ヨコハマメリー

ドキュメント映画「ヨコハマメリー」がとても気になる。

歌舞伎役者のように顔を白く塗り、貴族のようなドレスに身を包んだ老婆が、ひっそりと横浜の街角に立っていた。本名も年齢すらも明かさず、戦後50年間、娼婦としての生き方を貫いたひとりの女。かつて絶世の美人娼婦として名を馳せた、その人の気品ある立ち振る舞いは、いつしか横浜の街の風景の一部ともなっていた。”ハマのメリーさん”人々は彼女をそう呼んだ。

「ヨコハマメリー」解説より)

主題歌は「伊勢崎町ブルース」らしいし、映画の中でゲイのシャンソン歌手がキーマンらしいし。
この泥臭さ、すごく興味が引かれる。

4月15日に新宿(テアトル新宿)と横浜(横浜ニューテアトル)で公開とのことだけれど、うちの近所でも上映してくれないかなぁ。

ミュンヘン

朝起きて、MagMell の Felice さんによる、映画「ミュンヘン」(スピルバーグ監督)のレビューを読んだ。
そもそも、Felice さんの映画レビューに全幅の信用を置いている当方である(例えば、ある日見に行く予定にしていた「エリザベスタウン」など、彼女がクソミソに書いていたので、見に行くのをやめたりとか)。
「ミュンヘン」に関する興味深い内容紹介の仕方と、評価の高さがあいまって、俄然興味が増した。そんなわけで、見に行った。

僕もナニコトか言ってやろうと思ったけれど、Felice さんの映画に対する造詣の深さと、文章力の前に僕なんて太刀打ちできそうも無いわけで、無駄な勝負は挑まないことにした。
だから、まともなレビューじゃなくて、夏休みの小学生の読書感想文レベルの感想文を以下に記す。
(「夏休みの小学生の読書感想文」という形容で思い出すのが、以前に Felice さんがセミの羽化の様子を写真に収めた秀逸コンテンツに対して「『小学生の夏休みの自由研究』並みのコンテンツ」とコメントをつけてしまったこと。個人的には、賛辞の言葉のつもりだったのだけれど、読みようによってはバカにしているようにも見える。ご本人さんが気を悪くしているのではないかと、ノミの脳みそくらいの大きさの気がかりがあったので、一応この場で謝罪します)

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機動戦士ZガンダムIII -星の鼓動は愛-

ZガンダムIII -星の鼓動は愛-ZガンダムIII公開初日(3月4日)の21:10上映開始の回で見てきました。
ZガンダムIIを見に行った時は祝日で、しかも”木曜はメンズデー”ってことで料金も安いのにも関わらず、劇場はガラガラで「おいおい、Zガンダムの映画プロジェクトは失敗だったんじゃねーの?」と、当方は制作には一切かかわりのない一観客に過ぎない立場でひどく心配したものですが、今回は夜の回だというのに満員でした。
まぁ、アレです、お客さんの90%くらいはオタクっぽい20代後半以上の人々でした。中には妙齢の女性2人組などというお客さんもいましたが。

なお、「DVDを持って劇場へ行こう!」という割引サービスをやってるそうです。大人200円引きだそうです。
僕はレイトショーだったので対象外でしたが。

全国の劇場窓口で『恋人たち』DVDパッケージを提示すると下記の割引料金で『星の鼓動は愛』がご覧いただけます。
なお、このサービスは第1部『星を継ぐ者』のDVDパッケージでもOKです。

http://www.z-gundam.net/news/index.html


以下、ネタバレ。

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<梅田12/24> ジョージ・マイケル~素顔の告白~

街を歩けば、・・・ていうかコンビニに入っても有線で “Last Christmas” by Wham! が流れてくる今日この頃。
皆様におかれましては、今年のクリスマスの恋人の準備は万全ですか?
まだの人は残り1週間のラストスパートをがんばりましょう。
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「機動戦士ZガンダムII -恋人たち-」DVD予約開始

