NHK『あまちゃん』第117回

昨日は、朝ドラ『ちりとてちん』の撮影地視察のため福井県小浜市へ行ってきた(巡った場所はこちら)当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第117回めの放送を見ましたよ。

出演者のサイン色紙。劇中の魚屋食堂のモデルとなった鮮魚加福(いづみ町商店街)に飾られていた。

出演者のサイン色紙。劇中の魚屋食堂のモデルとなった鮮魚加福(いづみ町商店街)に飾られていた。


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第20週「おらのばっぱ、恋の珍道中」

アキ(能年玲奈)と夏(宮本信子)が橋幸夫と面会していた頃、正宗(尾美としのり)と大吉(杉本哲太)はふたりだけで東京見物に出かけた。

途中、評判のラーメン店に立ち寄ったところ行列ができていた。正宗は機転を利かし、先に上野の森美術館で開催されているツタンカーメン展(会期: 2012年8月4日-2013年1月20日)に立ち寄り、行列が解消した頃を見計らってラーメン店に戻った。大吉は、正宗のそつのなさに舌を巻き、自分の負けを認めざるを得なかった。大吉は職務は鉄道の定時運行であり、自分の都合で行き先を変えたり時刻を変更させることができない。これまでは鉄道に誇りを持っていた大吉であったが、臨機応変に移動できるタクシーの良さを認めざるを得なかった。さらには、それを自在に操り、客の満足感を最大限まで引き出す正宗の手腕に舌を巻いた。大吉は、男としても正宗に敵わないと認めた。それで、春子(有村架純)へのプロポーズを撤回し、彼女のことを正宗に託すと言うのだった。正宗も安堵し、ふたりに友情が芽生えた。

そして、夏と大吉が北三陸へ帰る日となった。春子はふたりに持たせる「土産」があるという。それは、1年前に失踪したよしえ(八木亜希子)であった。春子は密かに何度もよしえと会い、話し合いを続けていたという。春子は、たとえ許してもらえないとしても家族に会い、謝りたいというよしえを弁護した。夏はそれを受け入れ、よしえには何も言わずに一緒に連れて帰ることにした。

夏やよしえが北三陸駅に着くと、スナック梨明日には街中の人々が集まっていた。夏が無事に帰ってきたことをみんなは大いに喜んだ。しかし、夏の後からよしえが入ってくると、店の空気が凍りついてしまった。

ユイ(橋本愛)の驚きと動揺は人一倍強かった。ユイは気がおかしくなって笑い出してしまった。笑いながらも、よしえを攻撃する言葉を次々に発した。よしえのせいで自分が高校やアイドルを諦めたこと、家族を捨てたしたたかな女だと陰口を叩かれていること、今さら帰ってくる資格などないなどとまくし立てるのだった。ユイはたまらなくなって店を飛び出してしまった。

ヒロシ(小池徹平)もよしえに食って掛かった。一方、功(平泉成)は落ち着くようにとりなした。けれども、夏は気が済むまで思う存分言い合うのがよいと助言するのだった。よしえにもそれだけの覚悟はできているはずだと告げた。

駅の待合室に佇んでいるユイの元へ、アキと種市(福士蒼汰)から写メールが届いた。ふたりはカメラに向かって変な顔を作り、それをユイに送ったのだ。ユイはそれらの写真を見て素直に笑った。

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NHK『あまちゃん』第116回

三谷幸喜脚本のドラマ『王様のレストラン』はほとんど見たことがないけれど、山口智子演じるヒロインが橋幸夫の大ファンだという設定は一般教養として知っている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第116回めの放送を見ましたよ。

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第20週「おらのばっぱ、恋の珍道中」

50年近く前、橋幸夫(清水良太郎)が北三陸でコンサートを開いた。その時、夏(徳永えり)がステージ上で花束を渡し、ふたりで「いつでも夢を」をデュエットした。その時から橋幸夫の大ファンである夏(宮本信子)は、一目会いたいというのだった。

無頼鮨でそのような話をしていると、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)がやって来た。鈴鹿に相談すると、彼女はデビュー映画『潮騒のメモリー』で橋幸夫と共演したことがあるという。ただし、それ以来一度も顔を合わせておらず、簡単には引き合わせることはできないという。その上、映画の舞台挨拶で鈴鹿は失礼な失敗をしてしまったのだという。同じく共演していた由紀さおりと共に橋幸夫を舞台に紹介する際、緊張のあまり「ユキハシオ」と呼んでしまったのだという。そのため、合わせる顔もないというのだ。

