NHK『あまちゃん』第66回

昨夜は横浜駅西口で飲んでいて、帰宅したのが1:30過ぎだったため、めちゃめちゃ眠いし、全身が怠くてクラクラしているのだけれど、「鳥良の名物・手羽先唐揚は甘口/中辛/大辛が選べるけれど、中辛ですでにかなりしょっぱいので気をつけろ」と忠告する当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第66回めの放送を見ましたよ。

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第11週「おら、アイドルになりてぇ!」

約束を破ってアイドル活動をしたことを春子(小泉今日子)に頭ごなしに叱られた。アキ(能年玲奈)は生まれて初めて春子に反発し、激しい口論の末、家を飛び出した。

アキがユイ(橋本愛)と一緒にいるところへ、有名プロデューサーの荒巻(古田新太)から電話がかかってきた。ふたりの映像を見た荒巻は、アキとユイに東京へ来るよう誘ったのだ。

アキは迷った。大親友であるユイの夢を実現するためには、アキも一緒にアイドルとなって協力することが近道である。そして、アキ自身もアイドル活動から得られる高揚感に魅せられていた。しかし、大嫌いな東京に行くことは避けたかった。東京に行くと、ダサくて暗かった昔の自分を思い出してしまうからだ。一方で、いつまでも過去から目を背け続けるわけにもいかず、克服する必要もあると思うのだった。それは、一度は故郷や過去を捨てた春子が、北三陸市に帰ってきて過去を克服したのと同じことである。

アキは返事を保留し、家へ帰った。翌日も春子との対立は続き、一緒に朝食を摂りながらも互いに罵り合う程だった。東京行きやアイドルになることについて、アキは春子やユイに相談することを避けた。より中立的な立場にあるヒロシ(小池徹平)に相談を持ちかけた。ヒロシも大学卒業後に2ヶ月だけ東京で働き、挫折して帰ってきた過去がある。東京に対するコンプレックスを共有しているため、話やすかったのだ。アキは東京で過去の自分と決別したいと話したが、そこでは結論は出なかった。

ヒロシは親身にアキの話を聞いてやったが、裏では大吉(東出昌大)らに情報を漏らした。アキとユイが東京へ家出するかもしれないと伝え、大人たちは警戒することとした。ただし、ヒロシの見立てでは、まだ具体的な家出計画は固まっていないようだった。まさかその日の夜に家出することはないだろうと気を緩めた。

ところが、ユイはその日の夜に家出することを決めていた。今夜21時に、北三陸駅前から東京へ向かう深夜バスで旅立つというのだ。大人たちの目を欺くため、現金以外の荷物は一切持たず、かなりの軽装だった。北鉄の最終列車が出る19:30以降は駅前の人出も激減する。21時のバス時刻まで身を潜めて見つからなければ脱出成功だという。ユイはすでにチケットを2枚準備しており、そのうち1枚をアキに手渡した。

心の準備のできていなかったアキはひどく驚いた。しかし、それで踏ん切りが付き、ユイと一緒に東京へ行くことを決めた。ただし、アキは夏(宮本信子)にだけは一目会ってから旅立ちたいと思った。一度ユイと別れ、帰宅した。

アキが帰宅すると、夏は居間で居眠りをしていた。アキの物音で目を覚ました夏は、夕食の準備をしようとした。しかし、アキはそれを止め、あまりのウニ丼で済ませることにした。夏は再び横になり、アキが発案した海女カフェのおかげで客が殺到し、大繁盛だと嬉しそうに話した。

アキは北三陸に来てからの1年1ヶ月のことを思い出していた。そして今夜、いよいよこの地を去る。アキは夏に背を向け、半べそを書きながらウニ丼をかっこんだ。夏はいつの間にか再び眠っていた。アキは静かに家を出た。北三陸駅に向かう最終列車の中で、ウニ丼をもう一つ食べた。今度は涙を流し、嗚咽を漏らしながら食べるのだった。

