初めての冒険で往路は楽かったのに、帰り道に心細くなってしまう子供というお話に、つい芥川龍之介『トロッコ』を思い出してしまった当方が、『ゲゲゲの女房』の2回目の放送を見ましたよ。
林の中で姿の見えない何者かに追われている気配を感じる布美枝(菊池和澄)。その時、「しげ」と呼ばれる少年と出会う。
彼によれば、足音の正体は「べとべとさん」だという。2人で道の脇にそれ、「べとべとさん、御先にお越し」と唱えて道を譲るとそれっきり足音はしなくなった。
少年は妖怪に詳しく、布美枝が物置で感じたのが「小豆はかり」であること 腹が減っているとヒダル神に取り憑かれて行き倒れてしまうことなどを話してくれた。
その頃、布美枝の家を叔母の輝子(有森也実)が尋ねてきた。小さな女の子が何も言わずにキャラメルを預けていったと聞いたのだが、それは布美枝ではないかと思い確かめに来たのだ。
その時になってやっと布美枝がいなくなっていることに気づき、家は騒動になる。
布美枝は家のそばですぐに発見された。父(大杉漣)は彼女の軽率な行為を叱責する。一方、母(古手川祐子)や祖母(野際陽子)は、叔母が夏風邪をひいたという噂を聞いて見舞いに行ったという布美枝の心優しさを認め、かばってくれた。