昨日、キュウリ、オクラ、ピーマン、青じそ、トマト、ナス、ニンジン、トウモロコシなどが大量に送られてきたのだが、どう調理していいものやら見当がつかず、作るべき料理について皆さんのお知恵を拝借(全ての食材を一度に使う必要はないし、足りない材料は買ってくればよい)したい当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第122回めの放送を見ましたよ。
長時間に渡る夏(宮本信子)の心臓バイパス手術が終わった。医師(田中要次)の説明によれば手術は成功したという。春子(小泉今日子)は、まだ目を覚まさない夏に付き添って病院で一夜を明かすことにした。
手術成功の報せをユイ(橋本愛)から電話で聞いたアキ(能年玲奈)も安堵した。その日は映画『潮騒のメモリー: 母娘の島』のヒロイン・オーディション一次審査だったのだが、アキは夏のことが心配で気が気じゃなかったのだ。そのせいでオーディションにあまり自信がないことをユイに話した。
一方でアキは、オーディションでGMTメンバーと再会したのを契機に無頼鮨で一緒に食事をしていた。一緒にオーディションを受けた入間しおり(松岡茉優)と遠藤真奈(大野いと)、そして別の仕事で沖縄に行っていた喜屋武エレン(蔵下穂波)が駆けつけた。けれども、荒巻(古田新太)が密かにヒロインにしようとしている小野寺薫子(優希美青)は来ていなかった。
GMTの仲間たちは、アキが誰かに恋をしているのではないかと冗談でからかった。一度仕事で東京に来たヒロシ(小池徹平)、もしくは種市(福士蒼汰)と付き合っているのではないかと囃し立てるのだった。特に、無頼鮨で目の前で働いている種市については、より一層話のタネになった。アキと種市は実際に交際しているのだが、ふたりとも反論もできず黙りこんでしまった。
同席していた水口(松田龍平)は、アキと種市のことに勘付いているが、アキは恋愛禁止だと言ってふたりの関係を否定した。するとGMTのメンバーたちは、水口の方こそアキに惚れているのではないかと冷やかし始めるのだった。酒に酔っているせいもあってイライラしはじめた水口は、種市を店の外に連れ出した。GMTのメンバーたちは、アキを巡る水口と種市の直接対決だと言ってますます囃し立てるのだった。
店の外に出た水口は、種市にアキとの関係を尋ねた。すると種市は、あっさりと交際を認めた。すると水口は激昂した。アキの恋愛が発覚し記事になると大騒ぎになるというのだ。清純派というアキのイメージが損なわれる。予備校のCM契約は打ち切りになり違約金が発生する。映画のヒロインも立ち消えになる。だからアキには手を出すなと言って水口は恫喝した。種市はその勢いに圧倒されてしまった。
そこへ、アキが呼びに来て帰る準備ができたという。水口はいったん店に引き返し、アキと種市だけが残された。種市は落ち込んでいたが、アキは仕事と同じくらい種市のことが大切だと話した。それを聞いて種市は平常心を取り戻すどころか、アキを抱きしめようとした。しかしその時、店の中からタクシーの準備ができたと梅頭(ピエール瀧)から声をかけられた。それでアキは帰っていった。
店に残ったGMTメンバーたちは、恋愛噂話を続けていた。その中で、荒巻と鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)が元恋人同士であるという話になった。荒巻が鈴鹿ひろ美の独立の際に作ったのが現在のハートフルであり、肝心の鈴鹿ひろ美が事務所を辞めてしまったので荒巻は一からやり直すために努力して今の地位を作ったのだという。その話をカウンターから聞いていた梅頭は、荒巻と鈴鹿ひろ美は今でも交際していると言い出した。しかも、ふたりは一緒に住んでいるのだという。一同はひどく驚くのだった。
その頃、東京EDOシアターではオーディションの審査が行われていた。荒巻はGMTはそれぞれ別に売り出すということで、小野寺薫子以外のメンバーは落選させた。スタッフもそれに異存はなかった。そんな中、アキも落とされようとしていた。アキについては、鈴鹿ひろ美が猛反対した。アキは泳ぎも得意だし絶対に残すべきだと主張したのだ。荒巻は鈴鹿にそう言われると反論することもなく、とりあえず二次審査に進ませることに同意した。
翌朝、北三陸の病院では夏が目を覚ました。春子は喜んだ。
スリーJプロダクションには、アキが一次審査を通過した旨のFAXが届いた。
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