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NHK『あまちゃん』第65回

毎朝通っているコンビニのカワイコちゃん店員さんとは事務的な会話以外は交わしたことがないのだが、最近「いつもありがとうございます(にこっ)」と言われるようになり、自分の顔を覚えてくれて特別な挨拶をしてくれるようになったのだと喜んでいたのだけれど、先日同じチェーンの他店舗に行ったところ、初対面の店員さんにも「いつもありがとうございます(にこっ)」と言われてしまい、どうやらTポイントカードを提示した時のマニュアル対応らしいと判明し、軽い傷心状態にある当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第65回めの放送を見ましたよ。


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第11週「おら、アイドルになりてぇ!」

アキ(能年玲奈)はステージで歌うことを春子(小泉今日子)に秘密にしていた。しかし、予想外にも春子が海女カフェにやって来た。

アキとユイ(橋本愛)の歌が終わると、春子はステージに上がってきた。春子は、大勢の観客が見ているにも関わらず、アキの顔に張り手した。お座敷列車を最後にアイドル活動は辞めるという約束を破ったことを責めたのだ。さらに、客席に向かって啖呵を切った。自分の大事な娘が、男たちの好奇の目に晒されることに耐えられないと言うのだ。アキには普通の高校生活を送らせるつもりだから、ちやほやしないで欲しいと告げた。

公衆の面前で一方的に責められたことで、アキは生まれて初めて春子に反発した。アキと春子の言い争いはエスカレートしそうになったが、夏(宮本信子)が仲裁し、家に戻って話し合いをすることになった。

ところが、家に戻ってもアキと春子の対立は少しも収まらなかった。ユイは、自分を引きこもり生活から抜けださせるために、アキがステージを企画してくれたのだと弁護した。しかし、それは春子に一蹴された。その理由ならば、ユイだけがステージに上がればよく、アキは必要ないからだ。

ついにアキは本心を話し始めた。アキは、人を喜ばせることが気持ちいいと話した。お座敷列車で経験した、客の笑顔と声援が忘れられないという。考えてみれば、海女の仕事も同じだという。海に潜ってウニを獲り、それをその場で客に食べさせると喜んでもらえる。客が元気になって帰っていく姿を見ることが何よりの喜びなのだ。アキにとって、海女もアイドルもサービス業であるという点では同じだと言うのだ。だから、その2つを併せた、歌って潜れるアイドル海女になりたいと希望を述べた。

その話に春子はますます腹を立てた。アキの頬を再び殴り、汚い言葉で罵った。アキは泣きながらも、激しい言葉で口答えした。そして、家を飛び出してしまった。

春子や夏は、アキがアイドルになりたいと言っていたことに心当たりがあった。このところ、映画『潮騒のメモリー』ばかり見ており、印象的なシーンを何度も見返し、台詞の練習もしている姿を見ていたからだ。夏に向かって、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)のような女優になりたいとも言っていた(第63回)。

ユイは家を飛び出したアキを慰めていた。人を元気にしたいというアキの考えを受け、ユイは一緒にアイドルになることを誘った。一緒に東京でアイドルになろうと言うのだ。しかし、アキは東京にだけは行きたくないと答えた。東京にはいい思い出がないし、友だちもいない。「東京」という言葉を聞いただけも足が震えるほど、東京のことが嫌いだと話した。

その時、アキのケータイに水口(松田龍平)から電話がかかってきた。今日のステージの模様がすでに動画共有サイトにアップされており、プロデューサーの荒巻(古田新太)と一緒に見ているのだという。すぐに荒巻が電話口で話し始めた。今は夏休みだから東京に出てこないかという誘いだった。

