『名誉と暴力』(ニスベット&コーエン)

・・・自分の悩みや揺れ動く心が自分ひとりの私的な事柄なのではなく、世のなかのあり方と深く結びついているのだという理解が、自分の生き方について考えるための手がかりとなってくれることを願ってやみません

『名誉と暴力』邦訳刊行にあたって(山岸俊男)
(強調部筆者)

センテンスの最後を「やませまみ」と空目してしまいながらも、ニスベット&コーエン『名誉と暴力: アメリカ南部の文化と心理』(石井・結城編訳)を読んだ。

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あなたのお薦めを教えてください: 2,319円分

Amazonギフト券残高 2,319円

危なく忘れるところだったのだけれど、僕はAmazonギフト券の残高を 2,319円分持っている。

普段は、能動的に情報収集して、自分の欲しいものを自分で決定している当方(書評記事を読んだり、いろんな人のblogを読んだり)なのだが、たまには受動的に他力本願で買い物してみようと思った次第。

そんなわけで、何かお薦めの商品(Amazonで買うことができるものに限る)がありましたら、教えてください。商品の種類(本、DVD、CD、その他)は問いません。価格もおよそ2,500円以内であれば(ギフト券で足りない分は、200円くらいなら自腹を切る)、何円のものでもいいですし、予算の範囲内であれば複数の商品をあげて下さってもかまいません。
コメント欄に書き込んでくださってもいいですし、Amazon アフィリエイトをやってる方は、自分のblogにリンクを貼って、当記事にトラックバックして下さってもかまいません。

ただし、勝手ながら、お薦めいただいた商品を吟味の上、購入商品を決定させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

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蟷螂山(祇園祭宵々々山)

蟷螂山今朝7時半頃、知り合いから急遽「今夜、祇園祭の見物に行かないか?」と誘われた。今まで一度も祇園祭を見たことがなかったので、行くことにした。

先日読んだ、森見登美彦『宵山万華鏡』に「蟷螂山」という単語が出てくる。幼い姉妹が、「カマキリを見たい」と人ごみをかき分けているうちに、ふたりははぐれて迷子になってしまうというくだりだ。

「カマキリ」だの「蟷螂山」だの、祇園祭の「ぎ」の字も知らない当方だったので、小説を読んだ時には意味不明だったのだが、今日、実際に実物を見て理解した。屋根の上にカマキリの模型を乗せた山車だったのですね。
説明によると、山鉾の中で唯一ギミックが仕掛けられていて、羽や鎌が動くそうだ。巡行(山鉾が実際に練り歩く)は見に行けないので、そのナイス・ギミックを確認できないのは残念だ。

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僕がドラクエIXの購入を取りやめた唯一の理由

知人にネイリストが何人かいて、彼女らからもれ伝わってくるところによれば、ネイル・アートというのは素人が思っている以上に難しく、その検定試験に合格することも想像以上に困難なものらしい。
だから、ネイリストの皆さんのことをリスペクトしていることに間違いは無いのだが。

<<たぶん、ネタバレ。要注意>>

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選挙カーでは連呼しかしてはいけない

麻生首相は、今月21日に衆議院を解散し、8月18日公示、同月30日投票の日程で総選挙を行うことを決めたそうだ(asahi.comの記事)。

8月中旬から下旬にかけてが選挙運動期間となる。
ただでさえ暑くて腹が立つ時期なのに、喧しい選挙カーが町中を走り回るのかと思うと、今から暑苦しいやら腹が立つやらムカつくやら。

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恵龍山・大聖寺: 西国愛染明王ツアー(7)

大聖寺の愛染さんの御朱印

当方の愛染さんツアーにおいて、最大の難所になるだろうと予想されていた岡山県にある大聖寺を無事に制覇することができた。

役所広司、古手川裕子の像と紫陽花この寺には1万株を超える紫陽花が植えられており、通称「あじさい寺」だそうだ。シーズンは6月から7月中旬にかけてだそうで、今日はもう終わりかけであった。それでも、まだ花をつけている株がたくさんあったし、花弁の大きいものや小さいものなど、名前は知らないけれどいくつかの種類があることはわかって、なかなか楽しめた。今度は、満開の時期に来たいものである。

また、境内には役所広司と古手川裕子の立像があった。1984年にNHKで放映されたドラマ『宮本武蔵』に登場した武蔵(役所)とお通(古手川)の像だそうだ。
ドラマの原作は吉川英治の同名小説。その吉川英治が同作の執筆中に、大聖寺に滞在して構想を練った縁などがあって、この像が制作されたらしい。武蔵が三日三晩大木に吊るされ、反省をするというシーンがあるそうなのだが、その大木のモチーフとなったのが同寺門前の大銀杏だと伝わっているそうだ。

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須磨寺正覚院: 西国愛染明王ツアー(6)

