NY生活(10): 最近、トキメいてる?

最近、トキメいてる? 1週間ぶりの入浴剤はこれ。

「魅惑なひととき: 最近、トキメいてる?」

ねっとりしたお湯がムード感を演出

 前回のNYは、先週の火曜日。
 その日の記述を見ると、「昼過ぎから、頭がクラクラする。夕方からは悪寒と頭痛に苦しんでいる。」などと書かれている。その後、木曜日の夜から、僕の耳下は生涯最高級に腫れ始め、週末には39度も熱が出た。今にして思えば、先週の火曜日からなにやら調子が悪かったということであろう。

 おたふく風邪が疑われるところであるが、どういうわけか血液検査に1週間もかかっており、未だ原因は不明である。幸い、体調は快方に向かっており、腫れはほとんど目立たなくなってきたし(それでも、少しふっくらしているし、触るとコリコリする)、体温も平熱になった。今週末に血液検査の結果を聞きに行くつもりにしているが、「おたふく風邪だったようです。しかし、もう治ってますね」なんて間抜けな状態になりそうなところである。

 それはさておき、薬のせいなのかなんなのか、頭がぼんやりするし、肩もダルい。久しぶりにお風呂に入って体を芯から温めようと思った。

 この1週間は体調がボロボロでトキメくどころではなかったので、ちょうどいい入浴剤である。

 なお、高熱は出たけれど、睾丸の機能は無事だったようだ。無事だったけれど、子作りするようなチャンスはないし、トキメくようなシチュエーションも無いので、持ち腐れ感でいっぱいである。

NHK『ゲゲゲの女房』第45回

 「デキサルチン」という口内炎治療の軟膏を処方されて、初めて塗ってみた。口の中がネチネチしてものすごく気持ち悪いのだが、一晩でほぼ治ってしまって驚いている当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第45回めの放送を見ましたよ。

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「父の上京」
 突然、調布の家にやって来た源兵衛(大杉漣)。布美枝(松下奈緒)のみすぼらしい暮らしに落胆と怒りを感じる。しかし、茂(向井理)は留守にしており、仕事のことについて聞くことができなかった。そこで、土曜日に出直すことになり、茂を待機させるように命じて帰っていった。

 その夜、「鬼太郎夜話」の新刊を持ち帰り、機嫌のいい茂。しかし、布美枝は父のことで本の話には身が入らない。ふさぎ込む布美枝に対して茂は、初めにみっともないところを見せたのだから、これ以上印象は悪くなりようもなく、なにも心配することはないと軽口を叩く。その言葉に対して、茂が自分の実家には見栄を張って、少ない家計から高級品を買っては送っていることをなじる。ふたりは少し険悪なムードになる。

 翌日、漫画家仲間の戌井(梶原善)が貸本屋の美智子(松坂慶子)を茂の家に案内してやって来る。美智子は、茂に折り入って頼みがあるという。失恋事件以降、パッタリと店に姿を現さなくなった小林(鈴木裕樹)。美智子は彼の寮の前で待ち伏せし、彼が大ファンである水木しげるが店に来るから会いに来るようにと、つい出まかせを言ってしまった。そのウソをマコトに変えるために、茂に協力して欲しいと言うのだ。

 地元ファンとの交流会という形式にすれば新刊の宣伝にもなるので、乗り気になる茂。しかし、美智子が小林に告知した日は土曜日だという。それは運悪く、布美枝の父が再訪する日であり、留守にすることができない日だった。

 しかし、ファンに囲まれている姿を父に見せれば、仕事が順調であると印象づけることができるという戌井のアイディアに一同が賛同し、土曜日に実施することになった。

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