「映画・ドラマ」カテゴリーアーカイブ
手づくりのスターウォーズ
今夜の感銘 (「北の国から ’92 巣立ち」-後編)
【失ったことの大きさ】
タマコの堕胎に対する慰謝料として100万円を用意した五郎。
この金は、五郎が自宅として丸太小屋を作るための木材を売り払って工面したもの。
自宅を建築することを生きがいにしていた五郎が、その夢と引き換えに、純の尻拭いをしたのである。
ところが、そうまでして作った金を先方から付き返される。
付き返されるいきさつの行間を読めば、「金で解決できる問題ではないし、金でない形で解決されたので、金はいらん」という、ちょっと心温まってもよいエピソードであるわけだ。
ただ、このいきさつはこのエントリーの本筋ではないので、とりあえず忘れていただく。
とにかく、なけなしの金100万円が付き返され、純を経由して富良野の五郎に届けられた。
なんとなく腑に落ちない純は、恐る恐る五郎に金を差し出す。
しかし、五郎は頑なに金を受け取ろうとはしない。
「見得の問題」で受け取れない、と。
そうツッパテおいて、最後に本音と説法を垂れる。
そんなシーン。
今朝の萌え所 (「北の国から ’92 巣立ち」-前編)
【タマコとの出会い】
東京のガソリンスタンドで働く純。
ピザ屋の配達員タマコは、いつも純のガソリンスタンドのそばにスクーターを停めては駐車違反で捕まっている。
ガソリンスタンドの従業員たちからは「トロい、トロコ」と勝手に渾名を付けられてしまったり。
いつも姿を見かけているせいか、話したこともないのに、純は彼女がなんとなく気になるような、ならないような。
そんなシーンに萌えておいた。
この頃の裕木奈江はメチャメチャかわゆい。
その後、嫌感度ナンバーワン女優になってしまうのが、なんだか解せない当方がいます。
今夜の泣き所 (「北の国から 89 帰郷」)
【螢の別れ】
螢は、看護学校へ向かう汽車でいつも一緒になる浪人生に初恋しちゃうわけで。
とても良い仲になるんだけれど、2人とも恥ずかしがって、人前では知らん振りしているわけで。
突然、浪人生クンは東京に引っ越すことになってしまったわけで。
そんな、密かな初恋の別れのシーン。
泣いた。
以下、解説無しでお楽しみください。
「東京タワー」試写会キャンペーン by Kampo
郵便局の簡易保険 Kampoのサイトで、オダギリジョー、樹木希林主演の映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の特別試写会キャンペーンが開催されています。
WEBから簡単なアンケートに答えて応募します。
締め切りは、2007年2月28日。
スケジュールは以下の通り。
- 3月18日(日) サンシャイン劇場(東京) 410組(820名)
- 3月24日(土) 大宮ソニックシティ(埼玉) 240組(480名)
- 3月25日(日) エル・おおさか(大阪) 400組(800名)
- 3月25日(日) 都久志会館(福岡) 310組(620名)
- 3月31日(土) 新都市ホール(神奈川) 490組(980名)
バブルへGO!! -タイムマシンはドラム式
「バブルへGO!! -タイムマシンはドラム式」を観てきました。
深遠な哲学もなく、壮大な妄想話で、底抜けにバカな映画で、気に入った。
肩の力を抜いて観れる。
そして、改めて思った。
広末涼子はかわいい。
ハンバーガーを食べるシーンで目じりのシワが見えてしまったりするわけだが、それでもかわいい。
広末涼子があれば、飲み物無しでダブルチーズバーガーを完食できそうな勢いであるくらい、かわいい。
近過去へのタイムトラベルっちゃー、”Back to the Future” であらかたのドタバタネタは語りつくされており、その二番煎じと言えばそれまでだが、そんな堅苦しいことは抜きに楽しめる映画だったなり。
20代以上の人なら、誰しも持っている風景や音楽や単語や人物や人々の振る舞いのちょっとした思い出が凝縮されていて、クスリと笑わされまくり。
ベタなギャグがクドいくらいに繰り返されるんだけれど、脳みそを空っぽにして観たら、ちゃんと笑える。
犬神家の一族
「ZガンダムIII: 星の鼓動は愛」を斜めから観る
トップニュースは「日米親善高校野球試合に向けて、早実の斎藤投手と駒苫の田中投手が横に並んで投球練習をした。オマケに、選手全員がハンドタオルを携帯している」というものだった。
2本目は、家庭内の何かの機械に不具合があってメーカーがリコール修理したら、工法に問題があって白煙が上がる事故が多発したというものだった。その機械が何だったかは忘れた。
3本目は、「惑星の定義が変わって、冥王星が惑星と認められなくなったことの続報」だった。
そう、冥王星。
はたして、「機動戦士ZガンダムIII: 星の鼓動は愛」(2006年3月公開)では冥王星はどのように描かれているのか。
調べてみた。
この作品のエンドロールでは、太陽系の内側から外側に向かってカメラがパンしていくという演出になっている。
映像を見ながら、ブツブツつぶやく。
「水、金、地、・・・あ、月だ・・・コロニーも描かれてるぞ・・・、火、・・・アステロイドベルト。アクシズの残党はここに逃げ込むんだよね・・・、木、土、天・・・」
「海、冥!」
やはり、冥王星は描かれていた。
そのほか、エンドロールの見所といえば、8月6日に亡くなった鈴置洋孝さん。
ちゃんと、ブライト・ノア役でクレジットされている。
嗚呼、亡くなる前に「閃光のハサウェイ」(小説をAmazonで買う)のアニメ版が見たかった・・・。
ラストシーンのブライトとハサウェイのねじれた父子関係が泣けるんだ。
もう1人、ガンダムシリーズの名優といえば、セイラ・マス役の故・井上瑶。この映画の公開時にはすでになくなっていたのだが・・・。
なんだよ、「ライブラリー出演」って?
以下、DVDを見ながら気づいた「ガンオタ向けの小ネタ(MS編)」の列挙。
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M:i:III
リリー・フランキー「東京タワー」映画 vs ドラマ
リリー・フランキー原作の「東京タワー: オカンとボクと、時々、オトン」が映画化および単発ドラマ化されるとのこと。
作家リリー・フランキー氏の自伝的長編小説「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」が映画化されることが9日、松竹から発表された。リリーさん自身がモデルの「ボク」をオダギリジョー(30)、「オカン」を樹木希林(63)が演じる。「オトン」は小林薫(54)。「バタアシ金魚」「きらきらひかる」などの松岡錠司監督がメガホンを取る。
(中略)
今夏にフジで単発ドラマ化も決定。ドラマ版では「ボク」を大泉洋(33)、「オカン」を田中裕子(51)が演じる。
僕は、オダギリジョー&樹木希林コンビの映画よりも、大泉洋&田中裕子コンビのドラマが見たい。
大泉洋は今や北海道を代表するタレントなので、道民としては誇らしいし。
田中裕子はドラマ「おしん」の主演を見た幼児体験があり、「サントリー・オールド」のCMで弁当屋の店員を演じた時にノックアウト(同時期の長塚京三のやつも良かった)、最近は「タンスにゴンゴンα」や「キンチョー・水性キンチョールジェット」のCMがツボ。
#「水性キンチョウリキッド」漂流編CMより先に田中裕子を先に紹介するハメになるとは・・・。
なお、原作は未読。近々読む。