『鹿男あをによし』 万城目学

alm-ore 読者、必読の一冊。
ましてや、奈良市に縁のある人(特に、大宮通りに沿って、奈良公園~平城京跡の土地勘を持ってる人)は、避けては通れない小説。

『鹿男あをによし』の事件のほとんどは、下のマップの範囲で起きている。
今日も今日とて、某用事で若者を近鉄・新大宮駅まで送り届けたのだが、新大宮駅もばっちり登場する地域密着小説。


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たまに、奈良市外に出張もするけど。
その行き先がまた、alm-ore で取り上げた京都の伏見稲荷だったり(そのときの記事)、奈良県明日香村だったり(そんときの記事)。
残念ながら、主人公たちが出向くことはなかったが、僕が以前訪れた大阪歴史博物館の周辺(この記事)が重要な意味を持っていたり。

この本は、alm-ore のネタにしてくださいと言わんばかりの1冊。
とにかく、必読。

こんなクソ blog を見てる暇があったら、今すぐ『鹿男あをによし』を読め。
今すぐ、本屋に走れ。
いや、本音を言うと、うちの amazon アフィリエイトで買ってくれるとうれしい。

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VALUE’S DINING

7月19日に、奈良市にオープンしたばかりのVALUE’S DININGにアタックしてきた。

建物の写真を撮り忘れてしまったけれど、エキゾチックな外装・内装の2階建ての建物。
エンタランスも広く、ちょっと高級感があるけれど、料理の値段、内容ともにカジュアルで、気軽に行ける感じ。

入店すると、住所・氏名等を書かされ、メンバーズカードを作らされる(これについては、後でもうちょっと書く)。
その代わり、メンバーズカードを作ることで、1人あたり料理一品が無料サービスされる。

そんなわけで、生春巻きとトムヤムクンをサービスしてもらった。
#マンゴージュースは無料サービス対象外。

VALUE'S DINING の生春巻きとトムヤムクン

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馬刺の店 馬里喜

某会社の人(先日のUFOの件で、車を停めて撮影している僕を爆笑した人と同一人物)が大推薦の居酒屋「馬里喜(ばりき)」。
いつか一緒に行こうと約束していたのだが、抜け駆けして行ってきた。

馬里喜の店構え

だって、生まれてこの方、馬刺を食べたことなかったんだもん。
晩御飯に何食べようかと考えていて、じんけは昨日行ったばっかりだし、なんとなく毎日顔を出すのは恥ずかしいんだもん。

場所は、国道163号線沿い、鹿畑町。
地元民向けの道案内としては、163から学研奈良登美ヶ丘駅方面へ向かう交差点にローソンがありますが、その隣(東隣)です。
店構えはこじんまりとしていますが、割とわかりやすい看板が出ているので、迷うことはあるまい。

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じんけ 昼の部

朝起きて、1つの誓いを立てた。

じんけに通いつめて、いつか”いつものやつ”で通じる常連になろう
と。

一時は Cafe Junk (公式サイトができた)で「いつものヤツ・オーダー」を目指したこともあったが、メニューが豊富でなかなか僕の方でも特定のメニューに絞れこめず、”いつものやつ” を決めかねていたのだ。

その点、家庭料理 じんけでは、「マスターお任せ」というメニューがあり、これなら「いつものやつ」と言っても十分通じそうだ。

そんなわけで、夕食に思いをはせて、やる気満々で家を出た。

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じんけ de デート(デート?デートなのか!?)

当blog では非常にまれなことだが、美女からのデート(デート?デートなのか!?)のお誘いを受けたのが2日前のことである。

「善は急げ。据え膳食わぬは武士の恥」
をモットーにしている当方なので、早速家庭料理じんけ でデート(デート?デートなのか!?)を遂行してきた次第。

ていうか、現在 21:30。
普通ならしっぽりとラブホとかで、ふたり仲良く泡々ふわふわの湯船に浸かっていてもよさそうなタイミングなのに、自宅でクソ blog など書いている情けなさ。
人生の何かを間違えている気がフツフツとしている今日この頃。

まぁ、仕方ないですが。

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じんけで不意打ち

当blogの内容からは想像できないかもしれないが、こう見えて実在の当方はわりとフツーの小市民である。
Blog の記述では、割と傍若無人だったり、礼儀知らずだったり、自信家だったり、目立ちたがりだったり、ヤンキーだったり、色男だったり、界隈で一目置かれるブロガーだったりするわけだが、中の人はそれなりに腰が低かったり、物静かだったり、人見知りだったり、話下手だったりするのだ。

