NHK『おちょやん』第6回

2週目も頑張るんだぞと自分に言い聞かせている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おちょやん』の第6回めの放送を見ましたよ。

* * *
第2週『道頓堀、ええとこや~』

千代(毎田暖乃)は家を出て、道頓堀の芝居茶屋へ奉公することになった。継母・栗子(宮沢エマ)が子を宿し、追い出されることになったのだ。ただし、千代は自分が自ら家を捨てたのだと思うことにした。

千代が道頓堀に来るのは初めてである。多くの芝居小屋が立ち並ぶ娯楽の中心地で、そのにぎやかな様子はまるでおとぎの国のようであった。千代は自分の境遇を忘れて舞い上がった。

千代の奉公先は、芝居茶屋の岡安である。
千代はまだ知らないが、芝居小屋とは得意客相手に芝居関連の万事を引き受ける店である。席の確保や食事・酒の手配など、業務は多岐にわたる。

千代が芝居茶屋・岡安の前に立つと、中から働く女性たちが飛び出してきた。彼女らは座布団を抱え、忙しくたち振る舞っていた。千代とぶつかるが、謝ることもなく去っていった。
千代は腹を立て、河内弁で怒鳴り立てたが、相手にされなかった。

その様子は、岡安の女将・岡田シズ(篠原涼子)に見られていた。シズの千代に対する第一印象は最悪だった。

シズは、千代が親孝行な子かどうか訪ねた。千代はシズに取り入ろうとして、自分は親孝行であると嘘をついた。ここで一生懸命働いて、両親に恩返しをするつもりだと述べた。
しかし、それはシズの期待する回答ではなかった。シズによれば、親孝行な子は親の病気や怪我ですぐに里帰りしたがるという。そのため、使い物にならないと言うのだ。
しくじった千代はすぐに本当のことを言った。親に疎まれており、二度と家に帰らない決意であることを述べ、岡安に置いてほしいと頭を下げた。しかし、シズには千代が嘘つきに映り、ますます印象が悪くなった。

そこへ、シズの夫・宗助(名倉潤)とハナ(宮田圭子)が帰ってきた。ふたりは神社にお参りしてきて、ハナがおみくじを引いたところ大吉だったという。そこには「待ち人来る」と記されており、これも何かの縁だと受け入れることを促した。
母の言葉に、シズは渋々承諾した。ただし、1ヶ月だけと期間を決め、口入れ屋にはその間にもっとおとなしくて賢い子を見つけてくるよう言いつけるのだった。

千代は、シズの気が変わるよう、仕事をしっかり覚えるよう決意した。1ヶ月で使い物になれば、ずっと置いてもらえるだろうと考えたのだ。
さっそく女中頭・かめ(楠見薫)に仕事を教わろうとするが、彼女も親切ではなかった。どうせ1ヶ月でいなくなる子に仕事を教えている暇はないと言うのだ。単純な仕事として、炊飯用の釜を洗うよう命じられた。

千代は、釜や流しに残っているご飯粒を食べてよいか、かめに許可を求めた。いつも腹を空かせていた千代はそれを粗末にしたくなかった。
その様子に感心したかめは、千代に他の仕事も言いつけた。ただし、それは家の掃除や選択、家人のお使いなど覚えきれないほどたくさんあった。それでも文句を言わずに、千代は取り組んだ。

* * *

続きを読む

NHK『おちょやん』第5回

宮沢喜一の縁者という話題にはちょっと思うところのある当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おちょやん』の第5回めの放送を見ましたよ。

* * *
第1週『うちは、かわいそやない』

継母・栗子(宮沢エマ)が自分たち姉弟を方向に出して追い払うつもりであることを知り、千代(毎田暖乃)と栗子の関係は完全に冷え切っていた。
そんな中、父・テルヲ(トータス松本)は栗子の肩を持つばかりであるし、「母親」というものを知らなかった弟・ヨシヲ(荒田陽向)は栗子のことを慕うようになっている。加えて、村人たちは栗子の小唄を聞きたがり、鼻の下を伸ばして家に集まるようになった。
千代は孤立無援でだった。

