須磨寺正覚院: 西国愛染明王ツアー(6)

正覚院の愛染朱印

昨日に引き続き、愛染さんの御朱印を獲得すべく、兵庫方面にドライブ。
まずは、神戸市内にある須磨寺へ。

正覚院愛染明王が奉られているのは、須磨寺の仁王門前にある正覚院。寺の前のコインパーキングの正面にあたり、アクセスしやすい。

提灯にも愛染明王と記されており、愛染さんが主役のお堂になっている。
大きなガラス張りで公開されているので、見仏しやすい。2m弱ほどありそうな像なので迫力もある。堂の明るさも程よい。

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再度山・大龍寺: 西国愛染明王ツアー(5)

大龍寺の愛染朱印

先日、テレビでキリスト復活を検証するという、BBC制作の番組を見まして。その番組によりますと・・・

仏教徒の模範であるべき大龍寺の住職に、いきなり他宗教の、しかもかなり重要な位置を占める教義について話を伺うことになるとは。
今しがた、とても立派な寺で朱印状を書き上げていただき、冷たいお茶も出してもらった。お茶はまだ半分残っているし、それよりも大切なこととしては、僕はまだ朱印状の代金(300円)を支払っていない。こんな状況では、そそくさと逃げ出すわけにも行かない。
なぜ俺は仏教徒からキリスト教の話を聞かなきゃならんのかと思いながら、その不可解さと緊張感が顔に出ないように慎重に表情をつくろい、興味深そうな眼差しで話の続きを聞く。

・・・であるからしまして、キリスト教の教えの中心には “愛” があるわけです。仏教も似たような概念がありまして、それを “慈悲” といいます。他人をいつくしみ、思いやることです。

ああ、なるほど。キリストをマクラにして、ちゃんと仏教の話に繋げるわけか。
なかなかの話上手ですな。

しかし、仏教では基本的に “愛” そのものは扱いません。そのような仏教の教義の中で、愛染明王は独特で、”愛” そのものに踏み込もうとしていらっしゃる明王なのです。

そして、ちゃんと僕が愛染明王以外に興味が無いということも見抜き、そこにフォーカスして話をしてくれる。
なかなかのやり手だ。

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摩耶山天上寺: 西国愛染明王ツアー(4)

天上寺の愛染朱印

愛染さんスタンプラリーの第4弾は、神戸市灘区、摩耶山頂にある天上寺

道の両サイドにアジサイ長くて曲がりくねった道(ここで Paul McCartney の歌声が聞こえた人、気が合うね)を、半分車酔いしそうになりながらズンズン登る。当方のシャア専用 WiLL CYPHA の1300cc のエンジンも苦しそうだし。
ヘアピンカーブの連続で、ほとほとイヤになって引き返そうかと思った矢先、道の両サイドからアジサイが目に飛び込んできた。沿道に延々とアジサイが植わっていて、ちょうどシーズンで美しかった。想像力を少々働かせれば、アジサイのじゅうたんの上を走っているような錯覚も得られる。
右の写真は天上寺へ歩いてる途中の写真。アジサイが少ないのが残念。運転中はもっと密度の高いところも通ったのだけれど、さすがに写真は撮れなかった。

そしてまた、神戸の町が見下ろせるので、夜景で釣って女の子を連れ込むのも良さそうだなぁと、邪なことで頭がいっぱいになったり。
昼はアジサイ、夜は夜景。最強じゃないか。

そんな邪念を抱きつつ寺に参拝していいものかと思わないではないが、当方の目的は愛染明王の見仏である。愛染明王といえば、愛欲を追求することを通じて悟りを開こうとする明王だ。むしろ雑念でいっぱいになりながら参拝した方が、好都合ってもんじゃないか。

そんなわけで、いつかデート(デート?デートなのか!?)でここに来ようと思った。

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独鈷山・鏑射寺: 西国愛染明王ツアー(3)

鏑射寺の愛染さん御朱印

愛染さんのスタンプラリーの第3弾として、神戸市北区道場町にある鏑射寺へ。

冒頭の御朱印写真が暗いのは、薄暗い本堂の中で、愛染明王の目の前で撮影したから。そういう意味では、霊験あらたか・・・かもしれない。
西国愛染十七霊場の朱印帖は専用のものが用意されていて(たしか、2000円くらい)、各霊場のページが用意されている。見開きの右側に寺の名前や詠歌が印刷されていて、左側のページに貰い受けた朱印を貼り付けるようになっている。添付用の朱印状は、その場で書いてくれる寺もあるし、事前に書いて用意してあったものに日付だけ書いてくれる寺などもある。後者は、ちょっと興ざめだ。
鏑射寺では、イケメンの住職さん(みうらじゅん用語で「イケ住」)が目の前でサラサラと書いてくださった。その立ち居振る舞いも優美なのに、文字は力強くて感動した。

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松泰山・東光寺(門戸厄神): 西国愛染明王ツアー(2)

東光寺の愛染朱印

午前9時半に家を出発、のんびりと車で2時間弱かけて兵庫県西宮市まで来た。
理由は、西国愛染十七霊場の御朱印集め(通称:愛染さんのスタンプラリー)。西は岡山県から東は三重県まで、近畿地方で愛染明王が奉られている寺を巡るという趣旨。
必ず番号順に巡らなければならないと定められているわけではないが、なんとなく気持ち悪いから番号順に周ることにした当方。