それでもアキ(能年玲奈)らは鈴鹿を熱心に説得し、なんとかアポイントメントを取ってもらい、翌日会う約束となった。

その夜、夏は緊張のあまり眠れなくなってしまった。会いに行くのをやめると騒ぎ出すのだった。年をとったとはいえ、昔からの憧れの男性であり、実際に会うと自分が恋でどうなってしまうかわからないから不安なのだという。アキはなんとか夏をなだめすかした。

男と女と言えば、夏は種市(福士蒼汰)のことをアキに尋ねた。無頼鮨でアキと種市が意味深なアイコンタクトをしていたのを見逃さなかったと言う。ふたりが交際していることを夏は見ぬいた。アキはそれを認めたが、春子(小泉今日子)には絶対に言わないよう頼み込むのだった。

翌朝、夏は目一杯めかしこんでアキと共に出かけた。初めに鈴鹿が橋幸夫に話しかけたが、彼は鈴鹿のことをあまり良く覚えていなかった。『潮騒のメモリー』で共演したことを覚えていなかったし、今や有名女優である鈴鹿ひろ美の名前すら「鈴木」だと記憶していた。

その様子を垣間見て、夏は緊張のあまり逃げ出してしまった。すると橋幸夫が追いかけてきた。そして、夏のことを「北三陸のなっちゃん」と呼びかけた。はるか昔のことを橋幸夫はしっかりと覚えていたのだ。その夜、無頼鮨を貸切にして、橋幸夫と共に食事会が開かれた。夏と橋幸夫は昔と同じように「いつでも夢を」を歌った。夏は今までに見せたことのなかったような笑顔を浮かべた。その夜の夏は、まさに北三陸の元祖アイドル「なっちゃん」に戻ったかのようだった。

一足先に帰っていく橋幸夫をみんなが見送った。そんな中、夏と鈴鹿ひろ美だけが店内に残ってふたりきりになった。夏は橋幸夫に会わせてもらった事とアキの面倒を見てもらっていることを鈴鹿に感謝し、深く頭を下げた。夏はアキのことを心配していると話した。海女としてウニをひとつとるのにも3ヶ月かかった子が、芸能界でうまくやっていけるか不安に思っているのだという。それに対して鈴鹿は、海中と芸能界は違うと言い、アキにも見込みはあると答えるのだった。

その日、夏は上機嫌で帰ってきた。

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NHK『あまちゃん』第115回

先日、初めて行った居酒屋の女将さんに「甘いマスクのいい男」と言われて気をよくした上に、彼女も『あまちゃん』を毎日欠かさず見ているということで大いに盛り上がったのだが、帰宅して考えなおしてみれば、「甘いマスク」というのはドラマの中で栗原しおり(安藤玉恵)がヒロシ(小池徹平)を評した言葉であり、その後に「頭の中も甘い」などと言ってけなした言葉であるわけで、そう考えると僕も遠回しにdisられていたのではないかと思わざるをえない当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第115回めの放送を見ましたよ。

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第20週「おらのばっぱ、恋の珍道中」

夏(宮本信子)が大吉(杉本哲太)を伴って上京した。

正宗(尾美としのり)のマンションに案内された夏は、不良娘だった春子(小泉今日子)が立派な暮らしをさせてもらっていることに感激し、正宗に大いに感謝するのだった。東京でまめぶ大使を務める安部(片桐はいり)とも再会できたことを夏はとても喜んだ。

翌日は、安部の立てた計画に従い、超過密スケジュールで東京の観光名所を一気に回った。朝8時半に正宗のタクシーで家を出発し、午前中は都庁新宿御苑国会議事堂皇居の見物、銀座の歌舞伎座へ移動して歌舞伎を見ながら昼食を摂り、14時には建設中の東京スカイツリーで記念撮影、その後はお台場のアウトレット浅草アメ横を巡り、夕食は無頼鮨でとった。本来は、この後に秋葉原で買い物をする予定になっていたが、一同は疲れてしまい、それは翌日に持ち越すことになった。