アキが生まれて初めて春子に反発した夜、東京から誘いの電話がかかって来た。アキの心は乱れるのだった。

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NHK『あまちゃん』第64回

flumpoolというバンドの名前は見聞きしたことはあるものの曲は一つも聞いたことがないのだが、ギター担当メンバーで立ち位置が右側の阪井一生が太り過ぎでダイエットに専念することとなり、これまたコンビ名を見聞きしたことがあるという程度の知識しか持っていない漫才コンビNON STYLEの井上裕介の顔がそっくりだという理由で代役を務めることになったという話(flumpool阪井一生はギタリストに復帰できるのか!?)を知り、そのアホらしいまでの話題作りに笑いの止まらくなった当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第64回めの放送を見ましたよ。

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第11週「おら、アイドルになりてぇ!」

海女カフェでのイベント「海女~ソニック」まで1週間と迫った。ユイ(橋本愛)もやる気を取り戻し、熱心にリハーサルへ参加した。

一方、ユイと一緒にステージに上るアキ(能年玲奈)はそのことを春子(小泉今日子)に知らせないままでいた。話すと反対されるに決まっているからだ。

ところが、そうとは知らない大吉(杉本哲太)らがうっかり春子に漏らしてしまった。春子は逆上した。

いよいよ本番当日となった。アキとユイの潮騒のメモリーズが1日限りの復活ということで、大勢のファンたちが集まった。大盛り上がりでイベントが始まった。会場からのテレビ生中継も行われ、その様子は春子も見ていた。

アキとユイは楽屋で話をしていた。ふたりは本番前の緊張感と高揚感でいっぱいだった。アキはその感情を心地よく感じ、やみつきになりそうだった。アイドルになれば毎日のように高揚感を得ることができる。アキは、アイドルになるユイを羨ましく思うのだった。

アキとユイのステージが始まった。3月のお座敷列車以来の歌と踊りだったが、ふたりは息もぴったりに演じることができた。

歌い終え、最後の決めポーズの時に、アキは春子が会場に来ているのを見つけた。それを見たアキは驚きのあまり凍りついてしまった。春子は人垣をかき分け、ステージへと歩み寄った。

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NHK『あまちゃん』第63回

9月27日に本作のBlu-ray/DVDボックス第1セットが発売されることを知った当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第63回めの放送を見ましたよ。

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第11週「おら、アイドルになりてぇ!」

アキ(能年玲奈)は、部屋に閉じこもってばかりのユイ(橋本愛)を外に連れ出し、元気を出させるために、イベント「海女~ソニック」を企画した。海女たちのフェスティバルを行い、その中でアキとユイが海女カフェのステージで歌と踊りを披露するというものだ。アキと一緒なら、ユイも楽しくステージに上るだろうと考えたからだ。

アキの芸能活動は春子(小泉今日子)によって禁じられている。アキは春子に許可を取ろうとしたが、なんとなく言いそびれてしまった。春子の許しを得ないまま、「海女~ソニック」の準備は着々と進められていった。

アキはユイの説得にあたった。彼女を海女カフェのステージに連れてきて、一緒に歌おうと誘った。しかし、やる気を無くしてしまったユイは一度はそれを断る。夏(宮本信子)やかつ枝(木野花)、ヒロシ(小池徹平)も現れ、それぞれがユイに話しかけた。アキは、みんなを元気にするのがアイドルの仕事なのに、ユイはその使命を投げ出していると指摘した。夏は、自分自身を元気づけるため、自分のために歌えと励ました。かつ枝は、地元で絶大な人気が出るように努力し、自ら東京へ行かなくても、向こうから頭を下げて来るのを待てと発破をかけた。ヒロシは、ユイが元気を取り戻すためにみんなが協力していることを無駄にするなと叱った。

彼らの話を聞きながら、ユイは水口(松田龍平)の言葉も思い出していた。ユイが本気でアイドルになりたがっているという覚悟を見せなければ、夢は実現しないと言われたのだ。ユイはここで逃げていては、アイドルになれないと思った。それで、「海女~ソニック」に出演することを承諾した。

同じ頃、アキは春子が吉田(荒川良々)から借りてきた『潮騒のメモリー』のビデオを見た。アキは主演・鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の演技に感動し、自分も映画女優になりたいと思うのだった。

