「合理的な人々は限界的な部分で考える」

マンキューの教科書とスシローの割引券

第3原理: 合理的な人々は限界的な部分で考える

 ・・・夕食のテーブルで迷うのは、絶食するか豚のように平らげるかではなく、マッシュ・ポテトをもう一口食べるか否かである。試験が近づいたときには、まったく無視するか24時間勉強し続けるかではなく、もう1時間テレビをみずにノートを復習するかどうかで悩むのである。経済学者は既存の計画に対するこうした微調整を、限界的な変化と呼ぶ。・・・
 多くの状況において、人々は限界的な部分で考えることで、最良の決定を下すことができる。・・・限界的な便益限界的な費用とを比較することにより、・・・価値があるものかどうか評価できる。

『マンキュー経済学: ミクロ編』 pp.8-9

これは、当方の座右の書『マンキュー経済学』のイントロダクションに記載されているものだ。著者が経済学においてもっとも重要だと思うことを10のフレーズにまとめたもののうちの一つである(この教科書はいくつかのバージョンが出ているが、『マンキュー入門経済学』が一番薄くて安く、しかも10大原理もおさえてある)。

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翻訳字幕が博多弁風

どこからも どこでも聞こえる HiFi音

私はガブリエルとです

いろいろな事情により、ものすごくツボにハマってしまい、笑いが止まらない僕がいる。しかも、当方がコーラ飲みながらピザを食っているときに、それを後ろからニコニコと耳打ちして教えてくれた人物ってのが、2日前に僕がちょっぴり怒らせた人物であるわけで、思いも複雑。

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水の流れと人のゆくえ

東直己のエッセイ『札幌深夜プラス1』を読んでた。

「JR札幌駅の<水の広場>の脇の喫茶店の奥の方が、もっと涼しいもんね。冷房からの直撃冷風が吹き付けて、セーターを着ても寒いくらいの極楽体験ができたんだ。知らないだろう?」

p.103 「熱い論争」

もともとが寒がりなため冷房はキライで、京都府に移住してからもクーラーなしの家に住んでいる当方なので、札幌市内で一番涼しいところはどこかなどという、酔っ払いの戯言には興味はないのだが。

しかし、そこで取り上げられている「JR札幌駅の<水の広場>の脇の喫茶店」は看過できない俺がいる。

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小飼弾と東直己: 似てるもの愛好家としての私

小飼弾     東直己
小飼弾 東直己
アルファ・ブロガー ススキノ小説家

小飼弾の404 blog not foundはよく読むし、最近は東直己のススキノ探偵シリーズとかエッセイとかを読みまくっている当方。最近、なんとなくモヤモヤとしていてなんだろうかと思っていたんだけれど、このふたりの顔がそっくりだということに、今朝気づいたのだ。

単に、丸くてメガネでヒゲってだけだけどさ。

マジスパなにわの臨時休業(2009年6月)

チキンの極楽 with となりもトロトロ・トッピング2009年6月17-25日にかけて、マジックスパイスなにわ店は臨時休業だそうだ。

19日(金)にオープンする、名古屋店の開店準備のためらしい(他店舗は通常営業とのこと)。
#間違って休み中に出かけてしまわないよう、自分を戒めるため書いてみた。

Yer, it’s so 貫太くん

2週間近く体調がカンバシクナイし、いろいろと物事も停滞していてオモシロクナイし、なんだかもうツマラナイなぁ、なんて思っているところに、間違ってJohn Lennon の “It’s so hard” なんて聞いてしまったもんだから、出口の見えない感じに。

But it’s so hard,
it’s really hard.
Sometimes I feel like going down.

