NHK『おかえりモネ』第52回

神野マリアンナ莉子(今田美桜)は男性に求める条件のうち年齢上限は40歳だと言っており、それを20%近くも上回っている自分にショックを受けた当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第52回めの放送を見ましたよ。

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第11週『相手を知れば怖くない』

朝の報道番組『あさキラッ』の担当チームに配属された百音(清原果耶)は午前3時半にテレビ局に行かなければならない。20時に就寝し、深夜2時に起床して身支度を整えた。

シェアハウスを出ようとした時、浴場の照明がついていて、中からブラシで床を擦るような音が聞こえてきた。百音は大家・菜津(マイコ)が掃除をしているのだろうと思い、声をかけた。しかし返事がないばかりか、突然明かりが消え、誰かの立ち去る影だけが見えた。
百音は恐ろしくなり、逃げるようにシェアハウスを出た。

百音が正式に『あさキラッ』チームに配属されて初めてのミーティングが始まった。
百音は、神野(今田美桜)とペアになって、屋外からの中継コーナーを担当することになった。神野とパペットの掛け合いが人気になりつつあり、パペットの操作をするためである。

ただし、それだけに留まらず、中継コーナーで扱う話題の選定も行うよう命じられた。
翌日、杉の話題を取り上げることを提案した。春先の杉は花粉によって人々に嫌われている。しかし、杉の香や森林浴にはリラックス効果があることを紹介したいのだと言う。それは、登米の森林組合で働いていた百音の得意分野であると同時に、空と山と海は互いに関連しているという百音の気象観に基づくものでもあった。
朝岡(西島秀俊)や高村デスク(高岡早紀)は百音の着眼点に感心し、その話題は採用されることとなった。

こうして、百音の東京での最初の週が終わった。
週末には、同じシェアハウスに住むことになった明日美(恒松祐里)と共に本格的な引っ越し作業を進めた。せっかく同じ所に住むことになったのだが、百音は昼夜逆転生活になってしまし、ふたりが顔を合わせるのは週末くらいしかなかった。

夜までに大方の作業を終え、ふたりはビールを飲みながら久しぶりにゆっくりと話した。未知(蒔田彩珠)と及川亮(永瀬廉)の恋の行方、明日美はもう亮に未練がないことなどを話した。明日美は百音の好きな人を聞き出そうとしたが、そもそも百音は誰かを好きになったことがなく、上手く答えられなかった。

すっかり酔っ払ってしまった百音は眠り込んでしまった。
しかし、明日美に揺り起こされた。奇妙な物音が聞こえてくるから一緒に調べてほしいというのだ。ふたりで浴場へ向かうと、中から突然大きな音が聞こえてきた。

びっくりして菜津に助けを求めると、彼女は深く謝った。
ふたりには話していなかったが、このシェアハウスには他の住人がいるのだという。菜津の祖父母に加えて、もうひとり別の住人がいるという。

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