ほんの1ヶ月ほど前に公開されたばかりの「機動戦士ZガンダムII -恋人たち-」ですが、すでにDVDの予約受付が開始されました。2006年2月24日発売です。

各方面で非難轟々のこの作品ですが、当方は以前に書いたとおりそれほど悪い印象は持ってなかったり。
もちろん、予約をしました。3枚目系のシャアを自宅で見ることができるということだけでも、買う価値はあるかもしれないし、ないかもしれない。

なお、Amazon で予約すると 22%OFF。総じて、予約モノは大幅なディスカウントが行われるケースが多い Amazon ですが、なんとなく個人的には「売れなさそうだから叩き売り」な印象があるような、ないような。

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スター・ウォーズ クローン大戦

世間では「スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐 Amazon で買う」が発売になって、盛り上がっているような、盛り上がっていないような、よくわかりませんが。
なんせ、あの可愛かったアナキン坊やがついに悪の権化ダース・ヴェイダーになってしまうんですから、まぁ注目と言えば注目ですね。主演のヘイデン・クリステンセンの芝居のアレさ加減とか、アノ人の分娩シーンの淡白具合とかに手厳しい批評があったり、なかったりのようですが。
しかし、単なる脇役のアノ人がアノ場所でアノ人と同じポーズをとりながら、地平線の彼方に浮かぶ2つの恒星を眺めているシーンは、往年のファンにとってニンマリものだったりするようですが。

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ブラックレイン

ブラックレイン見ました。

舞台が大阪で「ちょっと濃いよ~」という噂を聞いていましたが、そういう噂を聞いて構えていたせいか、「まぁ、こんなもんかな」という感じで見れました。

舞台の大阪はさておき、主役のマイケル・ダグラスもちょっと脇へ寄せて、助演の高倉健の Japanese Engrish にも目をつぶり、

とにかく、松田優作がかっこいい

あ~ん、惜しい俳優さんが若くして死んじゃったねぇ。

どこぞのロリ・オタ・引きこもり・軟弱ロン毛の同じ苗字の人も松田優作を見習うべきだと激しく思った。

松田優作

※一応言っておきます。某typoはわざとですよ。さすがに僕だって、それくらいのスペルの区別は付く。

シザーハンズ

英語タウンというサイトの西森マリー氏の連載「アメリカン・カルチャーを知る英語講座」というコーナーが割りと好き。
僕ら(と言っても、そう思っているのは僕一人かもしれない。自分の考えが世間一般の人と共有されているという保障はない)は普段、アメリカと言えば「自由で革新的な国」と思っている。よそ者にも分け隔てなく接し、多様な意見をぶつけ合いつつも個性を尊重し、常に変化を求める国であると。

しかし、「先の連載では「んなこたぁない」と、現代アメリカ合衆国の実情を知らしめてくれる。
第1回の連載「赤いアメリカ・青いアメリカ (Red and Blue America)」の冒頭は、

アメリカには、ハリウッドやクリスティーナ・アギュイレラなどにリベラルなアメリカと、ロディオやハンティングが好きな超保守的なアメリカ、という二つのアメリカが存在します。

確かに、ハリウッド映画やアメリカン・ポップスでしかアメリカ文化に接してなかった僕は、前者のアメリカしか理解してなかった。

カリフォルニアでアーノルド・シュワルツェネッガーが知事になるといったブッ飛んだことが起きる一方で、保守的なジョージ・ブッシュが大統領に再選するなどこれまたブッ飛んだことが起きる理由がなんとなくわかった。
奥が深いねぇ。

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機動戦士ZガンダムII -恋人たち-

ZGII 恋人たちMOVIX橿原では、木曜日が「メンズデー」で入場料1,000円なので本日見てきました。

「機動戦士ZガンダムI -星を継ぐ者-」ではたいそうガッカリさせられた当方ですが、今回の「機動戦士ZガンダムII -恋人たち-」はかなり楽しめました。

ストーリーは、ベルトーチカがアウドムラに合流するところ(TV版では「アムロ再び」あたりだっけ?)から、アーガマがアクシズのモビルスーツ部隊と接触したところ(TV版では「謎のモビルスーツ」)までです。


以下、ネタバレ。

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