NTTとセレゴ・ジャパンの業務・資本提携について
日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三浦惺、以下NTT)と、セレゴ・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:アンドリュー・スミス・ルイス(共同創立者)、以下セレゴ・ジャパン)は、日本におけるネット教育サービスの展開について、業務提携することで、本日合意しました。
あわせて、NTTの100%子会社であるNTTインベストメント・パートナーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:渡邊大樹、以下NTT-IP)は、本業務提携の関係強化を目的として、セレゴ・ジャパンの親会社であるCerego LLC (本社:カリフォルニア、代表取締役CEO:エリック・ヤング(セレゴ・ジャパン共同創立者))と合意の上、セレゴ・ジャパンに対する出資を行うことを決定しました。
セレゴ・ジャパンのオンライン無料言語学習サービス smart.fm(旧 iKnow)は、当方も利用させてもらっている。
#最近は、サボり気味だが。
セレゴ・ジャパンは、もともと有償で企業へ英語学習キットを販売しており(参考記事)、そこで培ったノウハウと財力で無料オンラインサービスを始めたといういきさつがある。
ただ、素人目に見ても、「このサービス、今後の運営はどうなるんだろう。どっかに身売りすることを考えているのかなぁ」なんて思わせぶりなところがあったわけだが。
そうですか、NTTですか。
NTTとしても、物理的な通信回線は強いとしても、その回線で流すデータやコンテンツの脆弱さ(市井の人々が電話やメールでやり取りするくらいでは、回線の設備投資が回収できない)がよく指摘されたり、反省していたりするところだから、ネット・サービスの寵児の一つであるセレゴ・ジャパンと仲良くやりたくなったという気持ちはわからないでもない。
そんなわけで、当方の大人の事情ももちろんあるが、smart.fm は良いサービスだと思うし、両社の提携が成功することを祈念してやみません。