しかし、夏は翌日は別の用事があるという。春子には絶対に秘密だと約束させた上で、夏はアキ(能年玲奈)、正宗、大吉、安部の4人に自分の秘密を話し始めた。これまでの66年の人生を夏は忠兵衛(蟹江敬三)の妻として、一途に地味に暮らしてきた。しかし、その生涯の中で、一度だけ道ならぬ恋に走ったことがあるのだという。その男に会いに行きたいと言うのだ。突然の事に一同は驚いた。

その頃、北三陸では人々が喫茶リアスに集まって暇を持て余していた。海女カフェや観光協会はお盆休みで、特にすることがないのだ。

噂好きの人々は、ユイ(橋本愛)が突然東京行きをやめてしまった理由を詮索した。ユイが東京へ行くのをやめた本当の理由は、東京によしえ(八木亜希子)がいるからだ。家族を捨てた母と顔を合わせたくないからユイは東京に行きたくないのだ。しかし、そんな理由を説明するわけにもいかず、ユイは「リアスの仕事がある、功(平泉成)の世話がある」などともっともらしい嘘を述べた。それでも話をやめない人々を琥珀掘りの勉(塩見三省)がたしなめた。彼だけは、ヒロシ(小池徹平)がユイによしえのことを耳打ちしているのを漏れ聞いてしまい、本当の理由に勘づいていたのだ。それでユイを傷つけないように、彼女をかばった。

ユイの話が遮られてしまったので、人々は夏のうわさ話を始めた。かつ枝(木野花)や弥生(渡辺えり)は、夏が酔っ払って「ユキオ」という男の話をしたのを聞いたことがあるという。地元には「ユキオ」という名前の人物はおらず、その正体は誰にもわからなかった。

その時、勉が昔話を始めた。1964年(昭和39年)の出来事だ。
その時、北三陸市の体育館で橋幸夫のコンサートが開かれたという。当時17歳だった勉(斎藤嘉樹)もそれを見に行ったのだという。そのコンサートでは、地元を代表して、海女の格好をした当時19歳の夏(徳永えり)が花束を贈呈した。それに気を良くした橋幸夫(清水良太郎)がステージ上で夏と『いつでも夢を』をデュエットしたのだという。夏の言っている「ユキオ」とは橋幸夫だというのが勉の主張だった。

しかし、人々はその話を信じなかった。橋幸夫が北三陸に来たことなど誰も覚えていないのだ。菅原(吹越満)によれば、観光協会の記録にも残っていないのだという。しかし、勉は強硬に主張した。橋幸夫とデュエットしたことで、夏はしばらくの間地元のアイドル的扱いだったというのだ。

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NHK『あまちゃん』第114回

8月16日未明(15日深夜)から3夜連続で「朝まで”あま”テレビ」として、第20週までの本ドラマのダイジェスト放送が行われることをお知らせする(案内ページ)当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第114回めの放送を見ましたよ。

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第19週「おらのハート、再点火」

アキ(能年玲奈)がイメージキャラクターを務める予備校のポケットティッシュが街中で配られていた。偶然それを受け取ったユイ(橋本愛)の母・よしえ(八木亜希子)は予備校の伝を辿り、スリーJプロダクションに連絡をとった。それで、アキや春子(小泉今日子)と東京で再会した。

よしえは夫・功(平泉成)が意識不明で倒れてしまった時、何もかも恐ろしくなったり、自信を失ったりした。それで咄嗟に家出してしまった。初めはちょっと気分転換をして、2-3日で家に帰るつもりでいた。しかし、時間が経つにつれ帰る気持ちも失われてしまったのだという。東京ではコンビニでアルバイトをしたり、アナウンサー時代の上司(天野勝弘)にナレーションの仕事(GMTのデビューシングルのCMなど)を世話してもらって食いつないでいたという。

北三陸でのよしえは、主婦として家族の顔色ばかり気にして生きていた。自分の考えややり甲斐を持たず、ひたすら家族に奉仕するばかりだったのだという。東京では、自分で仕事をすることにより、やっと一人前の人間として世間と関わっている気分になれたのだという。それはそれで良い面もあった。しかし、今は寂しくてしかたがないという。家族に会いたくて仕方がないという。

そんなよしえに対して、春子は必ずしも優しくはなかった。よしえの失踪で、地元の人々がどれだけ心配し、迷惑を被ったかを話した。特に、ユイの心労については強調した。よしえがいなくなったせいでユイは上京とアイドルの夢を諦め、高校も中退し、ひどく荒れてしまったことを伝えた。今でこそスナック梨明日で働いたり、海女として更生したが、そこに至るまでの周囲の人々の気遣いも尋常ではなかったと言うのだった。さらに春子は、自分も家出した経験を話した。夏(宮本信子)と和解するのに25年もかかったことを引き合いに出し、よしえを叱るのだった。