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NHK『あまちゃん』第62回

昨夜は『鶴瓶の家族に乾杯』の小泉今日子が岩手県久慈市に行くやつ(再放送は来週月曜10:05-)を見た当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第62回めの放送を見ましたよ。

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第11週「おら、アイドルになりてぇ!」

8月2日、ユイ(橋本愛)はローカル情報番組のレギュラーも休演し、部屋に閉じこもってばかりいた。アキ(能年玲奈)が会いに行っても、ユイは顔を見せようとはしなかった。

ユイの母・よしえ(八木亜希子)は、今はユイのやりたいようにさせているのだとアキに話した。ユイは田舎を毛嫌いしているが、東京の厳しさもわかっていない。ユイが東京に行けば、多かれ少なかれ挫折を味わうだろうと予想している。よしえは、そうして傷ついて帰ってきたユイを暖かく迎え入れている用意はできていると話した。アキは、よしえの優しさに感じ入った。

ユイは、アキとよしえのやり取りを盗み聞きしていた。話の途中で割って入り、アキを自分の部屋に招き入れた。そして、よしえの言っていることは全て嘘だと切り捨てるのだった。

ユイの部屋には、自分やアキの新聞記事の他、他地域の御当地アイドルの紹介記事が多数張られていた。ユイは部屋に閉じこもって、ライバルたちの情報を集めてばかりいたのだ。ユイは、新たにできたGMT47のホームページをアキに見せた。47都道府県からそれぞれアイドルを発掘し、すでに枠が埋まったところは地図が赤く塗られる。すでに宮城県、埼玉県、徳島県、福岡県は枠が埋まっていた。ユイはそれを見て焦っているのだった。本来なら、水口(松田龍平)と一緒に東京へ行ってオーディションを受け、今頃は岩手県に自分の名前が記載されているはずだった。それができなかったため、いつ岩手県が他の少女に奪われるかと気が気じゃないのだ。

アキは観光協会でユイの現状を相談した。彼女を家から誘い出し、何か気晴らしをさせる必要があるというのだ。たまたま居合わせたテレビ局ディレクターの池田(野間口徹)は、ユイの代役でアキにテレビに出て欲しいと願い出た。もしくは、海女カフェのステージでユイと一緒に歌うイベントを企画してはどうかと提案した。アキも、自分が楽しくやっている姿をユイに見せることができれば彼女の気も晴れるだろうと考えた。しかし、自分が芸能活動をすることは春子(小泉今日子)が絶対に許さないだろうと想像された。

そこでアキは、海女クラブに協力を求めることにした。海女たちの祭りを新たに立ち上げ、海女たちの元気な様子を見せればユイも勇気づけられ、元気を取り戻すだろうという算段だ。海女たちは賛同し、花巻(伊勢志摩)が「海女ソニック」というタイトルを考え、企画が動き始めた。

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NHK『あまちゃん』第61回

明日(11日)23:45よりBSプレミアムで放送される『洋楽倶楽部』はマイケル・ジャクソン特集であることを知った当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第61回めの放送を見ましたよ。

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第11週「おら、アイドルになりてぇ!」

ユイ(橋本愛)と水口(松田龍平)は夜中に家出を企てたが露見し、町の人々に見つかり、計画は失敗に終わった。皆に問い詰められ、水口は自分が芸能プロダクションのスカウトマンであることやユイを東京に連れて行くつもりだったことを白状した。

水口の開き直った態度を目の当たりにし、春子(小泉今日子)や大吉(杉本哲太)は怒りにかられた。田舎の人々なら御しやすいだろうと騙し続けてきたことや、町興しの救世主であるユイを勝手に連れだそうとしたことを口汚く罵った。水口は黙ってそれを聞いているだけだった。

