予定では明日は早朝から旅に出ることになっており、道中ワンセグの電波が受信できない時は当まとめ記事の幕引きですよ、と予告する当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』の第50回目の放送を見ましたよ。

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第9週「お見合いと泣き上戸」

突然の訪問と婚姻の申し込みを礼儀正しく詫びながら、徳子(樋口可南子)は帰っていった。
良一(寺脇康文)は非常識な申し出に呆れ返り、断るつもりになった。しかし、どことなく嬉しそうな陽子(井上真央)の様子を見ていると、きっぱりと破談させるわけにもいかないと、躊躇するのだった。

父とじっくり相談するより先に、陽子は真知子(マイコ)を訪れ、彼女に今の出来事を報告した。
陽子自身は迷っている風を装っているが、真知子は陽子がほぼその気になっていることを見抜いた。真知子から祝福され、陽子は照れながらも嬉しく思った。

真知子の近況としては、ヨーロッパに遊学した婚約者(萬雅之)からは相変わらず連絡がないままだった。
しかし、何もしないわけにはいかないと、真知子は自ら郵便配達の仕事を始めた。当時、戦地にとられた男手を補うために、女性がどんな仕事でもこなす時代ではあった。それでも、安曇野で一番の名家のお嬢様が郵便配達をするということは、人々に驚きをもって迎えられた。
結局、真知子は終戦までその仕事を続けた。そして、その間には、とても悲しい手紙を自分自身に届けることにもなるのだった。

松本の丸庵では、和成(高良健吾)が欠けた丼の修理をしていた。そこへ徳子がやって来て、翌日の見合いの最終確認をした。自分が勝手に婚姻話を進めていることに異存はないかとあらためて聞くのだった。

和成は、母が見初めた相手に間違いはないと、全幅の信頼を寄せていた。せめて、蕎麦が好きなことと、物を大事にする人であれば、他の条件は問わないという。なぜなら、近いうちに自分は再召集されるだろうし、どうせ一緒には暮らせないと考えているからだった。死を覚悟したかのような態度に対して徳子は異議を挟むが、和成は聞く耳を持たなかった。

陽子と和成の見合いは、1943年(昭和18)の秋に陽子の家で行われた。
派手なことはできないご時世であり、見合いといえども普段着のままであった。

陽子の和成に対する第一印象は、優しそうな人だということだった。

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