食費節約500円

普段、僕はすべての食事を外ですます。

朝は出勤途中にコンビニで購入するおにぎりやパン、昼は社食、夜は近隣の飲食店。休日は、朝昼兼用の食事を近所のファミレスやファストフードで摂って、夜もどこかに食べに行く。
晩ごはんに限って言えば、700-1000円くらいの出費が相場だ。

これ、実は、高の原の近商のレシート

今日は何となく興が乗ったので、食材を買ってきて家で調理することにした。

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募金オークション: ホットスポット 1DAY PASSPORT 5枚

今、僕の手元にNTTコミュニケーションズの無線LANサービス「ホットスポット」の1DAY PASSPORT が5枚あります。僕はあまり使う予定がないので、活用できる人に5枚セットでお譲りします。

ホットスポット 1DAY PASSPORT 5枚

誰に差し上げるかは、オークションで決めます。

ただし、僕は代金を受け取りません。
その代わり、入札者には東北地方の震災を支援する募金をしてもらいます。寄付額が一番多かった人にホットスポット 1DAY PASSPORT 5枚を差し上げます。

このカードを使うと、1枚につき24時間、NTTコミュニケーションズが提供する無線LANを利用することができます。同社によれば、空港やカフェ、ホテルなど、国内で約4,000のアクセスポイント(使えるのはスタンダードエリアのみ)があるそうです。また、それに加えて、東海道新幹線の駅やN700系車内でも利用できます(エクスプレスエリア)。

最近では、wifi ルーターを利用している人も多いでしょうが、不慮の電池切れの備えなどにお持ちになってはいかがでしょうか。

なお、有効期限は全てのカードとも 2013/12/31となっております。

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ホワイトデー中止のお知らせとお願い

2011年3月11日午後に発生した東北地方太平洋沖地震で、東北地方に甚大な被害をもたらしています。
今のところ僕の親戚や知人で被災した人はいませんが、報道を見る限り、その悲惨な状況にショックを受けています。これ以上被害が拡大しないことと、一刻も早い復旧を祈ります。

さて、週明けにはホワイトデーがやって来ます。
ありがたい事に、今年のバレンタインには4人の女性からチョコレートをいただきました。

本来なら、この週末にお返しを買いに行って、郵送したり持参したりするつもりでした。しかし、今回の震災にあたり、まことに勝手ながらその予定を取りやめさせていただくことにしました。

ホワイトデーのお返しを買う予定だったお小遣いを、災害募金に投入させていただきます。

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『バーにかかってきた電話』を拾い読みしながらキャストに思いを馳せる

映画化されるってんで、また読み返していますよ。

『バーにかかってきた電話』 pp.7-9

「はい、お電話替わりました」
 と俺が言うと、ちょっとかすれたような女の声が聞こえた。
「もしもし、私、コンドウキョウコですけど」
 十分の一秒ほど、俺の頭は空白になった。
 コンドウキョウコ。全然知らない名前だ。
 次の十分の一秒ほど、俺は自分の頭の中の引き出しをがさがさと手当たり次第片っ端からかきまわした。
 コンドウキョウコ。全然思い当たらない。そこで、とりあえず俺は当たり障りのない返事をした。
「いよーっ!どうしてる?元気?今、どこにいるの?こっち来ない?」
 とたんに受話器の向こうからとっても深い溜息が聞こえてきた。それで、俺は自分が間違ったことを言ったということがわかった。
「……ええと、あの、もしもし、どちらのコンドウキョウコさんでしょうか。失礼ですけど」
「ツウチョウ、まだ見てないんですか?」
「ツウチョウ?ああ、銀行の?はい、あの、うん、ええ、今日はまだ」
「今日はまだって、あのねぇ、今、午後十一時ですよ」
「あ、そうなんですか」
思わず間抜けな返事をしちまった。
「ホントに……だらしない人だとは聞いていたし、見た時もそんな感じがしたけど……せめて、毎日記帳するくらいの心がけがあってもいいんじゃないですか?」
 俺はムカッときた。確かにそれはそうかもしれないが、俺の人生だ。顔も知らないコンドウキョウコにどうのこうの言われる筋合いはない。
 とは言うものの、この女の声はなんと言えばいいか、「美人」という連想を強力に従えていたので、俺は、つい、自信のない口調になってしまったのだった。
「はぁ、そうかもしれませんね」
 大規模な溜息が再び聞こえてきた。
「とにかく、明日、必ず通帳に記帳してもらってください。明日の晩、またそちらに電話しますから」
 そして、そのかすれたような、「美人」を連想させる女の声は、いきなりプープーという間抜けな音に変わってしまった。というか、もちろんその変化の瞬間には、ガッシャンという、機械的・破壊的な音が聞こえたわけだが。

冒頭のシーン。
主人公の<俺>は便利屋。行きつけのバーのマッチを持ち歩き、それを名刺がわりにしている。彼に用事のある人間は、そのバーに電話をかけてコンタクトするのだ。聞き覚えのない女から電話がかかってくるところから物語が始まる。

僕はこの物語の主人公は大泉洋がぴったりだと信じているのだが、それは先の引用を読めば共感してもらえるのではないだろうか。C調で間抜けなところなんてそっくりだと思うのだがどうだろう。

あと、著者・東直己の文章で面白いのは、主人公が理解できない言葉は毎回カタカナで書かれている。意味を理解すると漢字になる。
先の引用では、前後の脈絡なく相手から「通帳」と言われてまごついているのだ。そこがカタカナになっている。銀行の通帳だとわかって漢字に直る。
もちろん、コンドウキョウコにも心当たりがないからカタカナだ。物語が進めば、彼女の漢字表記も明らかになる。

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映画『探偵はBARにいる』 大泉洋と松田龍平の出演が明らかに

『探偵はBARにいる』 大泉洋 & 松田龍平

東直己原作(『バーにかかってきた電話』)の映画『探偵はBARにいる』の公式サイトができていた。

出演者としては、大泉洋松田龍平が公表されているのみだ。

主役の探偵<俺>は大泉が演じる。札幌すすきのでなんでも屋をやっている男の役だ。いつも強がりを言ったり、愚痴ったりしながらセコイ仕事ばかりを引き受けている。一方で、自分の信念に反することには損得を無視して対決する姿勢もある。
原作を読んだ時から、僕の中のイメージでは大泉洋だったので、この配役はバッチリだ。

主人公の友人で、北大の大学院生(確か、博士課程修了間際くらい)の高田を演じるのが松田。この男は主人公とほぼ同い年であり、飲み仲間。院生のくせに、インテリ派というよりは武闘派。車の免許を持たない主人公は、彼のことをアッシーくん兼用心棒としてよく呼び出す。ニヒルで少し意地の悪い高田はいちいち憎まれ口を叩くが、事件に首を突っ込むのを面白がっている。

このストーリーには、一応キーとなる女性が2人出てくる。しかし、誰が演じるのかまだ発表になっていない。
一人は、電話で主人公に仕事を依頼する謎の女。声の出演となるので、色気のある美声で、イントネーションやアクセントのキレイな女優さんがやってくれるといいな。事件のきっかけとなる電話の声が、間抜けなものだったらシャレにならないからね。
もう一人は、事件のキーを握る高級クラブの若いママ。どんなことにも動じない、高貴な美しさを漂わせているのだが、黒い噂の絶えない女。優雅に男を魅了する美しい所作のできる女優さんがいいですね。
この2名の発表が待ち遠しいなり。

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