その時、ユイが初めて口を開いた。町の人々は誰も自分の気持ちを考えてくれないというのだ。自分は東京に行き、アイドルになりたいのに、大人たちは自分たちの都合を優先してばかりだ。これ以上、町のために犠牲になりたくないと吐き捨てて、飛び出してしまった。それからというもの、ユイは自宅の部屋に閉じこもって外に出ようとしなくなってしまった。

町の人々は、これまでのユイに対する態度を反省した。大吉と春子には、25年前に春子(有村架純)がアイドルを目指して家出した時の様子とユイが重なって見え、特に深く心を痛めた。ただし、だからといって、すぐにユイの希望を叶えてやろうとする者はいなかった。

翌日、アキ(能年玲奈)と水口はユイの家を訪れた。部屋から出てこないユイに対して、ドアの外から呼びかけた。水口は、ユイが両親とよく話し合い、高校だけは卒業することを話しかけた。自分は東京に帰り、ユイが上京する準備を整えておくと約束した。

いよいよ水口が北三陸鉄道で東京へ出発する段となった。一度は喫茶リアスで町の人々と仲良くなった水口であったが、彼を見送る者はいなかった。唯一、琥珀堀りの勉(塩見三省)だけが駅に来ていた。水口はスカウトマンであることを白状した時、琥珀には全く興味がないと話した。勉の弟子になったのも、単に町の人々に近づく手段に過ぎなかった。自分が利用されていただけにも関わらず、勉は水口に餞別として琥珀片を渡した。琥珀は単に樹液が固まったものだ。その原石を磨くことで、やっと宝石としての価値がでる。スカウトマンとしての水口の仕事も同じで、アイドルの原石をしっかりと磨いて宝石に仕立てることこそが使命だと言葉を送った。

発車時間が迫ると、美寿々(美保純)が駅舎に飛び込んできた。水口に惚れていて、人一倍傷ついた美須々なので見送りには来ないはずだった。水口は騙したことに復讐されるのではないかと後ずさった。けれども美須々は間合いを詰め、水口に抱きついた。美須々は、若い頃ならこのまま水口に付いていって駆け落ちするところだが、もう振り切れたという。

水口は美須々の気風の良さに惚れ惚れした。そして、列車で旅立っていった。ただし、勉から貰った琥珀片は置き忘れていった。勉はひどくがっかりした。

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NHK『あまちゃん』第60回

昨日、このデモ展示で自分の属性がきちんと当てられるかどうか試してみようと思ったのだけれど、関係者に自分のアカウントがバレるのを恐れてそっとその場を離れた当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第59回めの放送を見ましたよ。

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第10週「おら、スカウトされる!?」

水口(松田龍平)がスカウトマンであることがバレた。ユイ(橋本愛)やアキ(能年玲奈)を狙っているだろうことは明らかである。ふたりを東京に連れて行かれないよう、町の人々は大騒ぎでふたりを探した。

その頃、アキとユイは海女カフェにいた。ユイは旅支度を整え、水口が迎えに来るのを待っている。

アキは、その日がユイとの長い別れになると予感した。それで、これまで親友として付き合ってくれたことに感謝を述べた。それはユイも同様だった。種市(福士蒼汰)を巡る三角関係や、ネット動画の再生回数で敵視したこともあったが、友情は変わらなかった。

ユイはネット動画で人気が出て、お座敷列車や地方テレビ局のリポーターなどでも成功した。しかし、ユイは完璧な自信を持っているわけではなかった。自分が知られているのは、まだ一部の人々の間だけであることがわかっているのだ。それでも、実際に自分に注目してくれているファンはいる。そういった人々の期待に応えるため、今こそ新しい一歩を踏み出したいのだと話した。アキはそんなユイを応援した。アキは心の底から、ユイは表舞台で活躍すべき人物だと思うからだ。

その時、ユイの携帯電話が鳴った。ユイを探すヒロシ(小池徹平)が電話をかけてきたのだ。連れ戻されることを警戒するユイは電話に出なかった。すると今度はアキに電話がかかってきた。ふたりとも電話に出ないとますます怪しまれる。そこでアキはユイをかばうためにも電話に出た。

