goo ニュース畑というサービスが始まった。
投稿された記事やコメントを編集スタッフが事前にチェックすることで、健全な情報交換コミュニティの形成を目指したサイトである。
たとえば、エイチ ティー ティー ピー コロン スラッシュ スラッシュ スラッシュ ドット ドット ジェー ピー スラッシュこと http://slashdot.jp/では随分古くから編集者による記事の採録プロセスが導入されており、正直あまり目新しさは感じなかった。
たしかに、スラドは内容が IT 系に大きく傾いているので一般向けではないので、goo は一般向けを目指そうとしているのかもしれない。
また、スラドはスレッド元となるニュース記事には編集者の手が入るが、その後のコメントは誰でも自由に投稿できるシステムである。
それに対して、ニュース畑はコメントにも編集者の手が入るので、違うといえば違う。
しかし、スラドはモデレーション・システムを導入し、一般参加者がお互いに監視して不適切なコメントを”表示されにくくする”機能を実現している。
僕が見るところ、このモデレーション・システムはシンプルにして人的コストも少なく、それでいて強力だ。
ニュース畑が何を目指したいのか、ますますわからない。
それともう1つ気になった点があったので、
「ニュース畑の編集スタッフは平穏なサイトを生み出し、面白いサイトを阻害するのではないか」
というタイトルをつけて、ニュース畑自身に記事を投稿してみた(20:30ころ)。
この内容、採用されるかどうか、ちょっぴり楽しみなり。