『宵山万華鏡』(森見登美彦)の表紙に慰められた

わけあって、今夜はものすごく緊張している。
この緊張感は、たぶん明日の夕方までずーっと続く。あー、やだやだ。

会社帰り、車を運転しながら、本当にどこかへ逃亡して消えてしまおうかと思ったくらいだ。
もちろん、全てを捨て失踪するだけの勇気もない当方なので、深いため息を付きながら結局家に帰り着いたが。

ポストを覗くと、通販で注文していた森見登美彦の新刊『宵山万華鏡』が届いていた。

「何もこんな最悪な気分な時に届かなくても・・・」
と悪態をつきながら開封した。

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