ヒロシはユイが家出したと話すが、アキは自分は自宅にいるので知らないととぼけた。春子(小泉今日子)はヒロシから電話を奪うと怒鳴り始めた。水口に誘われてアイドルになったりしたら絶対に許さないと恫喝した。そして、ユイから連絡があったらすぐに大人たちに知らせるよう言い含めて電話を切った。

電話でユイの行方はわからないと嘘をついたアキだが、それで春子を誤魔化すことはできないと直感した。本当に自宅で一人でいるかどうか確認の電話がかかってくると思ったのだ。機転を効かせて、アキはユイを一人残して家に帰った。間一髪、春子から自宅にかかって来た電話に出ることができ、アキは嘘をつき通すことに成功した。

その頃、琥珀堀りの勉(塩見三省)がスナック梨明日に戻ってきた。水口を破門し、今夜中に北三陸から出て行くことを約束させたと報告した。自分が水口を受け入れたことが今回の騒ぎの原因になったと深く謝罪し、二度と町の人々とは関わらないと言って落ち込んだ。

勉の話では、水口は今夜車で東京に帰るという。それを聞いた人々は、水口がユイを乗せて東京へ行くのだろうと予想した。大吉(杉本哲太)は国道を封鎖することを決めた。漁協長・長内(でんでん)に連絡を取り、サイレンを鳴らし、国道封鎖を町中に告知するよう頼んだ。

国道を封鎖しつつ、人々は町中を探しまわった。ユイと水口が海女カフェに潜んでいるところがすぐに見つかった。

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NHK『あまちゃん』第59回

テレビにネットワークケーブルを繋げばデータ放送のスタンプラリーが開くという助言をもらい、出張先のホテルで無事にスタンプを集めることのできた当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第59回めの放送を見ましたよ。
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第10週「おら、スカウトされる!?」

夜、ユイ(橋本愛)はアキ(能年玲奈)を誰もいない海女カフェに呼び出した。ユイは母・よしえ(八木亜希子)と大喧嘩したという。ユイは、次の週末に東京で行われるアイドルグループ「アメ横女学院」のオーディションを受けに行きたいと相談した。しかし、よしえは全く理解を示さず、高校卒業までは東京行きを許さなかった。それで、荷物をまとめ、家出同然で家を飛び出してきた。ユイは自分と同年代の女の子が東京で活躍するのに焦り、いつまでも岩手にいるわけにはいかないのだ。

そこに水口(松田龍平)が現れた。水口は、ユイが両親を説得しない限り手助けはできない、焦っても良いことはないと諭した。それで、その日はなんとか収まった。

後日、ヒロシ(小池徹平)はユイの家出騒ぎのことをアキに謝りに来た。家に帰った後もユイの動揺は収まらず、家で揉めたという。ユイは、よしえが女子アナを2年で辞め、功(平泉成)と結婚して専業主婦になったことを引き合いに出した。自分はよしえのようなダサい女にはなりたくないと言うのだ。よしえを侮辱したことで、ヒロシと功は激昂し、たいへんな事になったのだという。

アキはユイのことが気がかりだった。地方テレビ局のリポーターを務める時、ユイは岩手が大好きだと笑顔で話している。視聴者は全員、ユイの言葉を信じている。ところが、ユイの本心は正反対であり、それを知っているのはアキだけなのだ。水口がスカウトマンであるということも、誰にも知られていない。

ユイのことが心配であるのと同時に、アキ自身もアイドルになることに興味があった。水口とユイの前では興味が全くないと話したのだが、本心は複雑だった。アキはユイと一緒に歌うことが楽しいと思っている。だから、ユイと一緒にアイドルになることも悪くはないと考えている。しかし、ユイと一緒にアイドルになるためには上京しなくてはならない。アキは東京が大嫌いなので、上京だけは絶対にしたくないのだ。