その矢先、千代は栗子がテルヲとの子を宿していることを知った。そのため、テルヲは栗子を追い出さないばかりか、彼女に頭が上がらなくなっていたのである。食い扶持を減らしつつ金を得るために千代たち姉弟を奉公に出すことは、テルヲの中でほぼ心が決まっていた。
栗子は、血の繋がらない子供と一緒に暮らすのは御免だと本人たちの前で隠すことなく言い放った。

千代は、家を出ていく心が決まった。
ただし、ヨシヲだけは家に置いてくれるよう、手をついて深く頭を下げた。彼に対してだけは良い母親になってくれるよう栗子に頼み込んだ。栗子も不承不承ながら、それを聞き入れた。

こうして、千代は道頓堀の芝居茶屋に奉公に行くことが決まった。

出発の日、千代は生まれた初めてきれいに髪を結い、晴れ着を身に着けた。荷物は小さな風呂敷包みひとつきりだったが、母の形見のガラス玉は大事に懐にしまった。
テルヲとヨシヲが見送る中、千代は後ろを振り返ることもなく、足早に駆け出した。

栗子の手前、冷静に堪えていたテルヲであったが、辛抱たまらず千代を追いかけた。そして、家に唯一の亡き母・サエ(三戸なつめ)の写真を差し出した。

千代はそれを受け取ると、一筋の涙を流しながら捨て台詞を吐いた。
「うちは捨てられたんやない。うちがあんたらを捨てたんや。」

* * *

続きを読む

NHK『おちょやん』第4回

とりあえず今週だけは頑張ってみようと決意した当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おちょやん』の第4回めの放送を見ましたよ。

* * *
第1週『うちは、かわいそやない』

遠くの街で観賞用の鶏を売り、千代(毎田暖乃)とテルヲ(トータス松本)は帰宅した。しかし、弟・ヨシヲ(荒田陽向)の姿が見えない。
栗子(宮沢エマ)も退屈しのぎに近くの街まで出かけていたので、ヨシヲの行方は知らないという。
そのまま翌朝になってもヨシヲは帰ってこなかった。村人たちが総出で捜索することになった。

千代も一人で山道を探していると、ヨシヲの草鞋が落ちているのを見つけた。声をかけると道の下からヨシヲの声が聞こえてきた。彼は滑落し、足を痛めた上、昨夜の雨に濡れて弱りきっていた。千代はヨシヲを背負い、家路についた。

しかし、いつも腹をすかせている千代は思うように力が出ない。
その時、どこからかいい匂いが漂ってきた。それにつられていくと、カゴいっぱいに見たことのない食べ物があった。おそるおそる口に入れてみるとたいへんな美味で、千代は夢中で貪り食った。

そうやって食べていると、山で暮らす彦爺(曾我廼家文童)が現れた。どうやらそれは彼の持ち物らしかった。彦爺によれば、それは豚の飼料とする食パンのミミだという。千代は、自分が豚と同じものを美味しく食べたことを恥ずかしく思った。
彦爺は、ヨシヲに向かって、一人で山に入ってはならないと注意したはずだとたしなめた。

ふたりは無事に帰宅し、父・テルヲのみならず、村人たちは全員喜んだ。
ただし、栗子だけは面白くなかった。

栗子は、テルヲとふたりきりになると、子供たちを家から追い出すように迫った。そうでなければ、テルヲと別れると脅した。
栗子は、子供たちもこの家にいていつも腹を空かせているよりは、奉公に出て腹いっぱい食わせてもらったほうがよほど幸せなはずだと説得した。最初は渋っていたテルヲであったが、そう言われるとまんざら悪い考えではないように思われてきた。
その場で結論は出なかったが、一部始終は千代が盗み聞きをしていた。

その後、テルヲは鶏を何羽か売りにでかけた。千代は、彼の留守中に栗子に意地悪をして追い出す算段を立てた。しかし、その目論見は栗子に見抜かれ失敗に終わった。

そうしていると、彦爺が山で採れた薬草を持って訪ねてきた。聞けば、それは腹痛に効く薬草であり、行方不明になった日にヨシヲが探していたものだという。
ヨシヲはそれを受け取ると、栗子に差し出した。栗子が痛そうに腹をさすっていたのを見たから、それが治るように薬草を探しに行ったのだという。