よしえは家族に知らせることを嫌がったが、春子は無事を伝えるべきだと主張した。春子はアキに電話をするよう命じた。アキはヒロシ(小池徹平)に電話をかけた。

その時、ヒロシは功と共にスナック梨明日にいて、夏とユイの送別会に参加していた。夏は1週間後にユイを伴って東京見物に出かけることにしていた。それの送別会が行われていたのだ。ユイは初めての上京にワクワクしていた。ガイドブックと首っ引きで、楽しそうに観光先の下調べやみんなへのお土産の選定を行なっていた。

よしえが見つかったと聞いたヒロシは、すぐにユイにも伝えた。するとユイは東京行きを取りやめてしまった。自分を捨てた母親に会いたくないというのが理由だった。ユイは東京行きをやめたことでアキに謝罪の電話をかけた。ユイは、自分が東京に行こうとすると必ず邪魔が入る運命なのだと落ち込んだ様子で話した。そんなユイに対して、東京は意外と近いのだと説得し、いつか東京に来れる日も来ると励ますのだった。

ただしアキは、ユイとの電話で種市(福士蒼汰)のことは話せなかった。先の電話で、ヒロシには自分が種市と交際を始めたことを伝えたが、ユイにはまだ話すことができなかった。

それからしばらくして、夏が上京した。ユイの代役として、大吉(杉本哲太)が付き添ってやってきた。夏が東京に来たことには大きな理由があったのだが、夏はまだ誰にもそれを打ち明けていなかった。

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NHK『あまちゃん』第113回

昨日の放送のさかなクンのポーズを見ていて、「『 バーバーハーバー』の馬場皆人か!?わかるやつだけわかればいい」とひとりごちている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第113回めの放送を見ましたよ。

さかなクン(右)

さかなクン(右)


馬場皆人(『バーバーハーバー』より)

馬場皆人(小池田マヤ『バーバーハーバー』より)


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第19週「おらのハート、再点火」

アキ(能年玲奈)に運が向いてきた。子供向け番組『見つけてこわそう』が好評を博し、街を歩けば子どもたちに囲まれるほどの人気ものになった。予備校・神技ゼミナールのイメージキャラクターにも抜擢され、新聞・雑誌や街中に宣伝ポスターが貼られるようになった。

ただし、予備校のイメージキャラクターを務めるにあたり、アキは恋愛を禁止された。1年の契約期間中、恋愛スキャンダルが発覚したら即座に契約を打ち切られるという。春子(小泉今日子)や水口(松田龍平)は、アキが恋愛することなどないと思い込み、その条件を飲んだ。

アキは困ってしまった。厳しく恋愛を禁止されていたGMTを辞め、自由に恋愛ができると思ったアキは、種市(福士蒼汰)への恋愛感情が再燃していたからだ。小野寺薫子(優希美青)の邪魔が入ったせいでうやむやになってしまったが、種市に告白し、彼と付き合う一歩手前の状態になっている。アキは悩んでしまった。

ある日、アキは鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)を無頼鮨に呼び出し、相談することにした。開店前で他の客はいなかったが、張本人の種市がそばにいたので、アキはなかなか本題に入ることができなかった。その雰囲気を察した梅頭(ピエール瀧)は、注文もないのに出前だと言って種市を店から追い出した。

アキは、自分が種市に恋をしていることを鈴鹿に話した。しかしCMの契約上、恋愛を禁止されてしまったのでどうすればよいかと尋ねた。鈴鹿の回答は明快だった。恋愛と仕事のどちらか一方を選ぶ必要はないという。バレないように交際しつつ仕事を続ければよいというのだ。

実際、鈴鹿もデビュー直後で人気の絶頂中に荒巻(古田新太)と付き合っていたという経験談を話した。彼女の場合、仕事と恋愛を一本化させるため独立し、荒巻とふたりで事務所を作ったのだという。鈴鹿と荒巻の交際は1年も持たずに終わってしまったが、鈴鹿は少しも後悔していないと言う。それでアキも勇気づけられた。

