NHK『おひさま』第35回

ちょうど1年前おたふく風邪にかかったわけだが、そういえばここ数日もちょっと体調が良くなく、5月中旬はそういう季節なんだろうかと思う当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第35回目の放送を見ましたよ。

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第6週「旅立ちの季節」

陽子(井上真央)と真知子(マイコ)は、真知子の父・剛三(平泉成)から逃れるため、便所に立て篭もった。扉を腕でしっかりと押さえ、剛三を説得するまでは出て行かない覚悟だった。

玄関先では、陽子の父・良一(寺脇康文)が穏便に済ませようと対応していた。しかし、剛三が陽子のことを不良娘呼ばわりし、真知子は陽子にそそのかされたのだと口走ったせいで、良一も頭にきてしまった。一気に険悪な雰囲気となり、剛三は手下に良一を力で押さえつけさせた。その隙に、自分は勝手に家探しを始めた。

陽子と真知子は、近づいてくる郷三の大声に怯えた。しかし、そんな状況でありながらも、ふたりは育子(満島ひかり)のことを思い出した。16,7の少女が家出して上京するということは、現代では想像できないほど勇気の必要な行動である。彼女の勇気にあやかって、自分たちも最後まで戦い抜こうと励まし合うのだった。

ついに剛三が便所にたどり着いた。真知子は、父の言いなりになるのはもう嫌だ、自分の結婚や人生の選択は自分で行いたいと訴えた。もちろん、剛三はそんなものには耳を貸さず、強引に扉を開けようとする。しかし、少女らの必死の抵抗により一度引き下がった。

小康状態になったことに安堵し、陽子は真知子に秘密にしていたことを打ち明けた。
陽子の見立てによれば、春樹(田中圭)も真知子のことが好きに違いないことを知らせた。それを聞いた真知子は、うれしさのあまり涙ぐんでしまった。

そうするうちに、そばにあった道具を駆使して、剛三は扉をぶち壊してしまった。ついに真知子は力づくで連れ戻されてしまった。
陽子は泣き崩れるばかりで、これ以上どうすることもできなかった。

それ以降、真知子とは音信不通になった。

ある日、陽子のもとに育子からの電報が届いた。彼女の試みは成功し、無事に東京で生活を始めたらしかった。同じ電報は真知子にも届いていた。育子の成功は、ふたりを勇気づけるものだった。

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