ある日、春子(小泉今日子)が洗濯物を整理していると、アキの服のポケットからくしゃくしゃになった紙切れが出てきた。調べてみると、それは水口の名刺であり、芸能事務所のスカウトマンであるということが判明した。喫茶リアスでみんなにそのことを知らせると、一同は驚き、これまで水口に騙されたことに腹を立てた。

特にショックを受けたのは、琥珀掘りの勉(塩見三省)だった。水口のことを琥珀好きの好青年で、初めての弟子としてかわいがってきたのに、それが裏切られたのだ。水口は、町の人々に近づくために勉を利用しただけだとわかったのだ。勉は坑道に向かい、水口を殴りつけて追い出した。

その頃、アキとユイは海女カフェにいた。ユイは大きな旅支度を整えている。ユイは水口の運転する車で東京へ向かうのだという。

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NHK『あまちゃん』第58回

データ放送のスタンプラリーで6月分をコンプリートすべく、自宅からB-CASカードを持参してホテルに宿泊中なのだけれど、ホテルのテレビは家庭用とは何かが違うらしく、データ放送の画面は開くもののスタンプラリーへのボタンが表示されず、押すことができなくてがっかりした当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第58回めの放送を見ましたよ。
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第10週「おら、スカウトされる!?」

ユイ(橋本愛)と水口(松田龍平)が密会しているらしいと知ったアキ(能年玲奈)は様子を探るために坑道へ忍び込んだ。こっそりと覗き見るつもりだったが、躓いた拍子に物音を立ててしまい、ふたりに存在がバレてしまった。

水口とユイは、アキの登場に慌てる様子もなく、真実を打ち明けた。予想通り、水口は芸能事務所のスカウトマンなのだという。有名プロデユーサーの荒巻(古田新太)は、47都道府県からアイドルの卵を東京に集め、「GMT47」という国民的アイドルグループを作る構想を抱いているという。東日本から集めた者は上野、西日本から集めた者は品川の劇場にそれぞれ所属させ、競い合わせて盛り上げる計画だという。岩手の地元アイドルとしてアキとユイに目をつけ、水口はそのスカウトのために派遣されたのだという。

水口がスカウトマンだと勘づいたユイは、自ら彼に相談した。それを受けて、水口はユイが地方ローカル番組にレギュラー出演して顔と名前を得るようアドバイスしたという。それでユイはグルメコーナーのリポーターとして積極的に売り出すようにしたのだという。

水口はユイだけではなく、アキもアイドルとしてスカウトするつもりだったという。しかし、春子(小泉今日子)が猛反対していることを知って、慎重に事を進めることにしていたという。様子を探っているうちに、アキ本人もアイドルに興味が無いらしいことがわかり、アキのことは諦めることにしたという。それで、ユイだけを東京に連れて行くことに決めたと打ち明けた。

アキは一瞬迷った。夏(宮本信子)から、何かを始める前にあれこれ迷っても仕方がない、実際にやってみてから考えればいいと言われたことを思い出した。その言葉がアイドルになることにも当てはまるかもしれないと思ったのだ。その言葉にしたがって、思い切って海女をやってみて成功した。アイドルになることも同じかもしれないと思ったのだ。しかし、アキは自分がアイドルになることよりも、北三陸市で今の暮らしを続けることの方が大事だと思い直した。北三陸市の景色や人々が大好きなアキは、ここを離れることは無理だと強く思った。

その頃、春子と大吉(杉本哲太)はスナック梨明日で話し込んでいた。海女カフェのオープンで観光客が増加したため、夏の間は列車を大幅に増発することが決めたという。しばらく前までは廃線の危機だったのに、大きく助けられたと大吉は言うのだ。しかも、それは春子が帰郷してくれたおかげだという。春子が帰ってきたことをきっかけに、町が大きく変化したと言うのだ。