正覚院の愛染朱印

昨日に引き続き、愛染さんの御朱印を獲得すべく、兵庫方面にドライブ。
まずは、神戸市内にある須磨寺へ。

正覚院愛染明王が奉られているのは、須磨寺の仁王門前にある正覚院。寺の前のコインパーキングの正面にあたり、アクセスしやすい。

提灯にも愛染明王と記されており、愛染さんが主役のお堂になっている。
大きなガラス張りで公開されているので、見仏しやすい。2m弱ほどありそうな像なので迫力もある。堂の明るさも程よい。

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再度山・大龍寺: 西国愛染明王ツアー(5)

大龍寺の愛染朱印

先日、テレビでキリスト復活を検証するという、BBC制作の番組を見まして。その番組によりますと・・・

仏教徒の模範であるべき大龍寺の住職に、いきなり他宗教の、しかもかなり重要な位置を占める教義について話を伺うことになるとは。
今しがた、とても立派な寺で朱印状を書き上げていただき、冷たいお茶も出してもらった。お茶はまだ半分残っているし、それよりも大切なこととしては、僕はまだ朱印状の代金(300円)を支払っていない。こんな状況では、そそくさと逃げ出すわけにも行かない。
なぜ俺は仏教徒からキリスト教の話を聞かなきゃならんのかと思いながら、その不可解さと緊張感が顔に出ないように慎重に表情をつくろい、興味深そうな眼差しで話の続きを聞く。

・・・であるからしまして、キリスト教の教えの中心には “愛” があるわけです。仏教も似たような概念がありまして、それを “慈悲” といいます。他人をいつくしみ、思いやることです。

ああ、なるほど。キリストをマクラにして、ちゃんと仏教の話に繋げるわけか。
なかなかの話上手ですな。

しかし、仏教では基本的に “愛” そのものは扱いません。そのような仏教の教義の中で、愛染明王は独特で、”愛” そのものに踏み込もうとしていらっしゃる明王なのです。

そして、ちゃんと僕が愛染明王以外に興味が無いということも見抜き、そこにフォーカスして話をしてくれる。
なかなかのやり手だ。

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摩耶山天上寺: 西国愛染明王ツアー(4)

天上寺の愛染朱印

愛染さんスタンプラリーの第4弾は、神戸市灘区、摩耶山頂にある天上寺

道の両サイドにアジサイ長くて曲がりくねった道(ここで Paul McCartney の歌声が聞こえた人、気が合うね)を、半分車酔いしそうになりながらズンズン登る。当方のシャア専用 WiLL CYPHA の1300cc のエンジンも苦しそうだし。
ヘアピンカーブの連続で、ほとほとイヤになって引き返そうかと思った矢先、道の両サイドからアジサイが目に飛び込んできた。沿道に延々とアジサイが植わっていて、ちょうどシーズンで美しかった。想像力を少々働かせれば、アジサイのじゅうたんの上を走っているような錯覚も得られる。
右の写真は天上寺へ歩いてる途中の写真。アジサイが少ないのが残念。運転中はもっと密度の高いところも通ったのだけれど、さすがに写真は撮れなかった。

そしてまた、神戸の町が見下ろせるので、夜景で釣って女の子を連れ込むのも良さそうだなぁと、邪なことで頭がいっぱいになったり。
昼はアジサイ、夜は夜景。最強じゃないか。

そんな邪念を抱きつつ寺に参拝していいものかと思わないではないが、当方の目的は愛染明王の見仏である。愛染明王といえば、愛欲を追求することを通じて悟りを開こうとする明王だ。むしろ雑念でいっぱいになりながら参拝した方が、好都合ってもんじゃないか。

そんなわけで、いつかデート(デート?デートなのか!?)でここに来ようと思った。

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独鈷山・鏑射寺: 西国愛染明王ツアー(3)

鏑射寺の愛染さん御朱印

愛染さんのスタンプラリーの第3弾として、神戸市北区道場町にある鏑射寺へ。

冒頭の御朱印写真が暗いのは、薄暗い本堂の中で、愛染明王の目の前で撮影したから。そういう意味では、霊験あらたか・・・かもしれない。
西国愛染十七霊場の朱印帖は専用のものが用意されていて(たしか、2000円くらい)、各霊場のページが用意されている。見開きの右側に寺の名前や詠歌が印刷されていて、左側のページに貰い受けた朱印を貼り付けるようになっている。添付用の朱印状は、その場で書いてくれる寺もあるし、事前に書いて用意してあったものに日付だけ書いてくれる寺などもある。後者は、ちょっと興ざめだ。
鏑射寺では、イケメンの住職さん(みうらじゅん用語で「イケ住」)が目の前でサラサラと書いてくださった。その立ち居振る舞いも優美なのに、文字は力強くて感動した。

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