にわかに斉藤和義マイブームが再燃しいろいろ映像を見ていたら、「ウエディング・ソング」のMVに倉科カナさんが出演していることに気づき「花嫁役は倉科カナさんじゃん!」とツイートしようと思ったら、去年まったく同じことをツイートしていたことに気づいて赤面した当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第112回めの放送を見ましたよ。
斉藤和義の『ウェディング・ソング』ってたぶん今日初めて聞いたんだけど。なにこれ?これは幼馴染かなんかで密かに想ってた女の子が別の男とは結婚するという状況でいいの?泣く。
ていうか、MVの花嫁役は倉科カナさんじゃん!https://t.co/l2AHtckPwi— 木公 (@almore) August 19, 2020
新次(浅野忠信)は百音(清原果耶)の車で永浦家に来た。耕治(内野聖陽)に金の相談をしに来たのだ。
亜哉子(鈴木京香)は彼を歓迎した。百音が生まれた頃は、島と本土は船で渡るしかなかった。亜哉子が産気づいた時、台風のせいで渡し船が欠航していた。経験豊かな漁師であった新次が船を出し、亜哉子を本土まで送り届け、百音が無事に生まれた。亜哉子は、今日は逆のことが起きたと冗談でもてなした。本土から島へ新しくできた橋を渡って、百音が車で新次を連れてきたからだ。
しばし、亜哉子の妊娠時代の話に花が咲いた。ちょうど、新次の妻・美波(坂井真紀)も亮(永瀬廉)を身籠っていた。美波も妊娠で大変な時期なのに、いろいろと亜哉子の面倒を見てくれたという。亜哉子はその時のことを今でも感謝しているという。新次によれば、美波も美波で楽しそうに亜哉子を助けていたという。
しばらくして、亮が到着した。こちらは未知(蒔田彩珠)が迎えに行って車で連れてきた。
そして、耕治を交えて相談が始まった。
新次は、美波の死亡届を出すことにしたと話し始めた。津波で行方不明になって9年経つが、これまでは妻の死を受け入れられず、死亡届も出すことができずにしたのだ。
死亡届を提出すれば、見舞金や保険金が下りる。それを亮の漁船購入の足しにしたいと言うのだ。
耕治は、亮が漁船を購入するには最良の方法だと同意した。
一方で、新次の心情を思いやった。いまだに美波の死を受け入れられないならば、死亡届を出すべきではないと忠告した。
新次は、大しけで亮の船が遭難しかかった前夜のことを話し始めた。
新次は、美波が寂しがって亮を呼んでいると思ったのだという。必死の思いで、亮を連れて行かないように祈った。
そこで新次は、はたと気付いたという。新次は、美波が亮をあの世に呼び寄せていると思っていた。それは、新次も美波が死んだと認めていることになるのだ。それで死亡届を出すことに決めたのだ。