その様子を見ていて、千代はハッとした。
千代は実母・サエ(三戸なつめ)の記憶を持っているが、まだ小さかったヨシヲには母の記憶が皆無である。栗子がいかに性悪であったとしても、ヨシヲにとっては初めて接する「母」なのである。

* * *

続きを読む

NHK『おちょやん』第3回

今回のまとめ記事はいつ終わってもおかしくないと言っておく当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おちょやん』の第3回めの放送を見ましたよ。

* * *
第1週『うちは、かわいそやない』

父・テルヲ(トータス松本)が、姿を消した栗子(宮沢エマ)を探しに出てたまま10日が過ぎた。
以前の通り、家事を担わなくてはならなくなった千代(毎田暖乃)は学校に行けなくなった。千代の見立てでは、栗子は必ず戻ってくると思っていた。なぜなら、栗子が大事にしている三味線が家に置いたままだからだ。

千代の予想通り、11日めにテルヲと栗子が戻ってきた。テルヲは好きなものは何でも食べさせてやると約束して連れ戻したという。
しかし、貧乏な竹井家には栗子にご馳走を食べさせる金がない。そこでテルヲは、自分が大切に育てていた観賞用の鶏を売ることを決めた。

家から1時間ほどの小さな町には、ガラス工場を営む峯岸社長(佐川満男)の屋敷がある。そこで観賞用鶏の品評会が開かれるというので、テルヲは千代を伴って売り込みに行った。

峯岸社長は目が肥えていて、テルヲの鶏を一瞥しただけで駄作だと評した。素人が育てても碌なものにならないと言い捨てた。引き下がるわけにいかないテルヲは、この鶏の特徴は外見ではなく鳴き声であると主張した。しかし、どう囃し立ても鶏が鳴くことはなかった。ほとほと呆れてしまった峯岸社長はテルヲたちを追い払おうとした。

その時、千代が食ってかかった。
家が貧乏で、人も鶏もいつも腹をすかせている。この鶏が鳴き声は、空腹から逃れ、生きるための声である。それをわからずに、見た目だけで判断するとは峯岸社長の目はくもりガラスのようだと詰った。
そして千代は、きれいなガラスの見本として、母の形見のガラス玉を見せた。

それを見た峯岸社長は、千代がサエ(三戸なつめ)の娘だと見抜いた。
サエは幼いときから16歳ころまで、峯岸社長の下で奉公していたという。辞めた後はめっきり姿を見せなくなったが、亡くなる直前にひょっこりと現れ、そのガラス玉を娘のために買っていったという。その時のガラス玉が、月に似た珍しい色のものだったのでよく覚えているという。

そこに奇妙な縁を感じた峯岸社長は、テルヲの鶏を買ってやることにした。こうして、テルヲは十分な金を手に入れることができた。

帰り道、千代は父に、亡き母のことを今でも好きなのかと聞いた。テルヲは、栗子が怒るから好きではないということにしている、といたずらっぽく本音を語った。テルヲの提案で、サエの墓参りに寄ってから帰ることにした。

その頃、弟・ヨシヲ(荒田陽向)は薄暗い山道を一人で歩いていた。ヨシヲは足を取られ、滑落した。

* * *

続きを読む

NHK『おちょやん』第2回

2日めにして、朝起きれなかった当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おちょやん』の第2回めの放送を見ましたよ。

* * *
第1週『うちは、かわいそやない』

父・テルヲ(トータス松本)は、新しい母だと言って栗子(宮沢エマ)という女を連れてきた。

死んだ母のことを忘れずにいる千代(毎田暖乃)であったが、栗子が来たことを喜んだ。栗子が新しい母として、家のことを全てやってくれると思ったからだ。そうなれば、千代はついに学校に行くことができる。