典型的なネット弁慶ってことか。

そんなわけで、食事とかに出かけて急にお店の人から話かけられたりすると、うまく対処できなくてドギマギしてしまったりするわけだ(そうされることは、心の底からうれしいわけだが)。
可愛い♀店員さんだったりすると、気の聞いた一言でもぶっこいて、仕事がハネたらデート(デート?デートなのか!?)に誘ったりしてみたいわけだが、そんな気も回らなくなってしまうわけである。

典型的な、肝心な時に使えないヤツってことか。

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井上陽水コンサート2007 @なら100年会館

井上陽水コンサート2007@奈良

井上陽水のコンサートにこっそりと行ってまいりました。

テレビで見るのと同じように、アノ独特のねちっこいしゃべり方を堪能しました。
彼の詩は、独特の世界観があることで有名ですが、しゃべりも空中にフワフワ浮いているような内容でした。

たとえば
奈良に来るのは4-5年振りです。前回来た時は大仏様を参拝してからコンサートにのぞみました。大仏様の大きさを目の当たりにすると・・・、自分の卑小さを思い知らされて、がっくり来ますねぇ。ですから、今回は大仏様は見に行きませんでした。
だの、
この前年が明けたと思ったのに、あっという間に”梅だ、桜だ”と騒いで・・・、今の季節は新緑が目に瑞々しいですね。でももうちょっとしたら、暑い夏の盛りが来て、”ちょっと涼しくなったなぁ”なんて思っているうちに紅葉の季節になって、木枯らしが吹いて。そんなこんなで、”やれクリスマスだ”なんて言ってる間に新年になるんですね。いやぁ、時間が流れるのは早い
だの
次の曲は・・・、中森明菜さんに歌ってもらったものですが。いやぁ、大変よく売れた曲で。・・・ぐふふ。いや、中森さんの実力のおかげであれだけ売れたのに、この言い方だとさも自分の才能があるような言い方でしたね。まったくもって中森さんのおかげなのに。何で笑ったかと言うと、自嘲です。自らを嘲る笑いです。
とか
今までいろんな人と一緒に曲を作ってきたのですが、奥田民生って皆さん知ってます?いや、もちろん皆さんご存知だと思いますがぁ、中には知らない人がいるかもしれないので紹介しておくと、ユニコーンというバンドだった人です。僕は彼が大好きなんです。普通バンドが解散すると”俺はまだまだ大丈夫だよ”というポーズのために、すぐさまソロで活動するわけですが・・・。奥田さんは、すぐに休んじゃった。世の中にもっと休む人が増えた方がいいと思うんですねぇ。僕もよく休むほうなので、目立たなくなるでしょ?
だのだの。

その、力が抜けた、毒にも薬にもならない、内容が無いトーク、面白かったなぁ。
谷村新司とさだまさしと、井上陽水は歌わずにトークショーだけで食っていけるのかも。
#しかしこうやって列挙すると、トークの面白い人は、良い詩を書くね。

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シロクジャク(オス)の求愛行動に遭遇

先日見つけた、奈良・野鳥の森を再び訪問してきた。
前回、その美しさにうっとりとしたシロクジャクであるが、羽を広げたオスを観察することはできなかった。

それからというもの、毎日布団の中で、羽を広げたシロクジャクの姿を想像しながら眠りにつくのが日課になっていた(大マジ)。
今日は、少々気温は低かったが、天気が良かった。
淡い期待を込めて、野生の森を再訪問してきた。

すると、オスのシロクジャクが出血大サービスをしてくれた。

尾羽を広げたオスのシロクジャク

美しい。
まさに、純白の孔雀である。

惚れた。
抱かれてもいい。

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中華の店 味栞

味栞団地の中の庶民風中華。
店名の読み方は「みかん」。

Fujimaru-diaryの記事によれば、

経営方針を聞くと「お客さんに味をわかってもらい、それが口コミで伝わるような、お店にしたい」という。この味栞というお店の名前は、お客さんにこの店の味を知ってもらい、それが頭の中に栞として残って欲しいという願いを込めて命名したという。

だそうだ。

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