店からはいつの間にか梅頭も姿を消していた。深刻な話に耐え切れなくなり、場を外したのだ。入れ替わりに種市が帰ってきた。すると鈴鹿は気を利かせて帰っていった。店内にはアキと種市だけが残された。

アキは種市に正式に交際を申し込んだ。ただし、仕事の都合上、1年間は絶対に秘密にするよう頼んだ。種市はお喜びした。ふたりは誰もいない店内でキスをしようとした。しかし、タイミング悪くアキの携帯電話が鳴った。

アキが電話に出ると春子からだった。春子はすぐに純喫茶アイドルに来るようアキに命じた。すぐさま駆けつけると、そこにはユイ(橋本愛)の母・よしえ(八木亜希子)がいた。

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cafe JUNK 再オープン

僕が初めて cafe JUNK に行った日のことはちゃんと当ブログに記録が残っている。2004年8月14日のことだ。奇しくもちょうど9年前の8月。

その後、同店は2007年7月ころに突如閉鎖。そのこともブログ記事にしてある

この店にはずいぶん通った。今記録を見返してわかったのだが、僕が通っていたのはたった3年だけだったようだ。あまりに馴染みすぎてそれ以上の時間をここで過ごしたような気になっていた。そして、店がなくなってから6年も経っていることに愕然とした。ついこの前まで通っていた気になっていたのだが、なんと6年も経っていたのだ。僕が実際に通っていた3年間の倍の時間が流れている。

そんな cafe JUNK が本日めでたく再オープンした。Webサイトも整備された。縁起物だと思って、オープン直前のWEBカウントダウンのキャプチャも撮っておいた。
cafeJUNK_Countdown
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NHK『あまちゃん』第112回

劇中歌を集めたCD『あまちゃん 歌のアルバム』の発売が決まったことを嬉しく思い(収録曲はBARKSの記事に掲載されている)、当然購入するつもりだが、鈴鹿ひろ美の下手くそバージョンの「潮騒のメモリー」が収録されていないことだけは残念に思う当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第112回めの放送を見ましたよ。

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第19週「おらのハート、再点火」

春子(小泉今日子)は若い時に知り合った芸能関係者を強請り、強引にアキ(能年玲奈)の仕事を獲得してきた。しかし、アキはそれを卑怯なやり方であり、自分の実力ではないからやりたくないと突っぱねた。アキと春子は激しい口論になった。正宗(尾美としのり)が仲裁しても収まらなかった。

アキは、春子が荒巻(古田新太)に対して喧嘩腰だったせいでGMTをクビになったことを恨んでいた。GMTのデビューイベントが大盛況だったこともあり、自分もGMTに残っていれば、今頃アイドルとして順風満帆だったに違いないと思うのだ。

水口(松田龍平)はアキのことをたしなめた。責任を春子になすりつけたり、自分がGMTに残っていればという仮定の話ばかりして、現実から目をそらすべきではないというのだ。現実に目を向ければ、上京してもうすぐ1年になるというのにまだ芽が出ない。すでに切羽詰まっており、仕事を選り好みできる立場にないのだ。アキや春子は、この1年の様々な出来事を思い返し、現在の状況の厳しさを思い知った。すると、アキと春子は態度を軟化させ、素直に互いに謝罪した。

春子はアキに、無理に仕事をしなくてもいいと伝えた。その代わり、アキが自分でやっても良いと思える仕事を一つだけ選ばせることにした。その仕事をきっかけに、アキが自分で道を切り拓くべきだというのだ。

10件ほどの番組台本の中から、アキは子供向け教育番組『見つけてこわそう』を選んだ。アキは、司会のさかなクンのアシスタントとして、身近な品物を無造作に壊すという役を担った。品物を理不尽に壊すことによって、逆説的に物の大切さを教えるというのが番組のテーマだった。この番組は人気を博し、実際に子どもたちが物を大切にするようになったなど、反響も大きかった。

その頃北三陸では、夏(宮本信子)が東京見物に出かけることを計画していた。これまで一度も北三陸を出たことのなかった夏だが、アキや春子のいる東京に行ってみたくなったと言うのだ。その時のガイドとしてユイ(橋本愛)も連れて行くと言う。夏は何も言わなかったが、ユイに憧れの東京を見せてやろうという思惑があることは明らかだった。