翌日、千代は早速登校した。字を読めなくて級友たちから笑われるなどしたが、学校生活はおおむね楽しかった。

体育の授業は徒競走だった。千代は近所の幼馴染・小林勝次(原知輝)に弁当を賭けた競争を挑んだ。聞けば、勝次はおばあちゃんの作った美味しいおはぎを持ってきているという。家の貧しい千代は弁当を持ってきていなかったが、徒競走で勝次に負ける気がせず、自分の弁当がないことは問題にならないと考えたのだ。

しかし、千代は足が遅かった。全くいいところがなく、勝次に敗北した。もちろん、千代は弁当を差し出すことができず、勝次は怒った。しかし、勝ち気な千代は喧嘩腰で対応した。その騒ぎを聞きつけた玉井先生(木内義一)が仲裁に入った。
すると、千代は嘘泣きで先生に弁明した。弁当を忘れた自分のために勝次がおはぎを分けようとしたが、自分が維持を張って断ったので言い争いになったとでまかせを述べた。その話を聞いた先生は感激し、勝次のことを褒めた。勝次は引っ込みがつかず、3つあるおはぎのうち自分では1つだけを食べ、残りの2つを千代に渡した。1つは千代が食べ、もうひとつを家にいる弟・ヨシヲ(荒田陽向)に持っていけと勝次は言うのだった。千代は遠慮することなくその通りにした。

千代が帰宅すると家中の家財がひっくり返されていた。栗子が言うには、何か売れるものがないか探したが何もなかったという。その上、腹が減ったから早く食事の支度をするよう千代に言いつけるのだった。テルヲとの約束で、栗子は家のことは何もしなくてよいことになっているという。
頭に来た千代は、鶏小屋のテルヲのところへ訴えに行った。しかし、テルヲは栗子の肩を持つばかりで、千代の味方をしなかった。

諦めた千代は、せめて弟・ヨシヲに土産のおはぎを食べさせてやろうと家に戻った。しかし、さっき確かに置いておいたはずのおはぎがなくなっていた。栗子の口元にあんこがついたままになっており、彼女が勝手に食べたことは明らかだった。千代は詰るが、栗子は少しも悪びれるでもなかった。

その夜、千代は竹林の中の母との思い出の場所に来た。ここに来れば心を落ち着かせることができた。

家に戻ろうとすると、父・テルヲが大声を上げながら家から飛び出してきた。栗子が家を出ていってしまったという。テルヲは彼女を探しに出たまま、しばらく帰ってこなかった。

* * *

続きを読む

NHK『おちょやん』第1回

COVID-19に関しては「4月末ころまでには落ち着いて元に戻るだろう」なんて思っていて、まさか朝ドラのスケジュールもずれ込むとは思っていなかった当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おちょやん』の第1回めの放送を見ましたよ。

* * *
第1週『うちは、かわいそやない』

大正5年(1916年)、竹井千代(毎田暖乃)は大阪・南河内で暮らしていた。

家は養鶏場を営んでいたが、父・テルヲ(トータス松本)は働きもせず、昼から酒を飲んでばかりいた。母・サエ(三戸なつめ)は、千代が5歳のときに亡くなった。
弟・ヨシヲ(荒田陽向)の世話も含め、千代が家の全てを取り仕切っていた。

千代が家を守るのは、亡き母との約束であった。家事の一切に抜かりはない一方、千代は学校へ行くことができなかった。貧乏で学校にも来ないため、同年代の子供たちからはからかわれるばかりだった。ただし、からかわれるたびに、誇り高くかつ口汚く言い返す程度に、千代は強い女の子だった。

しかし、人前では気丈に振る舞う千代であっても、夜中に辛くなることもあった。そんな時は、一人で竹林に入り、秘密の隠し場所に行くのだった。そこは母との思い出の場所だった。幼い千代を連れて、母はよくここへ来た。千代は夜泣きをする赤ん坊だったが、ここへ連れてくるとピタリと泣き止んだという。
また、今際の母から貰ったビー玉をそこに隠していた。それはまるで月のようであり、千代は夜空と一緒にそれを眺めると元気が出てきた。そして、「うちは、かわいそやない」と自分を励ますのだった。

