥ずかしくなった。
翌朝、スーツを着用した百音は9時ちょっと前に出社した。
百音は予報業務部・報道気象班に配属となった。前日と前々日にひょんなことで携わったテレビ放送を引き続き手伝うことになったのだ。
朝岡(西島秀俊)、内田(清水尋也)、神野(今田美桜)とチームになり、朝の情報番組『あさキラッ』の担当になった。神野と百音の機転で行ったパペットとの掛け合いが好評だったので、百音は生放送中にパペット操作を行う係とされた。社長の安西(井上順)はそのキャラクターののグッズ展開による収益を目論んでおり、百音の働きに期待をかけた。
その日は午前中で帰された。
朝の情報番組の担当者は、午前3時にテレビ局に集合し、放送を終えて9時過ぎにオフィスに出社する。いくつかの仕事をして11時半には退社するのだという。これからは百音も昼夜逆転生活を送ることになる。
翌未明、百音はきちんと午前2時に起きた。身支度を整え、テレビ局に向けて出発しようとした。
しかし、目を覚ましてからシェアハウスを出るまでの間、浴場から物音が聞こえていた。深夜なのにもかかわらずブラシで床を磨いているような音だった。中は見えないが、浴場の明かりも付いているようである。
百音は、大家の菜津(マイコ)が掃除をしているのだろうと思い、声をかけた。
すると、急に明かりが消え、誰かが逃げるように立ち去る影だけが見えた。