ユイも東京行きを応諾した。喜んだユイは、早速アキに電話で連絡した。アキもそのことをおおいに喜んだ。

その一方で、アキはユイの元恋人の種市(福士蒼汰)のことを思った。種市とユイは元恋人同士である。つい先日、アキは種市に告白したのだ。種市からも良い返事をもらったが、GMTの小野寺薫子(優希美青)が通りがかったことで、アキは走って逃げたのだった。それっきり種市とは連絡をとっておらず、ふたりの関係がどうなっているのかアキ自身にもよくわからないのだった。

アキの出演する『見つけてこわそう』を見たCMプランナー萩尾(深水元基)から、アキに予備校のイメージキャラクターを努めて欲しいという依頼が舞い込んだ。広告のキャッチコピーは「受験が恋人!」に決っているという。契約期間は1年間であるが、「受験が恋人」というイメージを壊さないためにも、アキには恋愛禁止が課せられた。

春子や水口は、アキに恋人がいるなどとは少しも疑っておらず、その条件を飲んだ。アキの意見を聞くこともなく、話はトントン拍子に進んでいった。アキは何も言うことができなかった。

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NHK『あまちゃん』第111回

公式サイトのアキ(能年玲奈)の画像のミサンガが1本減っていること(以前の画像はこちら参照)を確認した当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第111回めの放送を見ましたよ。

公式サイトのアキの画像 (2013.8.6夜閲覧)

公式サイトのアキの画像 (2013.8.6夜閲覧)


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第19週「おらのハート、再点火」

自分のいなくなったGMTのイベントが大盛況だったのを見せつけられ落ち込んだ夜、アキ(能年玲奈)は種市(福士蒼汰)に優しく励まされた。そのせいで種市への恋心が再燃した。種市に付き合って欲しいと口走ってしまった。

種市はあっさりと承諾した。しかも、以前からアキのことが気になっており、今では一番好きなのだという。ユイ(橋本愛)とは半年以上前(正月)に別れたのだという。ユイは憧れの東京に恋人が欲しかっただけであり、東京行きを諦めた途端に種市にも興味を失ったのだという。種市はずっとアキに告白しようと思っていたが、荒巻(古田新太)の事務所では厳しい恋愛禁止ルールがあったために言えずにいたのだという。

ふたりの思いは合致し、とてもいい雰囲気になった。無頼鮨の勝手口で、種市はアキの肩を抱き寄せようとした。アキもそれに身を委ねるつもりだった。しかしその瞬間、無頼鮨に面する劇場の裏口からGMTの小野寺薫子(優希美青)が出てきた。GMTメンバーに顔を合わせたくないアキは、一目散に逃げ出してしまった。

家に帰ったアキは、GMTの人気を思い出して落ち込んでしまった。自分もGMTとしてデビュー直前だったと思うと悲しくて仕方がなかった。春子(小泉今日子)と荒巻の対立に巻き込まれて事務所を辞めることになったと思うと悔しかった。部屋に閉じこもっていると春子が様子を見に来た。春子に対して立腹しているアキは、家を飛び出して夜の街をさまようのだった。そして、「アイドルになりたい」と叫び声を上げるのだった。

春子はアキの仕事を獲得するために切り札を使うことにした。押し入れの奥から古い名刺を取り出してきた。それは、春子が鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の影武者をしていた時のレコーディングスタッフたちの名刺だった。彼らは今やレコード会社やテレビ局の中で出世していた。春子は一人ずつ呼び出し、狡猾に嘘と脅迫を交えながらアキの売り込みを行った。

その結果、ドラマやバラエティー番組など10本近くの仕事を獲得することができた。テーブルの上に台本を並べると壮観だった。

しかし、アキは面白くなかった。それらは春子の強引なコネで取ってきた仕事であり、アキの実力とは関係がなかった。ズルをしてまで仕事をしたくないと言い張るのだった。

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NHK『あまちゃん』第110回

来週の『鶴瓶の家族に乾杯』は尾野真千子さんがカナダ・バンクーバーを訪問する回だとお知らせする当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第110回めの放送を見ましたよ。

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第19週「おらのハート、再点火」

2010年7月。スリーJプロダクションの設立から1ヶ月が経ったが、アキ(能年玲奈)には新しい仕事はひとつもなかった。水口(松田龍平)はどんな小さな仕事でも取る覚悟で熱心に営業活動を続けるも徒労に終わった。