春子は、全てはアキとユイの働きだと謙遜した。一方で、自分も帰郷したおかげで大きく変化したことを認めた。ちょうど1年前に帰ってきた時は、故郷が嫌いで仕方がなかった。ここで育ったダサい自分を嫌悪し、そんな自分の生まれ育った町を嫌悪していた。地元の景色や人々の良さも理解することができず、自分の居場所がないように感じていた。しかし、最近は毎日いろいろな出来事がある。おかげで、自分の居場所が見つけられたし、地元の景色や人々の良さがわかってきたのだという。それというのもアキのおかげであり、アキを導いてくれた夏(宮本信子)のおかげだと、感謝を述べるのだった。

春子が帰宅すると、アキと夏は居間で眠り込んでいた。夏は目を開けたまま眠る癖があるが、アキもそれと同じようにして眠っていた。春子はふたりの奇妙な一致をおかしく思いながら眺めた。

春子が帰宅した物音で目を覚ましたアキは、春子の荷物の中に映画『潮騒のメモリー』のビデオテープがあることに気づいた。春子が入浴している間、アキはそれをこっそり見ようとした。

ところが、いざ再生しようとした途端、ユイから電話がかかってきた。アキに大事な話があるから、海女カフェまで会いに来て欲しいというのだった。

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NHK『あまちゃん』第57回

ヘイメーン、今日は自宅最寄りの停留所から7:48のバスに乗るため、放送が終わり次第大急ぎで家を出た当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第57回めの放送を見ましたよ。

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第10週「おら、スカウトされる!?」

20097月1日、今日は袖ヶ浜の海開きだ。それに合わせて、漁協を改装した海女カフェもオープンした。

海女カフェは見事な出来栄えだった。エンタランスを入ると若い新人海女たちが客を迎えてくれる。広々とした客席には海女の写真パネルや、様々な魚の飼育された水槽が配され、明るく華やかな雰囲気である。オープンテラスでは、獲りたてのウニの殻を割って食べさせてくれる。

そして、最大の目玉は、客席ホールに設置されたステージだ。それほど大きなものではないが、ちょっとしたコンサートや握手会をするには十分なスペースが確保されていた。ステージの壁には100インチの巨大なモニタも設置されている。海中にカメラを置き、海女たちが漁をする姿が生中継されるという趣向だった。

アキ(能年玲奈)は、開店前に春子(小泉今日子)を店内に案内した。春子はその素敵な様子に感激した。そして、春子には珍しく、アキのことを手放しで褒めた。そもそも春子は故郷のことが嫌いだった。ちょうど1年前に帰郷してもその思いは変わらず、アキを連れて帰ってきたことを後悔することもあった。しかし、今、そのアキが故郷を素敵な場所に変えてくれた。そのことが春子は嬉しいのだ。あまりのべた褒めぶりに、アキは照れて逃げてしまうほどだった。

海女カフェが正式にオープンすると、大勢が来店した。ステージのモニタでは、アキがウニを獲る様子が中継された。潜水土木科での努力が実を結び、アキの潜水技能は飛躍的に上達していたのだ。昨年とは違い、アキは一人で大量のウニを獲ることができた。その映像を見て、客たちは大いに盛り上がった。

ユイ(橋本愛)のグルメコーナーで取り上げられ、テレビで紹介されたりもした。ただし、アキとユイは一緒にいる時間が減ってしまった。朝の登校時はいつも一緒なのだが、放課後はそれぞれの仕事に追われるようになったのだ。

そんなある日、琥珀掘りの勉(塩見三省)がアキに声をかけた。どうも勉のいない間にユイが坑道に出入りしているらしいというのだ。勉が坑道で拾ったというストラップは確かにユイのものだった。

アキは、水口(松田龍平)のことを怪しんだ。ユイの推理によれば、水口は芸能事務所のスカウトマンだという。ユイと水口が密会をしていることな十分考えられる。気になったアキは、夜にこっそりと坑道を覗きに行った。すると、確かにユイが水口に会いに来ているところを目撃した。

ところが、アキは物音を立ててしまい、忍び込んだことが2人にバレてしまった。

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