厚木に住み始めて2週間。すっかりこの土地に愛着が生まれてしまいました。
そんなわけで、木村カエラらが歌う「厚木のうた」をニコニコしながら聞いている当方です。
今日の厚木の気温は20度近くまで上がったようですが、タートルネックにフリースの上着を来て出かけたらものすごく暑かったですよ。厚着し過ぎちゃいましたよ。
ボクの部屋に連れ込む厚着の女の子のアテもあんまりなくて悲しいですよ。
通勤路に桜のトンネルがあって、舞い散る花びらの中を車で走るのが楽しい当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第10回目の放送を見ましたよ。
国家総動員法が施行され、世相が変わりつつあった。しかし、まだ安曇野には大きな影響もなく、陽子(井上真央)らは平穏な生活を続けていた。特に、大好きな長兄・春樹(田中圭)が帰省するというので、陽子は朝から浮かれているのだった。
帰宅途中、タケオ(柄本時生)の母(角替和枝)に呼び止められた。煮物を分けてくれるという。兄をもてなす料理が増えて、陽子は喜んだ。
タケオの陽子に対する片思いを知っている母は、料理を教えてやるから嫁に来いとカマをかける。等のタケオはその様子を物陰から固唾を飲んで見守っていた。しかし、陽子はそれを単なる冗談だと思い、笑い飛ばしてしまった。陽子は、結婚だとか恋愛といったことを真剣に考えたことは一度もないのだ。
家中を掃除し、夕食の支度もすっかり整った頃、春樹が親友の川原(金子ノブアキ)を連れて帰ってきた。
陽子はハンサムな川原に一目惚れしてしまった。それが陽子の初恋だった。
川原の実家は医者だが、自分は医者になるつもりはないという。旧制高校卒業後は満州に渡り、親戚のいる新聞社で働く予定だという。アメリカと同じように、満州はアジアの諸民族が共存する理想的国家であると考え、その行く末を現地で見届けたいのだという。
夜遅く、陽子は興奮したのかなかなか寝付けなかった。すると、どこからかハーモニカの音が聞こえてくる。音をたどっていくと、家の近所で川原を見つけた。