袖ヶ浜の海開きに合わせて、ユイ(橋本愛)が海女としてデビューした。ユイの復帰撮影会が行われ、以前のファンたちが大勢集まった。ユイの人気は相変わらずだった。

GMT5のデビューシングルは10万枚を売り上げ、一躍人気グループとなった。

ユイやGMTの成功と明暗を分け、仕事のないアキは純喫茶アイドルでアルバイトをする他なかった。しかしその日、アキのミサンガが1本切れていることに気付いた。アキは新しい仕事の入る吉兆だと思って喜ぶのだった。けれども、営業周りを終えて純喫茶アイドルに戻ってきた水口の顔は冴えなかった。今日も仕事は見つからなかったのだ。

純喫茶アイドルに顔を出したヒビキ一郎(村杉蝉之介)から、その日は「GMT祭り」が開催されると教えてもらった。デビュー曲が10万枚を突破したことを記念したイベントが行われるのだ。アキも水口も、そのことを知らなかった。どうやらGMTのメンバーたちはアキに気を使って知らせなかったようだ。それでもアキは、水口と一緒にイベントを見に行くことにした。

ステージ上では、ついこの前まで一緒だった仲間たちが声援やスポットライトを浴びて輝いていた。アキの代わりに加入したばかりのベロニカ(斎藤アリーナ)もすっかりグループに馴染み、人気を博していた。アキは本当なら自分もそこにいたはずだと思うと、余計に辛くなるのだった。

イベント終了後、会場の隅に佇んでいるとチーフマネージャー河島(マギー)に声をかけられた。河島は、GMTの成功は自分たちの手柄であるかのように誇り、水口やアキの貢献を一切無視した。水口は面白くなかった。普段は客前には一切姿を見せない荒巻(古田新太)も、今日ばかりはハッピを着用して会場で愛想を振りまいていた。その様子からも荒巻の力の入れようが見て取れた。芸能界での今後の憂いをなくすためにも、水口は荒巻に挨拶をしに行った。しかし、荒巻は水口を一切無視するのだった。

GMTの入間しおり(松岡茉優)は、会場にアキがいるのに気づき、握手会を一瞬だけ抜けだして来た。イベント終了後、みんなで無頼鮨に行くのでそこで待っていて欲しいと言うのだ。アキが承諾すると、彼女はすぐにまた戻っていった。

アキと水口は約束通り無頼鮨でGMTを待った。しかし、GMTのメンバーはなかなか現れなかった。彼女らは、イベント終了後の反省会で荒巻に説教されていた。歌や踊りはもちろん、トークも下手だったので叱られていた。そして、イベントが終わったばかりだというのに、レッスンをやらされていた。

しばらく待っていたアキだったが、時間が経つにつれ、GMTのメンバーたちに会いたくなくなってきた。成功を見せつけられ、彼女らと合わせる顔がないと感じたのだ。水口に後を任せ、アキはひとりで帰ることにした。

店を出たアキは、出前から帰ってきた種市(福士蒼汰)と出くわした。種市はアキに優しく声をかけた。一人ぼっちで辛い思いをしているアキのことを南部もぐりに喩えた。南部もぐりは海底で一人ぼっちの作業であり、孤独との戦いだ。アキも孤独に耐え、自分と向き合う時期にあると言うのだ。今がまさに踏ん張りどころだと励ました。

さらに種市は、海底にいる南部ダイバーには誰かが空気を送り込まねばならないと話した。今、アキが孤独なダイバーとして海底にいるとするなら、そこに空気を送り込む役割は自分であると優しく言った。

種市と話しているうちに、アキは今日切れたミサンガのことを考えた。切れたミサンガは、種市からプレゼントしてもらったミサンガだったことを思い出した。種市に優しく励まされ、アキは封印していた種市への恋心が復活してしまった。

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NHK『あまちゃん』第109回

DVDボックスを持っているから買うつもりはないけれど、『機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス』の初回特典だけは欲しくてたまらない当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第109回めの放送を見ましたよ。

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第19週「おらのハート、再点火」

春子(小泉今日子)が社長となって、芸能事務所「スリーJプロダクション」を設立された。正宗(尾美としのり)の貯金を取り崩して資本金を準備した。

それまで専業主婦だった春子は、社長業をすることに舞い上がった。特に必要ではないのに、正宗の貯金から自分用の社長イスを購入し悦に入った。自宅マンションのリビングが仕事場となった。春子はそこに設置した社長イスにふんぞり返っていた。正宗が食事の準備をしようとすると、生活臭いといって嫌がった。休日以外はは自炊することを禁じ、店屋物をとることを命じた。正宗のことは「黒川さん」などと苗字で呼び、家族3人しかいないのに壁に掲示した予定表に各人の行き先を記入するよう求めた。

