左太ももの粉瘤は先週やっと通院が終わって、今朝ついに1ヶ月ぶりにガーゼをはずした(グロ写真閲覧注意)当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第41回めの放送を見ましたよ。
2016年1月、百音(清原果耶)は3度めの気象予報士試験を受けた。通信講座を受講するなど力を入れていたおかげで百音は合格の手応えを感じ、有頂天になっていた。毎日こっそりと東京の気象会社の求人ページを眺めたりしていた。
サヤカ(夏木マリ)は機嫌のよい百音を見て安心する一方、気象予報士合格後の百音の身の振り方について心配にもなった。本人には直接聞きづらかったため、菅波(坂口健太郎)にそれとなく探りを入れた。
菅波は、百音が気象会社に興味を示していることを知っていた。しかし、サヤカにはなんとなく言いづらく、素知らぬふりをした。
試験が一段落したことで、百音は森林組合の仕事にも精を出していた。
約2ヶ月後の3月10日には、サヤカが大切にしていた樹齢300年のヒバの伐採が行われる。その木材を能舞台の修繕に使うためには50年間乾燥させなければならない。百音はその保管場所を確保する係を任された。大量の木材を長期間にわたって保管することになる。森林組合の倉庫だけでは足りず、登米市内外に協力者を募って分散させなくてはならない。
しかし、保管場所の確保は難航した。
ヒバの伐採の後、4月には登米能の定例会が開かれる。いつもは笛でお囃子をやっているサヤカであるが、4月の能では舞を行うという。
佐々木(浜野謙太)は百音がお囃子をすることを勧めた。百音は吹奏楽の経験者なので比較的簡単にできるだろうし、サヤカも百音のお囃子で舞うことを喜ぶだろうというのだ。
百音が返事を躊躇していると、サヤカが茶化した。百音は高校の音楽コースの入試に失敗した経緯があり、楽器にはトラウマがあるなどとみんなの前で話した。それを聞いた佐々木はそれ以上なにも言わなくなった。
その頃、菅波は今後のキャリアについて指導医の中村(平山祐介)から提案を受けていた。登米の診療所に通うようになってもうすぐ2年になるが、いつまでもこのような生活を続けていると不利になるというのだ。そろそろ登米での仕事は辞めて、東京の病院での勤務に集中した方が良いという。
その提案に対して、菅波は同意も反対もせず、曖昧にやり過ごした。
3月になった。ヒバの伐採まで残り1週間ほどである。
百音に試験結果の通知書が届いた。しかし、一人で開封する勇気がなかった。そこでサヤカと一緒に見ようと思ったが、あいにく家にサヤカはいなかった。そこで、職場に持参し勤務終了後に菅波を捕まえ、一緒に見てもらうことにした。
百音は合格率5%の狭き門を突破し、無事に合格した。百音は大喜びした。
早速、家に帰ってサヤカにも報告しようとした。しかし、夕方になっても家にサヤカの姿はなかった。
その頃、サヤカは能舞台で一人黙々と舞の稽古をしていた。