ある日、家の食べ物もほとんど底をつき、千代は卵を産まなくなった鶏を街で売ることとした。父を怒鳴りつけ、彼に鶏を売りに行かせた。
そのまま、父・テルヲは10日帰ってこなかった。

やっとテルヲが帰ってきたと思ったら、知らない女・栗子(宮沢エマ)を連れていた。
テルヲは栗子のことを「新しいおかあちゃん」と紹介するのだった。

* * *

続きを読む

愛の渦→恋の渦→身体を売ったらサヨウナラ

■『愛の渦』

偶然、『Amazon Prime Videoで無料で観られるおすすめ映画リスト~独断と偏見による32選』(盛り場放浪記)というブログ記事を見つけた。僕の大好きな映画がいくつも出ていて(『天国と地獄』とか『探偵はBARにいる』の1作目とか)、この人は信用できるな、と思った。

そんな中、

123分中100分くらい全員裸。映画的に優れているわけではないけれど、門脇麦の脱ぎっぷりが素敵なので、観といて損はない。

と紹介されていたのが、三浦大輔原作・脚本・監督の『愛の渦』(2014)。
NHK『麒麟がくる』でヒロインをやってる門脇麦がどういう事になってんの!?」って思って、そりゃ見たくなるよね。

見て思ったことは、

  • 乱交パーティに集まった男女の1夜だけの交流。
  • 門脇麦の脱ぎっぷりが素敵だった。もう平常心で『麒麟がくる』を見れない。
  • 「100分くらい全員裸」というのは語弊があって、実際にはタオルを巻いてるシーンがほとんど。いや、問題ないけど。
  • 乱交パーティの終わる午前5時からがクライマックス。オチがどうなるのかずっとドキドキした。
  • 季節は冬なのに、日の出早すぎじゃん。まぁいいけど。

って感じでしょうか。いや、面白かった。

セックスがテーマだし、ましてやほぼ行きずりの乱交だし、口汚く罵ったりするので、まっとうな貞操観をお持ちの方は眉をひそめる映画ではありますが、観といて損はないかもしれません。

続きを読む

映画『食べる女』を見た

ポビドンヨードを含んだうがい薬がなんだかんだで、ドラッグストアに走った人々や、どこぞの首長に失笑を送る人々で世間が騒がしい中、現実を見たくない当方がアマゾンプライムビデオで映画『食べる女』(2018)を見ましたよ。

8人の女が出てきて、どの女も孤独で痛々しくて人生に悩んでいる。女同士で傷をなめあって、最終的にちょっとだけ前に進むって感じの内容でしょうか。時々、添え物のように、これまた痛い男も出てきます。
象徴的なのは、小泉今日子姐さんの
「人ってねぇ、美味しいご飯食べてる時と愛しいセックスしてる時が一番こう、暴力とか差別とか争いごとから遠くなるんだって。・・・でもほら、セックスの方はさ、相手がいないとできないけれど、ご飯ならいつでもできるでしょ。」
というセリフでしょうか。
僕は嫌いじゃない映画です。
続きを読む

シアターコクーンライブ配信『プレイタイム』を見た

当方の大好きな女優さんであるところの黒木華さんが出演する劇がネット配信されるとのことなので見た。
有料2,500円で専用URLでストリーミングされるという形式。70分程度のコンテンツだった。

内容は、岸田國士の『恋愛恐怖病』が原作とのことである(青空文庫に収録されている)。本人たちは、「恋愛感情抜きの友人」と自分たちの関係を定義しているのだけれど、恋愛感情が芽生えつつあることを互いに自覚し、けれども一線を超えるわけにはいかないと思ってグダグダとやり取りするというお話。わかる。
続きを読む

『エール』まとめ記事断念

今日の放送も見たのですが、どうも面白く感じられませんでした。
3日坊主で残念ではありますが、『エール』のまとめ記事は断念して終了します。

ヒロインが二階堂ふみさんに代わったら、僕も楽しめるのだろうけれど、そこまで堪えきれませんでした。情けないことです。

次は、秋に杉咲花さん主演の『おちょやん』で会いましょう。
ご清聴ありがとうございました。