やっちまったよ おウチが好き。

今のウチには7年半くらい住んでるんだけれど。
部屋探し当時、不動産屋さんに「家賃は安いけど、ちゃんと風呂トイレ別のところ。しかも、風呂は追い焚き機能付き」と語気強く迫ったわけだけれど。めっちゃ風呂に入りたかったわけで。

ところが、いざ入居してみると、どうも湯船が狭くてなかなか浸かる気になれなかった。真夏だったこともあるし。
「当面はシャワーだけでいいか。寒くなったら自然と風呂に浸かりたくなるだろう」とやり過ごしていたんだけれど、気づけば湯船に湯を溜めないまま1年経ち、2年経ち。どうせ使ってないからと掃除をサボったせいで、湯船がみるみるくたびれて小汚くなってしまった。湯を溜めると変な成分が溶け出し、自分の体に染み入るんじゃないかと思ってしまう程度。
もう後戻りはできなくなり、風呂に湯を溜めないまま8回目のクリスマス・イヴを迎えてしまいました、今日。
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『おんなの窓(2)』 伊藤理佐

伊藤理佐の1コマエッセイ漫画を中心に収録した『おんなの窓(2)』を読んだ。

伊藤理佐といえば、吉田戦車と再婚したことで有名。
同書のオビには

まさかの「結婚」ですが、固唾をのんで見守ってください・・・。

と書かれていたりする。

実際に、伊藤理佐のヘタウマ画風でかかれた吉田戦車が随所に出てきて、笑える。
吉田戦車本人は、自分の日記の中で、

漫画の中の自分を見ての感想は、
「福満しげゆき氏の奥さんと同じポジションにいるな、俺!」
というものでした。

と記しているが、激しく同意してしまった。
コマの横の方でさりげなく書かれているだけなのに、妙な存在感があり、そして究極の和みキャラになっている。笑う。

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『なめこインサマー』吉田戦車

吉田戦車がいろんな所に書いたイラスト付きエッセイをまとめたもの。
多くが1990年代初期に書かれたものだ。

1993年に『月刊アスキーコミック』に連載されていたらしい、「ニューボンボン」というタイトルの連載エッセイとかが収録されている。

よく考えれば今から15年前の話だ。今の高校生たちはまだ物心の付いていない時分だ。
ていうか、僕ですら記憶があいまいになりつつある時代のことだ。
吉田戦車が熱中しているゲームが「真・女神転生」だの「ウィザードリィV」だのと書かれている。そして、「ファイナルファンタジーV」がもうすぐ出るとか言われてる。僕にはもう、FFV がどんなストーリーだったのか、果たして自分でプレイしたのかどうかすら記憶に自信ががなくなってくる。
その他、サッカー日本代表の北澤を空港のトイレで見たとか、皇太子がもうすぐ結婚するとか、今となってはかなり懐かしい話のオンパレード。

しかし、意外とビックリなことも。

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吉田戦車と伊藤理佐の結婚をいまごろ知る

2007年9月26日付けの吉田戦車日記「結婚について」で、吉田戦車本人が伊藤理佐との結婚の報告(および、馴れ初めとか)をしている。

もう1ヶ月以上前の話なのだが、今ごろ気づいた僕。
もしかしたらまだ気づいてなかった人がいるかもしれないから、一応書いておくものなり。

『チューネン娘。』 伊藤理佐

脳ミソまで溶け出して耳から流れ出そうな暑さの中、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
残念ながら耳から流すだけの余計な脳ミソをお持ちではない当方は、両手の人差し指を耳の穴に突っ込んで脳ミソが溶け出さないように気をつけながら過ごしています。

かなり頭がやられてきたので、無心で頭を使わずに読めるマンガを読もうと決意したわけで。
「ドカベン」と「北斗の拳」に後ろ髪を引かれながらも、このクソ暑いのに、ますます暑苦しい男だらけのマンガを読むのもどうかと思いとどまった。

そこで、当方の「肩の力の抜けた女性漫画家 best 5」にランクインしている伊藤理佐を読むことにした。
今まで、雑誌なんかでつまみ読みしたことはあったけれど、単行本を買うのは初めて。
短くて、本屋で全巻揃っているものを吟味した結果「チューネン娘。」(全2巻)に決定。
昔、なんかの雑誌で半分くらい連載を読んだことがあって、「胸のとんがってるシイナさん」っつーフレーズをなんとなく覚えていたし。

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