北三陸市の漁協の組合長・長内(でんでん)から電話がかかってきた。事務所と自宅の電話は兼用であり、長内は自宅に電話をかけたつもりなのに、春子が事務的な応答をするので驚いた。それで初めて、北三陸の人々は春子が芸能事務所を作ったことを知った。

長内の用件は、栗原(安藤玉恵)の結婚式についてだった。栗原と副駅長・吉田(荒川良々)が結婚することになり、結婚披露宴でアキ(能年玲奈)のビデオレターを流したいというのだ。春子はそれを正式な営業活動として事務的に対応した。ただし、知人の慶事ということでもあり、春子は無料で引き受けることとした。また、それが新事務所にとっての初めての仕事であった。

栗原によれば、ヒロシ(小池徹平)と付き合ってみたものの、彼はつまらなかったとというのだ。ヒロシは甘いマスクでハンサムだが、頭の中も甘かったのだという。しかもヒロシは無口であり、つまらないテレビ番組を無音で見ているような気分になったのだという。その点、吉田は話が面白いのがいいところだという。一連の話は、喫茶リアスで行われ、その場にはヒロシ自身もいた。ヒロシはみんなにバカにされ、寂しそうに店を出て行くのだった。

その頃、テレビではGMTのデビュー曲のCMが頻繁に流れていた。荒巻(古田新太)によって機械的なエフェクトがかけられているが、歌声はアキのものが使われていた。しかし、映像ではアキのパートにベロニカ(斎藤アリーナ)という別の女の子があてがわれていた。彼女は山形とブラジルのハーフであり、評判も良いようであった。

水口(松田龍平)によれば、荒巻はGMTの予算を10倍に増やしたのだという。そのおかげでTVCMが大量に流されている。GMT担当のスタッフも増員されたが、それと反比例するように水口は仕事から外されていた。太巻きに楯突いたからだ。

春子はマネージャー担当社員の採用面接を行なっていた。そこへ水口が応募してきた。しかし、春子は頭ごなしに水口を不採用とした。この時点で水口を採用することは、荒巻のところから引きぬいた形になる。ますます荒巻を怒らせることになり、芸能界で権力を持っている荒巻に圧力をかけられることが必至だからだ。

そう言われた水口は携帯電話を取り出した。春子は荒巻に電話をかけて辞意を伝えるのだろうと予測したが、水口が電話をかけた相手はユイ(橋本愛)だった。水口は約束を守ることができなくなったと電話口でしきりに謝った。水口の約束とは、ユイを荒巻に引きあわせ、彼女をアイドルにすることだ。水口は荒巻の会社を辞めるので二度と会わせることはできなくなったが、いつかユイをデビューさせ、アキと一緒に歌わせると新たな約束をした。ユイはアイドルの夢を諦めたと答えたが、水口の勢いは止まらなかった。

そのやり取りを見ていた春子は、水口の意気を感じ取った。前言撤回し、水口をアキのマネージャーとして採用した。

早速、アキと水口はテレビ局へ売り込みに回った。すると、GMTの小野寺(優希美青)もマネージャーの河島(マギー)と共に売り込みに来ていた。彼女らに顔を合わせにくいアキと水口は、慌てて物陰に隠れた。

隠れて様子を伺っていると、撮影に来ていた鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)に声をかけられた。荒巻の事務所を辞めたことすら報告に行っていなかったが、鈴鹿はアキとの再会を喜んでくれた。鈴鹿は、荒巻の圧力によってアキがしばらく干されるだろうと予想を述べた。鈴鹿も所属事務所を辞めて独立した頃は、3年ほど仕事がなかったのだという。けれども、アキが荒巻の下で飼い殺しにされるよりも、今の状況の方がよほど良いと言って応援するのだった。そして、いつかアキと一緒に芝居がしたいと真剣に述べ、アキを励ますのだった。

鈴鹿は撮影に戻っていった。鈴鹿を見送るため廊下に並んで頭を下げていると、それが目立ってしまい、小野寺と河島に見つかってしまった。

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