そんなわけで、2番霊場の松泰山・東光寺へ。
この寺は通称「門戸厄神」と呼ばれている。阪急今津線にその名を称した駅があることは知っていたのだが、訪れるのは初めて。

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マイケル本: 実家から回収したり、いろいろ寄り道したり

マイケル本いろいろ

(左)キャサリン・ジャクソン『マザー: ザ・ジャクソン・ファミリー・ストーリー』
マイケル・ジャクソンの実母の自伝(1990)。

(中手前)『マイケル・ジャクソン』ダグ・マギー
1984年、スリラーが大ヒットした直後に出版された伝記。

(中奥)『マイケル・ジャクソン・イン・ジャパン』日本テレビ
1987年の来日公演のムック。

(右)『Moonwalk』 & 『ムーンウォーク』マイケル・ジャクソン
1988年出版の自伝の原著と翻訳。

いずれも、マイケル・ジャクソンが名実ともに世界トップ・アーチストだった時代の本である。
この時代から彼の奇行に関するゴシップはたくさんあったけれど、少年への性的疑惑が持ち上がるのは1990年代中盤。この頃は「子供好きの、優しい青年である」と自他が評価していた。

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百式パッソ: シャア専用CYPHAは車検中

百式当方の愛車・シャア専用 WiLL CYPHA は1泊2日の車検。
代車として、シャンパンゴールドのパッソがあてがわれた。シャアが”クワトロ・バジーナ”と名乗っていたころのモビルスーツ “百式” と言えなくもない。
トヨタカローラなんていう、地味なディーラーなのに、当方の趣味を良く分かっている。感心、感心。

そんなわけで百式パッソを運転し、今朝9:55頃にスシロー精華町店の横を光台方面に走行。すると、ガンキャノンのように赤くてゴツい車とすれ違った。
それは知人の運転する車であり、いつもならば合図しあったりするわけだけれど、今日はミノフルキー粒子が濃くて当方の存在が先方のレーダーに映らなかった・・・、というわけではなく、単純に当方が百式パッソに乗っていたから気付かれなかったようだ。

自分が透明人間になったような、ステルス機に乗っているような、匿名性を手に入れたような、「今の私はクワトロ・バジーナ大尉だ。それ以上でも以下でもない」と正体をひた隠しにするような、楽しい一瞬だった。

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Bathtub by Keith Loutit / ミニチュア動画

今朝、NHKのニュースで紹介していたのだが、Keith Loutit という人の Bathtub というビデオ・シリーズが面白い。

Bathtub II from Keith Loutit on Vimeo.

実写映像を撮る際に、画面の一部にのみフォーカスを当てて、シャッタースピードを落とす(?)ことによって、あたかもジオラマとフィギュアを用いて撮ったアニメのような映像効果が得られるそうだ。
写っているのは、全て本物の船や人々らしいよ。すげぇ面白い。

vimeoというサイトに、彼のその他の作品がたくさんあるから、見てみると良いよ。
特に、Bathtub IV のヘリコプターとか、おもちゃみたいで楽しい(人がおぼれているけど、これは救助訓練らしいよ)。

The Beatles Rock Band: ビートルズのゲーム

2009年9月9日に、ビートルズをモチーフにした音楽ゲーム The Beatles Rock Band が発売になるとのこと。
ただし、欧米地区のみで、日本発売は未定。対応ゲーム機は、PLAYSTATION3、XBOX360、Wii。

どのゲーム機も所持していない当方だが、日本で遊べるんだったら PLAYSTATION3 を買う、本気で買う。

こちらが予告ビデオ。

0:51から1:17にかけてのステージは、日本の武道館ですな。このゲームは海外メーカー製だけれど、日本のメーカーが作っていたら、きっと隠しモードでドリフターズが登場したりするんだろうな。
#ドリフは武道館で the Beatles の前座をやったんですよ。

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璉珹寺: 仏ストリップ興行と楽屋訪問、花びら回転

秘佛開扉 女人裸形 阿弥陀佛 璉珹寺数週間前、ならまちのとある一角を歩いていたら、あちこちに手作り感満載のポスターが貼られていた。普段なら、市民の文化サークルかなんかだろうと思って無視するところだけれど、あまりにたくさんあったせいで自然と目に入ってきた。

秘佛開扉 女人裸形 阿弥陀佛 璉珹寺 5月1日-5月31日

最近、空前の見仏マイブームが起きている当方であるし、その上女の子大好きな当方なので「女人裸形」の文字列に目が釘付け。その日は時間が遅くて拝観できそうになかったので、本日、念願の仏ストリップ・ショーに出かけてきた次第。

出かける前に、璉珹寺(れんじょうじ)のことはwebで検索したりしたりしてみたのだが、公式サイトはないし、wikipedia などにも情報はない。Google での検索結果も、ほとんどが個人サイトの情報だったりするわけで。本当にそんな寺があるのかどうか、しかも檀家以外の人間が観光気分で出かけていいものかどうか、激しく不安になったりした。

そんな中、先日録画しておいた『みうらじゅん・いとうせいこうのテレビ見仏記』の総集編を見返したら、確かに璉珹寺は存在していて、裸の女人仏像も安置されていた(11回目の放送で取り上げられたようだ)。その事実に勇気付けられて、奈良市街南部へ車を走らせた。

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