NHK『おひさま』第20回

本文前のこのマクラ部分を、本ドラマに関しては「おひさマクラ」と称している当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第20回目の放送を見ましたよ。

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第4週「母の秘密」

宿へ訪ねてこない陽子(井上真央)にしびれを切らし、祖母・富士子(渡辺美佐子)が会いに来た。
手頃な場所を他に知らない陽子は、行きつけの水飴屋・村上堂へ祖母を案内する。庶民的すぎる店構えに眉をひそめる祖母であったが、まんざらでもない様子であった。

決して会いに来ようとしなかった陽子のことを強情な娘だと評した。そういうところは母・紘子(原田知世)にそっくりだという。そして、元をたどれば、自分の強情さが伝わったのだと言う。
その話題を口火に、祖母・富士子は一人で次々と話し始めるのだった。

陽子の祖父は子爵を拝命しており、一人娘の紘子の進学祝のために帝国ホテルで盛大なパーティーを行うことができるほどの財力があるという。そのような家筋だが、紘子は生まれた時から体が弱かった。医者には、小さいうちに死んでしまうかもしれないと言われていた。それにも関わらず、3人も子供を生むことができて良かったと、祖母は言うのだった。

紘子は音楽と本の好きな少女で、学校の先生になるのが夢だった。しかし、女に職業は必要がないという祖父の考えのもと、その夢は実現しなかった。さらに、祖母も経緯は知らないが、いつしか良一(寺脇康文)と出会い、親の反対を押し切って駆け落ちしてしまったというのだ。それ以来、親子の縁は切れてしまったという。

しかし、陽子の祖父母は他に子どもがなく、跡継ぎを必要とした。そこで、次兄の茂樹(永山絢斗)を養子に迎えることに決めた。紘子らの意向は無視され、半ば強制的に連れていくことが決まっていた。
その時、直談判に来たのが長男の春樹(中川大志)だった。自分が家族を守るのだ、祖父を殺して自分も死ぬ覚悟だと訴えた。その熱意に負けた祖母は、初めて夫に逆らい、養子縁組を反故にさせた。

その話を聞いて、一同は涙するのだった。
そして、村上堂の外では、通りがかった茂樹が一部始終を耳にしてしまった。

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北杜夫の選ぶ阪神ベストナイン

作家の北杜夫は、戦後一貫して阪神タイガースの大ファンだそうだ。

そんな彼が、2003年時点での阪神タイガースの歴代全選手の中からベストナインを選び出している(『マンボウ阪神狂時代』文庫版 p.286)。
#括弧内は控え選手。リンクは全て wikipedia。

監督・星野仙一
投手・村山実小山正明ジーン・バッキー江夏豊井川慶山本和行
捕手・田淵幸一矢野燿大
一塁・藤村富美男ランディ・バース
二塁・岡田彰布今岡誠
三塁・掛布雅之三宅秀史
遊撃・吉田義男藤田平
左翼・真弓明信金本知憲
中堅・新庄剛志赤星憲広
右翼・別当薫景浦將

当blogの読者には熱狂的なタイガースファンが多いわけですが、あなたなら2011年時点でのベストナインをどう考えますか?

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NHK『おひさま』第19回

昨夜の日テレ『おしゃれイズム』では永作博美が足裏マッサージを受ける様子が放送されており、永作ファンかつ足裏フェチのため、とても興奮した当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第19回目の放送を見ましたよ。

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第4週「母の秘密」

初対面の祖母・富士子(渡辺美佐子)から、陽子(井上真央)がはじめてかけられた言葉は、陽子が母・紘子(原田知世)にあまり似ていないという冷たい一言だった。

茶を淹れるために下がった陽子は、祖母の靴が気になって玄関へ見に行った。祖母の靴は映画の中に出てくるような立派なものだった。それに比べて、自分や家族の靴はとてもみすぼらしかった。恥ずかしくて隠してしまいたい反面、そうすることは卑しい行為に思われた。にわかに靴を磨き始め、自分たちの靴を堂々と玄関に並べるのだった。

次男・茂樹(永山絢斗)も帰宅した。自分の祖母が来ているとは知らず、近所にとても豪華な乗用車が停まっていると玄関で大騒ぎしてしまう。その声の聞こえた祖母は、自分の孫が田舎者になってしまっていることを嫌悪するのだった。
陽子や茂樹に会うのは初めてであったが、長男・春樹(田中圭)の事だけは知っているかのようだった。

富士子の夫は、紘子が家を捨てた事を今でも許していないという。そのため、夫が仕事で海外に行っている隙に目を盗んで安曇野にやって来たという。夫の許しが出ず、紘子の葬儀にすら来ることができなかったと富士子はこぼした。

紘子の墓に案内するという良一(寺脇康文)であったが、富士子は山の中の墓になど行きたくない、自分の一族の墓はこのような場所にはない、と言って帰ってしまう。
ただし、帰り際に、明日まで穂高に逗留すると告げた。遠まわしに、孫たちが会いに来るようにと指図したのだ。

その夜、父・良一は、紘子が最期に「安曇野に来て良かった」と言ってくれたことが自分の唯一の誇りだと、子どもたちの前で話した。そして、もし母の若い頃の話を聞きたかったら、祖母を尋ねるようにと言った。
しかし、茂樹は自分の知っている母の思い出だけで十分だと言い捨てた。陽子も、思わずそれに同意したが、本心では知りたくて仕方がなかった。悩みを抱える自分に照らし、同じ年の頃の母が何を考えていたのか知りたかったのだ。

