NHK連ドラ「つばさ」 第2回

放送2日目にして、あんなに毛嫌いしていた多部未華子のことを、「あのプクプクほっぺだけは可愛いなぁ」と思うようになってしまい、テレビの前で横向きに指をかざして彼女の目線を隠したら、チョー萌えてしまった当方が「つばさ」の2回目の放送を見ましたよ。

出奔していた母・加乃子(高畑淳子)が帰宅した。自由に生きているものの、家に対してはどこか後ろめたい彼女は、大口注文を受けて大忙しの工房(和菓子屋)に作業員としてこっそり紛れ込むという方法で帰ってきた。これまでどこでいったい何をしていたのか、作業着はどこかで購入した安物で、店のロゴマークは手書きであった。
彼女は町の嫌われ者である。過去に川越まつりの見せ場で、無断で山車の上でサンバを踊ってめちゃくちゃにしてしまったからだ。祖母・千代(吉行和子)も加乃子が家を捨てた無責任な態度を許せないでいる。一方で、父・竹雄(中村梅雀)だけは、今でも加乃子にベタ惚れであった。
早速、母と祖母が喧嘩を始め、それを冷静に仲裁したのがつばさ(多部未華子)であった。しかし、彼女も弟(富浦智嗣)も、母との関係の距離感を掴みかねていた。

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マナカナの「渚のシンドバッド」によせて

エヴァンゲリオンを見ていた当方としては、「渚」は「シ者」と書きたいところですが、まぁそれはさておき。

マナカナの「渚のシンドバッド」です。

ところで、NHKの連続テレビ小説『だんだん』が現在どうなっているか簡単にまとめておこう。

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『スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ』(三池崇史監督作品)

最強にクールで、最高にカッコよくて、最狂にバカだった。

すげぇよ、大興奮しながら見てしまった。

大きく評価が分かれる作品だと思うが、僕は大好き。先日なくなったポール・ニューマン主演の『明日に向かって撃て』に並んだね、僕の中で。

スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ: オフィシャルサイト

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NHK連続テレビ小説「だんだん」 第5回

ここ数日、気が付けば鼻歌を歌っており、曲目は「赤いスイートピー」と「縁の糸」がヘビーローテーションとなってしまっている当方が、「だんだん」の5回目の放送を見ましたよ。

今日の放送は、主人公ふたりの誕生日(8月16日)でした。松江の めぐみ(三倉茉奈)は出雲に出かけたというスカウトマンを追いかけて、舞妓の のぞみ(三倉佳奈)は展示会の手伝いということで、それぞれ出雲大社にやってきました。そこで偶然出くわし、瓜二つの顔を見合て驚く。互いの誕生日を言い合って双子かどうか確かめることにしたのだが、先に松江のめぐみが誕生日を言うのを聞き、祇園ののぞみはとっさに嘘の誕生日を伝えてしまう。

松江のめぐみは双子ではないと信じ込み、祇園ののぞみだけが真相に近づいたことになる。出生の秘密に関して、主人公ふたりの間に情報の非対称性を持たせたところは、ニクイ脚本。ドラマ全体の雰囲気からして、そのことが大きな波乱を生むような展開はなさそうだけれど、今後どう料理していくのか展開から目が話せません(小さい波乱は当然ありそうだが)。

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