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マナカナのメット仕事

名神集中工事・東名阪リフレッシュ工事平成21年度 春季集中工事のお知らせ

名神・東名神工事の広告をやっているマナカナ

2009年5月から6月上旬にかけて、近畿地方の高速道路で大規模な工事がある。その案内広告のキャンペーンガールが、三倉茉奈と三倉佳奈。

NHK『だんだん』では、舞妓やストリートミュージシャンを初め、芸妓、介護福祉士、看護師、女子高生、人気トップアイドルなどと、マナカナのコスプレのオンパレードで、一部マニアを狂喜乱舞させていたようだが。
同ドラマ終了後も、工事作業員というコスプレで攻めてくるとは、マナカナのマーケティング・ブレーンの手腕に舌を巻くべきか、「もうちょっと仕事を選んでやれよ」とマネージメント部門に突っ込みを入れるべきか。

マナカナお得意のユニゾン・スピーキングに関しては、広告ギャラリーの動画を見よ。

マスク娘 / マスク☆ムスメ

なんつーか、今の当方はマスクブーム。
自分はマスクをするわけではないけれど(咳エチケットのなってない人間でごめん!)、世間のマスク・フィーバーを見ているのがなんとなく楽しい。

当方の居住地は人口密度が低いせいか、あんまりマスクの人を見かけないけれど。それでも、今朝車ですれ違った女性ドライバーのマスクには笑った。自家用車を一人で運転して出勤途中のようだったのだけれど、いったい何から/何を守るためのマスクだったのか。車を降りてからマスクを着用してもよさそうなものを。

ところで、世間には「メガネ萌え」とか「メガネ娘」とかの嗜好があるじゃないですか。世の紳士は、女性のマスクにも萌えたりするんだろうかと思って、ちょっとぐぐった。

そしたら、最初にヒットしたのは「マスク娘」( クリックする前に以下を読んだほうがいいかもよ)という直球ど真ん中なサイト。市井で見かけたマスクの女の子の写真をいっぱい集めているようなんだけれど・・・

小さなお友達ばっかりじゃないか!
#昨年10月で更新が止まっているが、この人今頃ウハウハなんだろうな。

ベビーフェイス好きの当方でも、さすがにこれはちょっともてあます感じだ。

これから当方は新たにweb探索に出かけるけれども、ハイティーン~20歳代の女性で色白丸顔ベビーフェイスがマスクをしている写真をコレクションしているサイトを知っている人がいたら、教えてplz。

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俺の良心が判断に迷っている

鳥インフルエンザを報道関係者が取材過程でばらまいた疑い? (やじうまWatch)

「移動規制が行われる前に既に報道関係者が初発農場を訪れており、周辺の養鶏農家へも立ち入っていたことも確認されており、これらの人や車両が農場周辺へウイルスを運んだ可能性も否定できない」とある。とりあえず自衛のためには、報道関係者を街で見かけても、近寄らない方がいいかもしれない。

報道関係者が媒介となって、ウィルスが拡散した疑いがあったそうだ(鳥インフルのときで、2004年の話)。
その可能性を受けて同記事は「今後、報道関係者に近寄らない方がいいかも」と結んでいる。

これって、筆者のジョークなんだよね?
どう考えたって、そんじょそこらの報道関係者が今日、通常の人に比べてたくさんのウィルスを媒介しているとは思えないから(だって、ほとんどの報道関係者はウィルスの発生源に近寄らないんだもん。首相を取り巻いてマイク向けてる人とかさ)。

でも、筆者は真面目にそう思ってるのかもしれない。
また、あの文章を読んだ人が真面目に受け取って「うゎ。報道関係者エンガチョ」なんて誤った判断をして、不合理な職業蔑視とかに繋がったらどうすんだろ(世の中の人は、そこまでバカじゃないのかもしれないけれど)。

報道関係者に対する不当な差別発言だと思うので、インプレスに抗議をした方がいいのかなぁなんて思ったり、思わなかったり。つーか、別に僕が不当に扱われているわけじゃないから、わざわざ行動を起こす必要もないと思うんだけれど。しかし一方で、義憤にも駆られてしまうわけで。

よし、抗議のメールを書こう!と思ったんだけれど、僕以外の全員は、あれをちゃんとジョークだと認識していて、僕だけがKY(空気読めない)なのかもしれないし。
非常に、俺が判断に迷っている。

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