けれども、陽子は祖母に対して反感を持っていた。だから、素直に祖母に会いに行くことができなかった。
すると、翌日の下校途中、祖母が車で追いかけてきた。そして、なぜ訪ねてこないのかと詰問されたのだった。

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江ノ島のグルメ

久住昌之・原作、谷口ジロー・作画の漫画『孤独のグルメ』は名作だ。

主人公・井之頭五郎のセリフ

モノを食べるときはね
誰にも邪魔されず
自由で なんていうか
救われてなきゃあ
ダメなんだ

は、何度読んでも胸が震える(「東京都板橋区大山町のハンバーグ・ランチ」より)。

そんな主人公が江ノ島で美味そうに女夫(めおと)饅頭を食べていたから(「神奈川県藤沢市江ノ島の江ノ島丼」)、ミーハーな僕も同じように食べてきた。

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鎌倉大仏

鎌倉大仏はガッカリしますよ。札幌市時計台なみにガッカリしますよ。」
とは、会社の同僚男子の弁。
神奈川の観光地について話を聞いているときに、そう教えてもらった。

これまで、奈良の東大寺の盧舎那仏(奈良の大仏)の近所に住んでいた当方としては、関東を代表する大仏も見るという義務感にかられた。たとえガッカリ大仏だとしても、奈良の大仏に比べてどの程度ガッカリなのか見定める必要があると思った。

だから、車で1時間かけて鎌倉大仏の見仏に出かけた。
ちなみに、以前の家から奈良の大仏(東大寺)までは、車で20分位だった。

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水性キンチョウリキッドもらった

先日、山瀬CMとともに当方の誕生日であることをアピールしたところ、本当に水性キンチョウリキッドをいただきました。

水性キンチョウリキッド ミルキーピンク

しかも、通常の水性キンチョウリキッドはブルーなのですが、限定品のミルキーピンク・セットだそうです。
山瀬のピンクカッパと同じ色ってところがポイント高し。

当方はすごく喜んでおります。
年甲斐もなく喜んでおります。37歳のくせに。

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ゴーヤ発芽

自宅に緑のカーテンを設置するため、今年はゴーヤを栽培することにした(前回の記事)。

種を植える前に、水につけて発芽を促した。1週間経って、11個中3つくらいがやっと芽を出した。
早く植えてみたいが、他の種が発芽するまでもう少し我慢。
どっちみち今日は雨だから作業もできないし。

発芽したゴーヤの種

NHK『おひさま』第18回

昨日の朝、家の前でゴミ出しをしていたら、近所に住む88歳だというおじいさんに声をかけられ、本作のヒロインと同じ時代を生きた人なんだなぁと思うとなんだか感激してしまった当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第18回目の放送を見ましたよ。

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第3週「初恋」

陽子(井上真央)が食べ過ぎで倒れたことに関して、迎えに行った次兄・茂樹(永山絢斗)は何か言いにくい事情があるのだろうと悟った。茂樹は、今回の事を父(寺脇康文)に内緒にする代わりに、陽子には何があっても自分の味方になって欲しいと頼む。近いうちに父の前で重大発表をするから、その時は何も言わずに応援して欲しいと言うのだった。
陽子は知らない振りをしたが、茂樹が航空隊に入隊したがっていることに違いはなさそうだった。茂樹の決意が固いことを知り、陽子は少々驚くのだった。

陽子(若尾文子)からその辺りまでの話を聞き、房子(斉藤由貴)は当時の少女たちの天真爛漫さをかわいらしく思った。自分の娘(山谷花純)も同じ年ころなのに、素直じゃなくて困っているとこぼす。しかし陽子は、今も昔も、少女の根本はまったく同じだと思うと優しく話すのだった。
それから連想して、房子は陽子の両親のことをもっと知りたいと思った。

当時の陽子も、実は自分の母のことを詳しくは知らないことに気づいた。しかし、父から根掘り葉掘り聞くのも筋違いな気がして、尋ねることができないでいた。

ある日、陽子が帰宅すると、今までに見たこともないような立派な婦人靴が玄関にあった。その来客は、仏壇の前で手を合わせていた。
見ず知らずの老婆であったが、父からは母方の祖母(渡辺美佐子)だと紹介された。

祖母は紘子(原田知世)に向けて、このようなところで死ぬとはバカな子だと冷たく言うのだった。

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Grow! : ソーシャル・パトロン・プラットフォーム

Grow!当blogに、Grow!のボタンを設置しました。

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Grow! のシステム紹介 (チュートリアルより)

詳しくは、Grow!のチュートリアルをご覧下さい。
また、
ソーシャルパトロンプラットフォームのGrow!を導入しました【本田】 : TechWave

“コンテンツ消費”に対する意識を変える!?クリエイターを直接支援できる、ソーシャルパトロンプラットフォーム「Grow!」 | greenz.jp グリーンズ
などの紹介記事をあわせて読むといっそう分かりやすいです。

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山瀬まみ”芸能生活25周年の集大成”

山瀬まみ本人が「25th Anniversary Best Album-」を宣伝するビデオが公開されている。

ベストって普通ヒット曲入ってんだろうけど、その手のものは入ってませんけれども。隠れた名曲、隠れすぎた名曲、たくさん入っています。

自分のアイドル時代に言及する山瀬まみの自虐ネタって、いつも鋭い。