消灯萌え: 仲間由紀恵のビールCM

 仲間由紀恵が出演するサッポロ 麦とホップのCMを見ていて、女性が照明を消す瞬間に興奮する「消灯萌え」というジャンルがあり得るのではないかと、不覚にも思ってしまった。

 より細分化すると、「消灯萌え・暗闇派」と「消灯萌え・暗順応派」があるかもしれない。「暗闇派」は、真っ暗で何も見えず、聴覚や触覚、嗅覚などを駆使して相手を知覚することを追求する派閥。「暗順応派」は、徐々に目が慣れてきて、女性の姿を視覚的に、ただし曖昧な形で捉えることに喜びを得る党派。
 なお、当方は後者。

 何を真剣にそんなことを主張しているのか自分自身でもよーわからんが、普段、全く性的嗜好の対象ではない仲間由紀恵に対して、このCMではものすごく「イイ!!」と思ってしまったので、その理由を内観し、照明を消すシチュエーションに萌えたのだと悟った次第。

 浴衣という要素も大きいかもしれないが、CM後半で単に浴衣で佇んでいるシーンには何の反応もしない。あくまで、照明を消す瞬間にのみ反応する当方。

 思えば、ドラマなんかで、遅くまでひとりで残業していた女性社員が、最後にオフィスの照明を消して帰っていくシーンとか好きだったかもしれない。

 その他「消灯といえば、同然〇〇でしょーー!」なんて情報があればお寄せいただきたい。

アサガオのためだけにネットワークを新設

アサガオ用ネット

 コンピュータ・ネットワークじゃなくて、園芸用の網なんだけどね。

 庭のフェンスの最上段まで達したのに、アサガオはまだまだ上に伸びたがっていた。だから、ホームセンターでネットを買ってきて(幅1.8m、長さ3.0m; 長さ1mあたり380円だった)、敷設した。2階のベランダからたらして、フェンスに接続した。

 大工仕事のダメさ加減には定評のある当方なので、台風が来たらどうなるか不安だ。一発で吹っ飛ばされて、近隣家屋に迷惑をかけそうな懸念もあるが、その時はその時に考えることにする。
 ていうか、台風の季節までにはツルがベランダまで伸び、しっかりと絡みついて固定することで、台風ごときではビクともしなくなっているのではないかと、根拠の薄い、淡い期待を抱いている。

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NHK『ゲゲゲの女房』第99回

 冷凍保冷剤をタオルで巻いて首に当てて寝ているので、連日の熱帯夜の中でも意外と快適に眠れている当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第99回めの放送を見ましたよ。

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「プロダクション旗揚げ」

 漫画経験のある小峰(斎藤工)と倉田(窪田正孝)が臨時で手伝ってくれるおかげで、原稿ははかどっている。もう一人、未経験のくせに押しかけてきた菅井(柄本佑)はまったくの戦力外だった。しつこく仕事の割り振りを願い出るので、一番簡単な消しゴムかけをやらせてみたが、それすらも失敗する有り様だった。
 少々のトラブルもあったが、締め切りギリギリに原稿は完成した。『少年ランド』編集者の北村(加治将樹)はそれを受け取ると急いで帰社した。

 漫画で足手まといだった菅井は、罪滅しのつもりで布美枝(松下奈緒)の台所仕事を手伝うが、少々迷惑がられる。彼は栃木の農家の出だという。自分より若い倉田から漫画の指図をうけたことに腹を立てていたが、倉田の苦労話を聞いて涙を流す一面もあった。
 倉田の父は身体を壊していて、母が自分たち兄弟4人を育ててくれた。中学を卒業するとすぐに看板屋に就職したが、寮では6人相部屋だった。夜中に布団の中に電気スタンドを持ち込み、同室の者たちを起こさないように漫画を描き続けた。やっと報われて『ゼタ』に掲載され、茂(向井理)のアシスタントに採用されたことが嬉しいという。
 もう一人の小峰は村井家で風呂を借りていた。茂が深大寺で出会ったときは汚らしい風貌であったが、風呂で身なりを整えると見違えるようないい男だった。

 茂は、経験者の2人だけを雇い、菅井は今日限りで追い払うつもりだった。しかし、強引に頼み込む菅井に根負けして、とりあえず様子見で雇うことにした。3人のアシスタントたちは、仕事部屋を溢れ出て、居間も使って日常的に仕事をするようになった。

 深沢(村上弘明)の秘書の加納(桜田聖子)が、プロダクション会社設立のための説明に来てくれた。難しいことばかりで混乱する茂であったが、加納は自分に任せておけば大丈夫だと安心させる。また、布美枝が経理担当として手伝うことを提案する。

 そこへ、「少年ランド」編集長の豊川(眞島秀和)と、映画会社の船山(風間トオル)が連れ立ってやって来た。船山によれば、『墓場の鬼太郎』のテレビ番組化は難航しているという。恐ろしい内容なので子どもに人気が出ないという予測が大勢をしめているのだ。「墓場」という言葉のイメージも悪い上、ロクなスポンサーも獲得できないという。テレビドラマで長期的な企画にするよりも、夏の怪奇映画として単発企画にした方が良いという声も社内では出始めた。
 しかし、茂はあくまでテレビ番組化にこだわっている。自分のこれまでの作品は、いずれも人気が出るまでに時間がかかった。テレビ化の話も、時間がかかってでも成功させたいと訴えるのだった。その決意を聞いて、船山と豊川も腹をくくった。

 横で話を聞いていた加納は、雑誌とテレビが手を組んで全国的なブームを作り上げようとする、スケールの大きな話に憧れを抱く。こっそりと布美枝に対して、自分もあのような仕事を手掛けたい、しかし深沢の『ゼタ』の下にいては無理かもしれないと話すのだった。布美枝は、いつもと様子の違う加納の姿に少し胸騒ぎを覚えた。

 数日後、テレビ番組化の噂を聞きつけた浦木(杉浦太陽)が怒鳴りこんできた。映画であれば、自分も一口乗って儲ける方法があるのに、テレビ企画からは締め出されているのだ。ハイリスク・ハイリターンなテレビ番組よりも、少額でも確実に金の入る映画へと乗り換えるべきだと説得するが、茂は耳を貸さなかった。布美枝にまで八つ当たりをする浦木。

 浦木に詰め寄られた布美枝は、突然吐き気をもよおした。
 心配する茂であるが、どうやら2人目を妊娠したようだ。

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